なぜ2月は28日までなのか?

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

2月も今日で終わり、28日になりましたね。

でも不思議に思いませんか?
なぜ31日とか30日の月があるのに、
2月だけ28日までで、たまに29日なのか?
平等に30日の月を増やせば
よかったのではないか?

その理由はといえば、
古代ローマにまでさかのぼるようです。
じつは当時、2月の月は年末で、
3月=1月の、年初め。
なので最後の2月に、1年がずれないよう
調整をしたわけですね。

ただ、これはそうそう簡単ではありませんでした。

じつはローマは紀元前8世紀に
ロムルス王が統一して誕生したのですが、
国家統一のため、
早々に新しい暦をつくっています。

ところがこれ、1年が300日くらいで
かなり適当だったんです。
このままではどんどん
月日と実際の差が開いていってしまう。

で、彼の後を継いだ2代目の王が
最先端の科学力をもっていた
エジプトを参考にして
新しい暦をつくりました。
これが「ヌマ暦」というものです。

そのヌマ暦は、
「偶数は縁起が悪い」ということで
1年を13カ月にして31日の月と
29日の月に分けます。
現在の「2月=フェブラリー」が
調整の月で
23日の年と29日の年があったようです。

この暦は長く使われましたが、
やがてかのジュリアス・シーザーが。
「ユリウス暦」という
より正確な暦を導入します。

ただ、月の名前などは
ヌマ暦のときのものを残したので
閏年のある月=2月は
そのまま継続された。
これが2000年ののちの現在まで
ずっと踏襲されているわけですね。

そんなふうに大した根拠もない
2月の短い月間。

でき上がっているものに
皆が合わせてしまって
変えるのも面倒だからこのままでいいか
……と。
案外とそれで収まってしまうのが、
世の中の法則なんでしょうね。



[効率無視の仕事術]

本当に久しぶりの「天下一品」

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

外食でラーメンを食べた
……なんていうのは、本当に久々でした。

たまたまお昼くらいに、
目黒駅の近くで打ち合せがあったので、
まだ緊急事態宣言中ではありますが、
静かにラーメンならいいでしょうと。

ただ、意外と今はお昼時、
混んでいるんですね。
結局、いくつかの店をのぞいた後に、
天下一品へ……。
まあ、ちょっと安めにはなりましたが、
本当に久しぶりだからいいのではないか。

どこにでもある天下一品。
コロナでも好調そうなのは、
やはり対策が
しっかりしていることもあるのでしょう。
それぞれの席は、
パーテーションで区切られていました。

でも、じつはこの目黒のお店。
私が20代のころ、
最初に勤めた会社のころから
ずっと存在しています。

当時はまだ南北線が存在せず、
神楽坂まで
山手線の高田馬場経由で通っていました。

なので家からの最寄り駅で
目黒駅を利用していたのですが、
よく残業が長引いたりしたあと
夜食で食べて帰ったりしていたんですね。

その後、周りにはたくさんのラーメン店が
新しくできては消えていった。

そんななかで、この天下一品だけは
なぜか変わらぬ価格帯と
変わらぬコテコテのスープと
濃い味で生き残っている。
不思議なものですね。

いよいよ首都圏以外では
緊急事態宣言も解除され、
やっと外食産業のお店にも
再生の時期が到来すると思います。

私もなんだか忘れてしまっている味を
徐々に取り返したい
気持ちはありますが(笑)、
考えてみればここの「天下一品」は
私には社会人としての
「外食ことはじめ」のような位置を占めたお店。

今日この日に、食べる機会を得たのも
何かの縁かもしれませんね。
また来る機会を楽しみにします。



[効率無視の仕事術]

意識して見ると面白い「町の形」

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

画像はちょうど、
国道一号線(桜田通り)と
目黒通りが交わるところ。
左手には
「東京シェラトンホテル」があります。

港区の「日吉坂」と呼ばれる坂ですね。
坂を上り切った辺りが
南北線「白金台」の駅です。

私にとっては生まれたころから
何度も通っている場所。
いまは商店街もまったくなくなり
高いマンションばかりが
並び立つ通りになっています。

ただ、ふと立ち止まって見ると、
こんなに長くゆるやかなスロープが
1直線に続いているんだなと
あらためて気づいてしまう。

じつは地元にはたくさんの坂がありますが、
まったく急でないように見えて、
ここが一番上るのに
しんどかったりする。
「ゆるく長い」というのは、
ゆだんしちゃいけないですね。

けれども、こうした
「勾配」とか「長さ」まで含め、
町を立体的に見る機会は
ふだんにめったにありません。

というのも東京はたいてい
どこも人通りが多いし、
車もたくさん走っています。

ただ、このコロナ禍、
このときもそうだったのですが、
時間帯によっては
「人もほとんど歩いていないし、
車もほとんど通っていない」という
ウソみたいな風景が
東京の街並にも出現しています。

そこには人間が手を加える前の
自然がつくった、
その町の原風景のようなものが
あらためて確認できる。

おそらく、あと1か月、2か月すれば、
そういう景色も見れなくなるかもしれない。
今しかないタイミングですので、
「人のいない町」をできるだけ
観察しておくのは、
面白いかもしれませんね。



[効率無視の仕事術]

河津桜の咲く場所は?

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

今年もいつのまにか
満開になっていました。

近くではここに1本だけある河津桜。

国道一号線沿い、
白金高輪駅の近くですが、
港区の覚林寺(清正公)にある
1本の木です。

別に境内が
桜の名所になっているわけではありません。
歴史的には重要文化財ですが、
小さなお寺で、木なんて数本しかありません。

ところがなぜかその1本が
この辺ではあまりない河津桜で、
どこよりも早く美しい姿を
見せてくれています。

とくに今年はやはり嬉しい
……というのも、
桜をなかなか観に行けません。
東京はまだ緊急事態宣言下です。
とくに昨年はお花見シーズンから
感染拡大に移行しましたから、
少し慎重にもなるでしょう。

そんななかで、
近くにある桜というのは、
とても貴重に思えます。

行楽地の桜を押さえるより、
近場の美しい桜の場所を
ちゃんと知っておくほうが
生活は豊かになるかもしれませんね。

ただ、そもそも桜は「観るもの」ではなく、
「感じるものだ」と
『武士道』などでは説いています。

本来は山で咲く桜の木、
その姿は見えなくても、
日本人は香りで桜の満開を知り、
風にのってやってくる花びらに
春の到来を感じてきたわけです。

目を閉じれば、
そこに桜の姿を思い浮かべることができる。
こうした文化があることが
大事だと新渡戸稲造さんは言う。
「武士道」のような価値観も、
同じだとしています。

だとしたら今年の春は、
「観る」よりも「感じる」ことで
桜を味わうのはいいかも。
宴会して大騒ぎすることで
失われる楽しさもあるのですから。



[公私混同の時間]

「カモの水かき」は本当か?

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

コロナ禍の最近で増えている
天現寺橋の橋の下の古川の風景ですね。
ちょうどすぐ近くにカモの集団がいましたので、
いい機会です。
「カモの水かき」が本当なのか、
しばらく観察をしていました。

よく言いますよね。
優雅に泳いでいる水鳥。
でも、水面下ではかなりじたばたと
足を動かして泳いでいる。

誰かが簡単にそうにやっていることも、
じつは案外と
人知れない努力をしているのだ
……というたとえ。
「カモの水かき」という諺になっています。

実際、見ていてわかったことは、
確かに足の格好の問題なのでしょう。
泳ぐときにじたばたしているのは
事実です。

ただ、それ以上に、
カモってかなりエサを取るのが
ヘタクソなのではないか……?

見ていると何度も水面下に潜るのですが、
まともに魚がとれていることなど
ほとんどなさそうです。

表情はほとんど変わらないけれど、
意外とイライラする人生を
送っているのではないか?
カモも大変だねえ。

かくいう私も、今日は1日、
細かいデータチェックの作業に
追われることになりました。
ベテランになっても、
そんなことをやらざるを得なくなることは
やはりあります。

みんな同じなのでしょう。

だいたいSNSというのは、
「いいところ」ばかりを切り取って
いかにも自慢げにアピールするメディアです。

でも、実際は1つの動画を
何度もやり直していたり。
簡単にやっていることでも、
何度もの思考錯誤を経て実現したものだったり。
私たちが知らないところで
努力している方は
やはり多いんだろうと思います。

リアルな接触が少なくなると、
ついつい忘れがちになってしまうこと。

でも、単に「あの人はすごい」とか、
「羨ましい」ではなく、
そういう部分まで想像して
他人の仕事は見ていかなければ
いけないですよね。



[効率無視の仕事術]