「渋谷駅」の仕事術

自宅のそばから
「渋谷行き」のバスに乗ると、
いまはちょうど
この手前が終点の停留所になるんですね。

一瞬、「どこに連れて来られたんだ」と
驚きましたが、
11月1日にオープンした新しい駅ビル
「渋谷スクランブルスクエア」です。

テレビでも頻繁に紹介されていました。

かの渋谷にあって、地上47階の
一番高いビルになります。
ヒカリエのビルを見下ろす状態。

上には東京を一望できる
ガラス張りの展望施設があり、
サイバーエージェントやミクシイなどの
IT企業が入り、
新しいショップやレストランも
これみよがしに入っている
……そうですが、
残念ながらまだ
そこまで見学できていません(苦笑)

いずれ観てきたら、
紹介するようにしましょう!

ただ、何よりこのビルの大きな特徴は
「駅ビル」だ!……ということです。
JRと東急電鉄が組んで、開発しています。

そこで、あまり言われていませんが、
その構造には「アーバンコア」という
特殊な概念を取り入れているそうです。

何かといえば、渋谷のすり鉢上の地形を、
エスカレーターなどを駆使して、
縦横にスムーズに移動できるようにする
……というアイデアだとか。

行ったことのある方はご存じでしょうが、
なんせ渋谷駅というのは、
非常に「わかりにくい駅」です。

JR、地下鉄、井の頭線など、
たくさんの電車が連結していますが、
いかんせん、駅から駅に
どう移動していいかわからない。

その問題はもう、私が子供のころから
「渋谷駅の面倒なところ」として、
当然のことになっていました。

これがとうとう、
克服された……という。

本当にそうなのか?
じつはまだ慣れていなくて
多少まごまごしたところもあるのですが、
地上の工事がすべて終わると、
かなり便利になりそうな感じですね。

誰もが感じていた問題、
対策はずっと考えられていたわけです。
次に行ったときには、
少し探索してみましょう!



[公私混同の時間]

「さざれ石」の秘密

先日は新天皇陛下の
素晴らしい即位パレードがありました。

私はテレビで観ていましたが、
つむいでいく歴史の一瞬を
こうして私たちは生きているんだな〜と、
ものすごく感謝する
気持ちになりましたね。

昭和が平成になったときは、
そこまで実感しなかったけれど。
自分もそれだけ人生を経験してきた
……ということでしょうか。

で、そんな長い歳月を象徴して
我が国の国歌『君が代』で
歌われているもの。
画像は「さざれ石」ですね。

こちらは先日訪れた、
鹿島神宮にあったものです。
けっこう大きい!

じつは『君が代』に出てくる
「さざれ石」は、
岐阜県でとれるものだと言います。
ただ、成分はあまり変わりません。

地質学的には「石灰質角礫岩」と
言うんだそうですね。

まず細かい石灰岩が堆積すると、
圧迫されて「醸成作用」という、
石の中に含まれる水分が
少しずつしみ出していく現象が起こります。

その水分の中に溶け込んでいる
炭酸カルシウムなどの成分が、
やがて石灰岩と石灰岩の間を埋めていく。
すると画像のように、
細かい石が融合して
巨大な岩に成長するわけです。

なら、歌われるその
「長い歳月」はといえば、
だいたい数百万年という単位になるとか。

しかも非常にもろい性質のため、
地上に露出すると、
すぐ砕けてしまうことが多い。
だからこうして
「さざれ石」として存在しているものは、
ものすごい確率の偶然が左右して、
地上に残っているわけです。

なるほど、私たちは
そんな瞬間を生きているということ。
しっかり胸に刻みたいですね。

ちなみにもう一つの『君が代』の
「長い歳月」を表すキーワード。
「苔がむす」というのは、
じつのところ1、2か月もあれば
完成するとか(笑)

まあ、こっちは植物ですからね。
そんなものなのでしょう。



[公私混同の時間]

11月16日にまた「賢者サロン」を開催します!

天皇陛下のパレードがあった本日。
いい季節になってきましたが、
次の土曜日にまた
「賢者サロン」を開催させていただきます!

すでにフェイスブックページは
つくっています。
https://www.facebook.com/events/2509939399100600/

あえて招待状等は出しませんが、
参加は自由。
11月16日の16時30分から。
場所は大崎のスターバックス、
ブライトタワー店になります。

相変わらず趣旨は変わりません(笑)
ただ、「私がいるだけ」。

アバウトな交流会ですが、
いろいろ情報を聞くことで、
私にとっては本のネタ集めになるし、
「賢者の会」のアイデア出しもできる。

また、何かしらのプロジェクトの
きっかけになることもあれば、
可能性を秘めた「出逢い」も
あるかもしれません。

まあ、そんなことを期待しながら、
楽しく雑談ができれば
……ということです。

もし文章を持ち込んでいただければ、
アドバイスなども、
その場で実施いたします!

文章はパソコンやスマホの
データでもOK。
指導というにはおこがましいのですが、
前回は本の装丁関係の文章で
意見を述べることもありました。

ちなみに前回のレポートはこちら。
http://gao-kai.com/?eid=3660

編集者に、ネット事業者に、料理人に、
大手通信会社のマネジャーに、
カメラマンに、デザイナーに……と、
集まりはバラエティーに富んでいて
面白いですよね。

皆さんの意見も参考にし、
イラストレーターのWatanabeは、
すぐにキャラクターグッズの販売も
始めています。
https://suzuri.jp/raako223

今回はどんなことが起こるのか。
気楽な会ですので、
お時間のある方は、のぞいてみてください。



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

岡倉天心さん、人生の最期にたどりついた場所

現代語訳させていただいた
明治期の世界的ベストセラー
茶の本』。

著者は、
日本美術を世界に知らしめた思想家、
岡倉天心さんですね。

新渡戸稲造さん同様、
ブログではちょくちょく
紹介していますが、
その人生の最期に住んだ場所というのが、
茨城県の、もう福島に近い海岸。
五浦(いづら)海岸
……という場所です。

「奇岩」も多い景勝地ですが、
はじめてそこに行く機会がありました。

天心さんが住んだ痕跡は、
いま「天心遺跡」として
保存されています。

そこにあるのは、
世界的著名人が
こんな場所に住んでいたんだな
……という、
本当に海岸にひっそりとある
質素な旧民家。
非常に心安らぐたたずまいです。

そしてスゴいのは、
海岸の岩の上に、
せり出すように建てられた建物。
天心さんが冥想に使った
……という
「六角堂」ですね。

画像で見るように、
荒波を見下ろす場所。
中はどうなっているかといえば、
畳が敷いてあるだけ。
つまり、
「茶室」の構造なんですね。

残念ながら中には入れませんが、
ここで静かに真っ暗な海を見ながら
天心さんは、
冥想しながら一夜を過ごしたといいます。

たぶん、ほとんど「海」と
一体化するような感覚ですよね。
恐れとか不安を超越し、
すべてが「ありのまま」という
状態だったのではないか。

六角堂には北原白秋さんなど
多くの文豪や芸術家が訪れ
思索をしたと言います。
すごい力があったんですね。

残念ながら2011年の
津波で失われましたが、
いまはこうして再建されています。

なお、この地のすぐそばに
天心さんのお墓もあり、
お参りをしてきました。

何より資料館の中をのぞけば、
本棚の片隅に緑色の本……。
私が訳した『茶の本』ではないか !!

こうして置かれているのは
嬉しく、また誇らしかったですね。

近くには有名な
「天心記念五浦美術館」
もありますので、
ぜひ機会があれば行ってみてください!







[夏川賀央の「古典学のススメ」]

仕事の原点を思い出させてくれる場所

本日は、母親の友人の
旦那さんが亡くなった……ということで、
朝早くに車で母を
葬儀場に送ることになりました。

そこで役目を終えたあと、
私はせっかく早くに車を出したので、
少し遠出。

茨城県の「鹿島神宮」まで、
そのまま行ってきました。

以前も鹿島神宮のことは、
ブログに書きました。
大和朝廷による東日本支配の
拠点になった場所……であり、
関東で最も古い神社と言える場所。

その通り、写真は「奥社」ですが、
非常に神聖な空気が漂っています。
ここはさすがに
気が引き締まりますね。

以前、ここに来たあとで、
日本史の本の執筆などが決まり、
仕事が新しく展開するようになった
経緯があります。

今回も少し、
自分にエネルギーを注ぎたい
……ということで、
久しぶりにやってきました。

まあ、なかなか機会が
つくれなかったので、
いいタイミングでしたね。

必ずここで飲むのは、
泉に流れる沸き水を
そのまま使って淹れるコーヒー。
御手洗池の脇のベンチで飲むと
心が癒されます。

かき混ぜるために使う
「炭」のマドラーは、
そのままお土産にできるもの。

コーヒーは500円、
単体でマドラーを買うと
350円……。
絶対コーヒーを飲んだほうが得ですよね、。

なお本日は朝が早かったお陰で、
ここに着いたのもまだ午前中の時間。

なのでせっかくだから……と、
さらに遠方になりますが、
岡倉天心さんの眠る
「五浦(いづら)海岸」まで
行ってしまいました。
その話は、また後日にしましょう。





[公私混同の時間]