こんな超豪華な出版記念講演があったんだ!

本日は「船橋市市民文化ホール」で
開催された
キャラがすべて!
(きずな出版)
という本が発売される
大内優さん
の出版記念講演会を
聴きに行く機会がありました。

「いまを生きぬく」と題された、
この出版記念講演会。
私も長い間、出版業界にいて
はじめてかもしれません。

きずな出版の櫻井秀勲社長や、
元吉本興業の大谷由里子さん、
コミュニケーション講師の
アンディ中村さんなど、
豪華な6人の講師たち。

それに活躍している
シンガーソングライターさんや、
ピアニストさん、
それに芸人さんが登場する
エンターテイメントのコーナー。

歌手としてCDを出している
大内優さんも歌っていました。
うまいし。
ちなみにギターを弾いているのは、
同姓同名の大内優さんという
ミュージシャンです。

ホールを埋める観客も含め、
これほど大がかりな出版講演は
なかなかないのではないか。
「本を出したこと」を
最大限に活用していますよね。
一度やってみたいものだ(笑)

大内さんは、もともとはテレビ局の
レポーターをしていた方。
その経験を生かし、
いまはメディアを使った
プロモーション戦略をアドバイスする
コンサルタントとして活躍しています。

だからこそ考えつく、
こんなイベント企画なのでしょうが、
本のタイトルどおり、
まさに「キャラがすべて」なんです。

ネットによって、
自分自身がメディアを持てるようになった
この時代。
出版も、映像も、リアルなイベントも、
だんだんと
「自分のキャラクター」を
売りだすためのツールになってきています。

それぞれを
単体のビジネスにするのでなく、
あらゆるメディアを使って
つくりあげたキャラで
「何ができるか」と考える。
これが新しい方向性なのでしょう。

現在もいちばん影響力をもったメディアは、
やはり「テレビ」なのですが、
それすらやはりツールとして活用すべきもの。

詳しくは9月後半に発売される
『キャラがすべて!』という本を
ぜひ読んでみてください!





[夏川が出会った「できる人」たち]

「峠の釜飯」の仕事術

少し前の話になりますが、
金沢からの帰り、横川のサービスエリアで
久しぶりに買いました。

「峠の釜飯」ですね。
駅弁として、
大ロングセラーを誇る商品。
群馬県の
荻野屋さん」が販売しているものです。

けれどもこの「釜飯」が、
一体どのように生まれたか。
知っていたでしょうか?

JRの横川駅が開設したのは、
いまから130年くらい前のこと。
そのころに荻野屋さんも開業したそうです。

当時は碓井峠を登るため、
この駅でしばらく電車を止め、
機関車を替える必要があったとか。
その間に食べるものを売るため、
駅にはたくさんの弁当屋さんができます。

でも、どこも同じような弁当だから、
だんだんと飽きられます。
荻野屋さんも経営危機を迎えたとか。

そこで何とかしようとしたのが、
社長の高見澤みねじさんと
社員だった女性、田中トモミさんという方。

彼女は打開策を打ち出すため、
停まっている電車の乗客1人ひとりに
聞きまくったそうです。

「どんな弁当なら、欲しいですか?」

そこで得たいちばんの要望は
「あたたかい弁当がほしい」
ということ。

いまならレンジでチンすればいいのですが、
当時はそんなものはありません。

そこで考えたのが、
益子焼の釜で炊き上げるご飯。
あたたかさをそのまま保つ
画期的な弁当として
大評判になったんですね。

時代が変わり、技術が変わっても、
当時と変わらず愛され続ける
このお弁当。
今年で60周年だそうです。

いずれにしろ、荻野屋さんがやったのは、
「お客さんの声を聞く」という
当たり前だけど、
多くの人がおろそかにしている
マーケティング手法。
SNSの時代になっても、
本質は変わりませんね。



[効率無視の仕事術]

高校生に何を書くか?

資料に使った
『君はこの言葉を知っているか?』
『働く「しあわせ」の見つけ方』
現代語訳『啓発録』(橋本左内著)
の3冊ですが、
じつは今回、長い作家生活でも
はじめての仕事経験をさせていただきました。

何かといえば、
「高校生に向けた文章」を
書かせていただいたんですね。

といって本のようなものでなく、
教材のアプリに使われる
文章の一部らしい。
書いたのは5本くらいのコラムです。

内容は、
……「勉強しよう!」という気させる記事。

私のほかにも、現役の先生たちが
執筆陣をつらねるようで、
私の文章が採用されるかどうかは
わかりません。

そんな仕事で、
別にギャラも通常ではありませんが、
それでも書いてみたかった。

はたして高校生に、
自分は意味のあるメッセージを
伝えられるのか?
チャレンジをしてみたかったんですね。

あらためて考えてみると、
いまの高校生って、私の当時と比べると
面倒な環境に置かれているような気がします。

少子化で、受験勉強という垣根は、
あまりなくなっている。
学習方法も多様化し、
大学にもいろんな入り方ができるように
なったようで。

一方で就職協定がなくなる話が出ていますが、
有力な企業は、優秀な学生を
通年でゲットしようと狙うようになっている。

その「有力な企業」自体が、
いまは非常に少なくなっているわけです。

つまり「勉強して上へ行く子」と、
「それなりでやっていく子」の
格差が非常に高くなっているということ。

そうなると、
「どれだけ目的意識を
もって勉強しているか」が、
高校生のころからすでに
重要になっているわけです。

今年の「賢者の会」では
高校生にも講義してもらいましたが、
すでにテーマをもって勉強している子もいる。
起業プランをもっていたり、
プラグラムを開発していたり、
発明をして特許をとっていたり、
論文を科学雑誌に載せていたり
……という高校生も
現実にでてきているわけです。

ちょうど橋本左内さんが
15歳で志を抱いたように、
もう「言いなりの勉強」では
意味がない時代になってきているのでしょう。

そんななかで、自分が何かを書いて
啓発ができるなら、
非常に価値のあることです。
これからもこんな機会があれば、
チャレンジしていきたいですね。



[お仕事のページ]

いつのまにか私たちは支配されている!?

本日は夏川が読んだ本の紹介ですが、
いま非常に話題になっている
ビジネス書ですね。

GAFA
(スコット・ギャロウェイ著、東洋経済新報社)

著者は起業家であり、
ニューヨーク大学の教授
……という人です。

いったい「GAFA」とは何ぞや?
G……グーグル
A……アップル
F……フェイスブック
A……アマゾン

なんだ、それなら3つは、
私の『君はこの言葉を知っているか?
で、とりあげた会社じゃないか……と。

禅の言葉→スティーブ・ジョブズ
ガンジーの言葉→マーク・ザッカーバーグ
思想家、ナシーム・ニコラス・タレブの言葉
 →ジェフ・ペゾス

それだけに「賢者の言葉」を実践し、
ハッキリしたビジョンに支えられた企業
……とも言えるわけです。

とはいえ本書は、
自己啓発的な内容ではありません。

いかにこの4社が、
世界市場のあり方を激変させ、
またこの先も世界を
変革しようとしているのか?

そこには明らかな警鐘も含まれています。

そう言われると、
どれも人気企業ですが、
メーカーに、ネット流通に、ITと、
まったく違う会社にも見えます。

ただ、よく考えると、
ほとんどの方はこの4社に、
何らかの形で
「お世話になっている」のではないでしょうか?

いつのまにかこの4社は、
私たちの生活に溶け込んでいる。
すでに情報は、かなり握られているし、
「ない生活やビジネスが考えられない」
という方もいるでしょう。

私だってアマゾンでこの本を見て、
グーグルで情報を調べて、
マックでこの原稿を書き、
フェイスブックでシェアしているわけです。
そう考えると、怖い気がしてきた(苦笑)

ITの勝者となり、
世界に君臨する、この4社。
これからAIや物流の自動化などに併せ、
ますますその威力は大きくなるかもしれません。

すると、世界はどんな脅威を迎えるのか?

「少数の支配者と多数の農奴……」
そんなふうに
ギャロウェイさんは言います。

かつての企業社会で生み出した
仕事の数、従業員の数に比べ、
この4企業が牛耳る世界で
活躍できる人の数は、極端に少なくなる。

あらゆる利益が数人に集中し、
「中産階級」という層が、
ほとんどなくなってしまうのではないかと、
予告されているわけです。

いったい未来には何が待っているのか?
確かなことは私たち、
もっと頭を使って、
生き抜く戦略を立てる必要があるかもですね。



[常識転換の読書術]

最期まで続けられる人生

80年代のはじめに
「キャノンボール」という
映画がありました。

007のロジャー・ムーアさんや、
ジャッキー・チェンさんなど、
早々たる大キャストを揃えたうえで、
豪華なスーパーカーを
ひたすら破壊しまくった、おバカ映画(笑)

大ヒットしましたから、
私世代の方はたいてい
覚えているんじゃないかと思います。

そんな大勢の著名俳優のなかで、
主役を演じたヒーロー俳優。

バート・レイノルズさんですね。
「おヒゲの俳優」として、
子供のころは憧れたものです。

先日6日、残念ながら
この世を去ってしまいました。
享年82歳とのことですね。
お悔やみ申し上げます。

『トランザム7000』『シティヒート』など、
70年代、80年代を通じて
最も活躍している
アクションスターの1人でした。

でも90年代になって、落ち目になり、
破産宣告などもされたとか。

その状況で這い上がる人
……というのは少ないのですが、
この方は21世紀になって
あえて『汚れ役』を演じることで
大復活したんですね。

ポルノ映画の監督を演じた
『ブギーナイツ』(1999年)という映画では、
アカデミー賞の助演候補になりました。

その後、過去にとらわれない
多彩な役を演じることで
最期まで俳優の仕事を続けてきたとのこと。

どん底から這い上がった人の
強さを見せつけたんですね。

そもそもレイノルズさんが俳優になったのも、
怪我でフットボール選手になるのを
断念せざるをえなくなったから
……とのこと。

誰の人生にも、
いいときもあれば、
悪いときもありですが、
どんなときも
「自分にできる最高のこと」を
目指していけば、
苦境を脱することができるわけですね。

ヒーローは何歳になっても
ヒーローのままだった……。

久しぶりに昔の映画を
なんとなく見たくなりました!



[公私混同の時間]