イチョウ並木に感謝をこめて

こちらは朝の白金台プラチナ通り。
今年は台風で心配しましたが、
見事にイチョウは、
美しい黄色に染まってくれました。

この時期のこの通りは、
本当に美しいですね。

東京のシンボルでもある
イチョウですが、
じつは絶命危惧種である
……ということは、
去年のブログに書きました。

世界的にはそれほど
多くある樹木ではありません。
日本は一生懸命、
その木を守り続けているんですね。

春は明治通りの桜、
秋から冬はこちらのイチョウと、
近所からあまり動かなくても
自然は素晴らしい変化を
演出してくれます。

こういう時期になると、
四季のある日本に生まれたことに、
本当に感謝しなければいけないな

……と思います。

ところが、そんな日本が
いまや自然破壊の筆頭国のような
レッテルを貼られてしまった。

化石燃料……については、
いろいろ異論もあるでしょうが、
せっかくの自然を意識した
再生可能エネルギー開発を
怠っていたのは事実。

プラスチックゴミを大量に出しているのも
また事実。
反省しなければならない点は多いかもです。

先日は日本の若者の読解力が、
先進国中15位にまで落ちた
……という話をしました。
出版人としては痛い話しですが、
あの読書率の高かった日本が、
いまは「本を読まない国」に
様変わりしているんですね。

そもそも江戸時代を見れば、
あえて文明の進化を受け入れず
エコエネルギーに徹してきた日本。

その傍ら、下層の武士や町人にも
読み書きの習得を徹底しました。

だから日本人は
宮本武蔵のような武闘派の人も
出版ができるし、
農民もその気になれば本を書ける。
明治時代の読書率は世界ナンバーワンです。

そんな日本が、
いま大きく変わってしまっている。
自然はこんなに変わらないのに。
私たちはいま、未来への危機感を
大きく持たなければいけない時期
かもしれません。

やっぱり「武士道」だな……。うん。
古典の普及は私も復活させよう!



[公私混同の時間]

100年を超えて続けられる「果たせなかった夢」

12月10日は、「ノーベル賞の授賞式」が
スウェーデンでありました。

日本人の吉野彰先生も、
化学賞のメダルを受け取ったそうですね。
「化石賞」と違って、
こちらは大変名誉なことです!

でも、ずいぶん前に発表された
ノーベル賞の授賞。
どうして今頃に授賞式なのか?

じつは12月10日というのは、
ノーベル賞を創設した
アルフレッド・ノーベルさんの
命日なんですね。

彼の遺言に従い、
遺産を与える形で始まった
ノーベル賞。
ですから命日に授賞式をする
……というのは、当然のことなんでしょう。

このノーベルさんの遺産、
ご承知のように「ダイナマイト」によって
稼いだものです。

ニトログリセリンの発明者である
ノーベルさん、
その発明によって生まれた爆薬は、
19世紀の戦争の時代に
各国がこぞって求める商品になりました。

お陰で大儲けでしたが、
ノーベルさんには「死の商人」という
悪名が常に囁かれるようになります。

そんな彼が愛した女性の1人、
ベルタ・フォン・ズットナーという作家さん。
彼女は平和運動をしていた方でした。

「死の商人」と「平和運動家」の恋……。
んなももの、
うまくいくわけもありません。
ズットナーさんは他の男性と結婚し、
ノーベルさんは生涯独身だった……。

もっとも愛人は何人もいたようですが、
そんな出会いが、
彼に「死の商人」と呼ばれることの
不名誉さを、
強く感じさせるようになったようです。

「私は無益な人間だが、他人の価値を見出し、
称えることはできるはずだ」

『奮い立たせてくれる科学者の言葉90』
で紹介してものですが、
どうせ子どももいない一人身の境遇。
だったら戦争で儲けた遺産は、
平和のために使ってやれ……と、
ノーベル賞の創設を思いついたわけです。

ちなみに先のズットナーさんは、
彼の死後に平和賞を受賞しています。

そういえば平和賞だけ
ノルウェーでの授賞式になりますが、
さすがノーベルさん、
あえてスウェーデンと長年、
仲の悪かった隣国を、
開催地にあえて入れたと言われますね。

自分が生前に引き起こした災難を
すべてシャッフルして、
平和な世界をつくりたかった。
その夢が死後、
100年以上もずっと続いているわけです。



Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?

やっぱり桃子さんは男性の味方!?

本日はこちらの「電子書籍」の紹介。

なぜ女はこんなことで怒るのか
(インプレス、594円)
というもの。

著者は「賢者の会」で
お話をしていただいたこともあります。
「草食男子仕置人」として活躍している
コラムニスト。
神崎桃子さんですね。
本書もパブリシティで送っていただきました!

ようするに男性に向けて、
女性との付き合い方を指南する本。
昔はけっこう売れていましたから、
私も編集者時代に制作したことがあります。

なんとなくそのころに
桃子さんに会いたかった気がするが(笑)、
このテーマ、いまは電子がメーンなんですね。
まあ、そのほうが買いやすいかも。

じつは男性は絶対に、
この本読んだほういいんです。

それは別に恋愛に限った話しではありません。
仕事でも当然ながら、
女性とチームを組むでしょう。
でも、女性の思考方式がわかっていないから、
最高の能力を引き出すことができない。
まあ、私も人のことを
言えた柄じゃありませんが……。

たとえば本書の冒頭には、
女性が買い物に
「迷う」という話が出てきます。

「女性脳は最終的な決断をすぐに下さない」
「情報を集め、たくさんの選択肢の中から
よいものを選ぼうとする」
それは種族生存のため、
よりよい男性の遺伝子を見分けてきた
本能から発したものなのでしょう。

だから女性には情報を与えないといけないし、
選択肢を与えないといけない。
「こうしてほしい」という意思があれば、
そこに納得してたどりつけるように
男性は導いてあげる必要があるんですね。

・「コレとコレどっちがいい?」と聞かれたら?
・「なんでもいいよ」と言われたら?
・「この子カワイイと思わない?」と問われたら
・愚痴や不満を言われたら……?
「仕事と私どっちが大事なの?」
……と言われたら?

さすが桃子さん、軽快なタッチで
明確に面白く、案外と男性の心に
グサッと刺さることを言ってくれる……(笑)

ぜひ気になる方は、
ダウンロードしてみてください。
電子ではかなり、評判もいいみたいですよ!



[常識転換の読書術]

「不自由」を理解する

12月9日というのは、
「障害者の日」なんだそうです。

なんでも1975年の国連総会で、
この日に
「障害者の権利宣言」というのが
採択されました。

その日を記念して
「障害者の日」ができる。
じつは3日が「国際障害者デー」で、
ずっと
「障害者週間」だったそうですね。

だから特別に障害者を意識しよう
……というのは間違いでしょう。

ふだんから私たち、
「そういうことで不自由になる人がいる」
ということに
もっと配慮しないといけないですよね。

前に足の悪い母親と、
地下に降りたところにある
ファストフード店に行ったときです。、

母親は手すりさえあれば
階段を上がれるのですが、
手すりが壁づたいにあるものですから、
そこに自転車を止める人が
結構いるんです。

本当はこれ違反なんですが、
隅だからいいだろうと、
みんなやってしまう。
「足が不自由な人がそこを使う」
ということが
頭から抜けているんですね。

自転車をどかしているところに
当人が来たので、
思わず、「置くなら堂々と
真ん中に置いてください」と
文句を言ってしまいました(笑)

別にあらためて権利を主張されなくていい。
障害者はただ、障害があって
何かが不便になっているだけ。

日本語がわからない外国人に
身振りで示すように。
重い荷物を女性に持たせず
男性が持ってあげるように。
ただ、「当然の配慮」として、
健常者はマナーをもって平等に
「不自由」をかばってあげるようにしたいですね。

画像は来年のオリンピック、
正式種目となったサーフィンに
選手として出るのだろうか……?

パラリンピックじゃないですよ。
片腕のプロのサーファー。
ペサニー・ハミルトンさん。

子どものときにサメに襲われ
左腕を失ったのですが、
それでも努力してサーファーになりました。
映画にもなっていますね。
スゴい人がいるものです!



[公私混同の時間]

ママたちのバイブルにぜひ活用ください!

本日は本の紹介、
著者の渡辺のぞみさんに
いただきました。

ママのゆるコツ事典
(文響社)
という本ですね。
本体1280円で発売中です。

開いたページは
「嫌われ野菜たちの攻略法」と
題されていますが、
ピーマンやにんじんなどの野菜を
どうやって子どもに食べさせるか!

個人的には「タマネギ」が
欲しかったかもですが(苦笑)、
こんな感じで小さいお子さんを持った
お母さんに、
必要な情報がイラストで盛りだくさん!

朝の起こし方に、お弁当のこんだてに、
むずるときの対処に、歯の磨き方に、
お片づけのさせ方、絵本の読み方、
健康管理に、お風呂の入れ方に
「なぜ?」って問われたときの答え方に!

そのほか、夫の扱い方に、ケンカの仕方に、
祖父母の扱い方に、
職場との両立の仕方まで。
ダイエットや自身のメンタルケアまで入り、
とにかく、ありとあらゆる知恵袋が
満載されています。

よくここまで大量の情報を集め、
1冊の楽しい本にまとめあげたな……と
感心しますよね。

「お母さんは本当に大変だな」と思うのは、
こんな「自分を称賛する合言葉」も
集めていること。

出来合いのお惣菜を買うとき……
「外食するより安いし!」

冷凍食品を選ぶとき……
「添加物が少ないものを選んでいるし!」

掃除ができないとき……
「いつかやろう、って思ってるし!」

家事が後回しになるとき……
「だって、子どもと過ごす時間が
大切だし!」

ええ、その通りですとも(笑)

著者の渡辺さんもやはり、
忙しいフリー編集の仕事をしながら
主婦としてお子さんを育ててきた方。
それだけに皆が抱えている悩みはわかるし、
何とかやりくりして
やるべきことを両立させてきた。

おそらくは同じ環境に
いなければわからない、
「これが知りたい!」という
切実な情報なんでしょうね。

さらに
「子どもに四季を教える」
なんていう項目は、
出版関係でないと思いつかないかも。
でも、知っているとこれ、
とても尊敬される親になれそうです。

小さなお子さんを抱えている方は、
ぜひ手元に置いておくといいかもですよ!



[常識転換の読書術]