「TKY」の仕事術

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

こちらのカップ焼そば、
日清食品の定番「UFO」の
11月に発売された新味
「T.K.Y」というものです。

「T.K.Y」って何だ?

つまり「T(卵)K(かけ)G(ご飯)」
ならぬ
「T(卵)K(かけ)Y(焼そば)」
ということですね。

そんなもの食べたことない……のですが、
カップ焼そばでは信じられない
濃厚な見事な味。
これはなかなか美味しかったです。

インスタントで
「生卵」の雰囲気を出すために
ふりかけのようなものをかけ、
そのあとに卵黄ソースをかけ、
かきまぜてさらにソースをかける
……という凝ったもの。

じつはこれが新発売ではなく、
他のメーカーからもこの味は
売られていたようですね。
もし生の焼そばでもあるなら、
食べてみたいかも。

もちろん私はTKGも大好きです。
ただ、卵を生で食べるのは、
ほとんど日本で独自に発達した食習慣。

もちろん海外にも、ユッケだったり、
ミルクセーキだったりと、
料理自体はあるのですが、
卵黄のみだったり、
軽く熱を入れたりしています。
生で食べるのは、あのロッキーくらい(笑)

どうしてかといえば「サルモネラ菌」の
危険性があるからです。
細菌は「ハサップ(HACCP)」という
宇宙食向けにつくられた
食品安全規準がよく言われますが、
ここでもやはり卵を生で食べるのを
禁じているわけです。

ところがこのハサップより厳しい
安全管理をしながら、
「安全に食べられる生卵」を
生み出してきたのが、日本の養鶏業。

日本で生卵が食べられるようになったのは
戦後のことで、それほど昔ではないらしい。

しかし人気になってからは、
これを廃れさせないよう
感染症と闘いながら卵の管理体制を
完璧に近いまでに築き上げてきたそうです。

コロナの前は、
そんな「TKG」が海外でも受け、
日本の卵を食べてもらう動きも
出てきていました。

ですから生卵を食べるときは、
私たちも誇りをもって
これをいただくようにしましょう!



[公私混同の時間]

You Are The Champions

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

本日、11月24日は、
かのロックバンドQueenのボーカル、
フレディ・マーキュリーさんの
命日なんですね。

世代を超えて愛され、
昨年はその人生が映画にもなりました。
私も高校生だったとき
ずいぶんリアルタイムで曲を聴いたものですが
1991年の今日、HIV、
つまりエイズに起因する気管支炎で
世を去ってしまいました。
もう29年なんですね。

フレディさんの死後、
エイズ撲滅への動きがかなり
盛り上がりました。
いま現在もHIVは恐ろしい感染症ですが、
それでも病気のメカニズム治療法は、
ずいぶんと進歩しました。

でも今年は別の種類の感染症が、
世界を混乱させているわけです……。

じつはコロナの感染が広がってから
名曲「We Are The Champions」を
少し改変した
「YOU Are The Champioms」という曲が
楽曲配信されています。
https://www.youtube.com/watch?v=7LcLqIHzNkY

提供しているのは、
Queenのメンバー、ブライアン・メイさんと
ロジャー・テイラーさん。
それにアメリカの歌手、
クリス・ランバートさんです。

「私たち(We)」に変わって
チャンピオンになった
「YOU(あなたたち)」とは、
新型コロナに対峙している、
すべての医療従事者たち。
「あなたたちがチャンピオンだ」と
その苦労を労い、
エールを贈った曲にしているわけですね。

この曲による収益は、
すべてが医療従事者への寄付と
ワクチンや治療薬の開発費に
回されているとのこと。

死して29年、
「本人が生きていたら必ずやっただろうこと」は、
ちゃんと仲間たちに受け継がれて、
その意志が実行されていくわけです。
音楽の力、素晴らしいですね。

「この苦しい時期を共有しているなか、
皆が自分の役割を果たし、
困難な状況に取り組み、努力することで、
私たちはこの難題に打ち勝つことができるはず」

そんなメッセージを3人は送っています。

ちょっと日本も今週は
新たなコロナの波で
しんどい感じになるかもしれません。
それでも自分の役割を果たし、
「チャンピオン」でありたいですね。



[Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?]

言葉が世の中の空気を変える

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

昨日は私が現代語訳した
『茶の本』が重版になったと報告しました。

そのほか、編集協力をした
こちらの本も重版になっています。

いいことがたくさんやってくる!「言霊」の力
(黒戌仁・著 三笠書房王様文庫)

発行されたのは2018年の6月。
今回2刷ですから
2年以上越しなっての重版。
こういうのは嬉しいですね。

著者はヨガの専門家であり、
スピリチュアルな分野で活躍する方。
このコロナ禍で「言葉」の重要性は、
やはり高まっているのでしょう。

なんせ巣ごもりが多くなったぶん、
SNSなどで発信される
言葉の量が増えている。
離れていく人とのつながりを、
つなぎとめていくのは結局のところ、
「語りかける言葉」でしかないわけです。

ただ、どうしてもこの時代、
発せられる言葉は、不安だったり、
不満だったり、怒りだったりと、
ネガティブなものが多くなってしまう。

気持ちはわかるのですが、
やはり不満は不満を引き寄せるし、
怒りは怒りを引き寄せていく。
共感を生めば生むほど、
不満や怒りの世界から
どんどん抜け出せないことには
なっていくんですね。

「言葉は、神様があなたを
『幸せにしよう』と贈ってくれた
素晴らしいプレゼント。

その力を上手に活かせば、人から応援され、
仕事の成功はもちろんのこと、
健康で豊かでハッピーな人生が、

自然に手に入ってきます」

そんな黒戌さんからのメッセージ。

何より「楽しいこと」や
「ワクワクしたこと」。
そして「自分が好きなこと」を
言葉するようにしていけばいいんです。

そうすれば自分の周りに
「楽しいこと」や「ワクワクすること」
が溢れてくる。
「自分が好きなこと」ばかりになれば、
毎日は快適ですよね。

言葉が自分自身の幸福感をつくっていく。
毎日何らかの発信をしている私も
気をつけないといけませんね。



[常識転換の読書術]

混沌の世界で今、必要なこと……重版決定『茶の本』の心

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

コロナの再拡大で、
とうとうGOTOキャンペーンも
少し見直されるとのこと。
残念ながらですが、
少しまた活動を抑える生活を
余儀なくされるかもしれませんね。

そんな折りですが、
読書欲求は高まっているのか?
現代語訳させていただいた古典が
重版になっていたとのこと。

岡倉天心さんの『茶の本』。
(致知出版社)
4刷にすでになっていました。
こういう状況下だと
知るのがどうも後々になりますね。

ときは20世紀初頭の帝国主義の時代、
世界が覇権争いをしている中で
日本は遅れて明治の近代化を実現した。

そんな時代に「茶の湯」に代表される
日本的な「和の心」の重要性を
世界に呼びかけたのが本書です。
それが混乱の時代における
1つの道標になるのではないかと……。

これが当時、
世界のベストセラーになったわけですから
私たちは自国文化を誇るべきでしょう。

この精神は、いつの時代だって
求められるものなんです。
現在もそう、コロナへの対策と
先行きの見えない経済状況で
私たちは不安と混乱の渦に巻き込まれています。

ちょうど本書で天心さんは、
古代中国の伝説にある
「霊性」と「物質」の争いに
世の中を喩えています。

その対立によって天空が破壊され、
星々は住処を失い、
月は空の亀裂の中に落ちてしまう。

そこで当時の世界を治めていた王・黄帝は、
これを修復してくれる者を探し求めたのです。
これが東方の海からやってきた
「女禍」という女神でした。

自分たちで解決できない巨大な問題に翻弄され、
世界はつねに女禍の存在を求めている。
ただ、なかなか女禍は現われず、
私たちは翻弄され、いがみあい、不安のなかで
あがき苦しことになる。

で、天心さんは言うわけです。

「ならば女禍の登場を待つ間、
一杯のお茶をすするのはいかがでしょう?」

そう、このどうにもならない現状に対し、
まったりとした余裕。
それでいて自己の存在と他者を認め、
問題を乗り切る強さを持つことこそ
東洋的な「茶の精神」と言うわけです。

なるほど確かにそれは、
今の世界中の人に必要なものかもしれない。
結局のところ私たちは、
「コロナの終焉を待つ」しかないのが
現状ですものね。

そんな困難の乗り切り方を教えてくれる本。
ぜひ興味のある方は
手に取ってみてください!



[夏川賀央の「古典学のススメ」]

「巣ごもり」と子供たち

毎週配信メルマガ「賢者の会」通信はこちら

画像は昨日、通りがかった公園の様子。
すっかり「落ち葉の絨毯」が
出来上がっていました。

なかなか壮観ですが、
気になるのは清々しく晴れた日の
お昼前だということ。
遊んでいる子供たちが
まったくいないんですね。

このところの
コロナ感染拡大の影響でしょうか。
ちょっとお子さんのいる家庭も
巣ごもりムードになっているようです。

じつは11月20日は、
国連が定めた「世界子どもの日」
だったそうです。
1989年に「児童の権利に関する条約」が
定められたことを記念しているとか。

じつは世界が団結して、
「各国の子供たちを守ろう」という動きは
古い歴史をもっていて、
およそ100年前の1923年に
「児童の権利に関する宣言」が
発表されています。
長いけれど、全文を紹介しましょう。

1 すべての児童は、体と心の両面から
 正常な発達に必要な手段を与えられなければならない。
2 飢えた児童は食物を与えられなければならない。
  病気の児童は看病されなければならない。
  発達の遅れている児童は援助されなければならない。
  非行を犯した児童は更生させられなければならない。
  孤児および浮浪児は住居を与えられ、
  かつ、援助されなければならない。
3 すべての児童は、危難の際に最初に救済を
  受ける者でなければならない。
4 すべての児童は、生計を立て得る地位におかれ、
  かつ、あらゆる形態の搾取から
  保護されなければならない。
5 すべての児童が、その才能が人類全体の奉仕に寄与する
  という自覚のもとで育成されなければならない。

これが原理原則ということです。

ところが今日の新聞を見たら、
「日本における感染者が過去最高になった」
というニュースの隣に、
もう1つ日本で「過去最高になった」と
紹介されているものがありました。

何かといえば「児童虐待」の発生件数です。

決してゆるされることではありません。
ただ、今年はとくにステイホームで、
家族が揃って巣ごもりしていることも多い。
これだけそんな状況が続くと、
皆がストレスを抱えてます。

するとついつい、うるさく騒ぐ子どもに対し、
怒りが爆発して、
手をあげてしまったり……と。
そんなことが増えているんでしょうね。

大切な家族を守るためのコロナ対策が、
自身の心を蝕み、
また家族の絆にヒビを入れる結果になっているのでは
本末転倒です。

確かにコロナは不安ですが、
子供たちにとって何がベストかは、
常に配慮されなければならない。
関わる自分自身の心のもちようも
コントロールしていくことが大切になります。

そう考えたら、子供たちと遊ぶのは
決して「不要不急」ではないのかもしれない。
コロナのことばっかりに
とらわれないことも重要かもしれません。




[コロナ後の未来へ]