東京の港の30年

先日、江東区の有明にある
「東京ビックサイト」に行った
話をしました。

写真は有明地区を
久しぶりに乗った「ゆりかもめ」から
見た風景。
手前にあるのが客船ターミナルですね。

私にとって非常に感慨深いのは、
じつは私は仕事をはじめた当時、
東京港の記念プロジェクトに
参加したことがあったんです。

それは私が最初にいた会社でのこと。
まだ若い実務担当者でしたが、
記念誌出版に携わったんですね。
1000ページを超えるような
分厚い本をつくりました。

私世代の人は、
かつて晴海にあった展示場を
覚えている方もいるかもしれません。
ちょうどスーパーカーブームが
あったころ。
小学生でしたが、
モーターショーに連れていってもらった
思い出があります。

その国際展示場が、
有明に移ったのが、96年のこと。
おそらくは私が記念事業に
参加していたころだったと思いますが、
東京港の新しい目玉として
出来上がったものなんですね。

ただその記憶が定かでないのは、
あれから東京の港、
もとの風景がわからないくらい
一変したんです。

私もよく来ましたが、
倉庫や工場が建ち並び、
艀が行き来したような光景が、
いつのまにか高層ビルが建ち並び、
緑の多い
オシャレな港になってしまった。

まあ、現地に行けば
変わらない部分も多いのですが、
人がつくったものというのは、
あっという間に一変するんだなと
つくづく感じます。

じつはこの辺りができたのは、
関東大震災の影響です。
震災のガレキ処理を兼ねて
埋め立てられた結果、
できたのが有明という場所なんですね。

そんなやむなくできた埋め立て地が、
こんなふうにまで進化したのが、
この平成の30年。

いまは来年のオリンピックの
メーン会場の1つにもなる
……ということで、
新しい拡張工事がすすんでいます。

とすると、
自分がその昔にかかわった
港の新時代も幕を終えて、
次のステップへと
進もうとしているんですね。

もう少し今度は時間をかけて、
変化の様子を確認したいと思いました。



[公私混同の時間]

今年も紹介、桜と「武士道」

いよいよ本格的に
桜のシーズンになってきましたね。

写真は近くに公園ですが、
この週末くらいには
満開になるんじゃないだろうか。
ちょっと天気は心配ですが、
お花見には最高かもしれません。

だいたい、このシーズン、
翻訳で本を出版してからは
武士道』のことを
ブログに書いています。

そのくらいじつは
新渡戸稲造さんの名著『武士道』で、
「桜」は重要な要素として
扱われているんです。

ある意味、
アメリカで出版された本書は、
「日本人の精神である武士道」
とともに、
日本的精神の象徴でもある「桜」を
世界に紹介した本
……といえるかもしれません。

そもそも『武士道』は、
冒頭から「桜」です。

「武士道は、我が国の
『桜の花』と同じものです。
それは日本の土壌で生まれ、
今なお我が国の特徴を象徴している、
固有の花に他なりません」

そして本の終わりも、
やはり「桜」。

「武士道は
その象徴である花のように、
四方からの風に吹かれて
散っていきます。
けれどもその香りは人類を祝福し、
人生を豊かなものにしてくれるのです」

桜が散ったあとでも、
その香りで私たちの心を満たすように。
また、目をつぶれば、
日本人なら誰でも、
桜の美しさや香りを
思い浮かべられるように。
「武士道」もまた、散ってもなお
日本人の精神の中に深く宿っている……と、
新渡戸さんはうったえているんですね。

実際、「古戦場」とか「お城」など、
武士が活躍したところは、
たいてい「桜の名所」になっています。

暴れん坊将軍の徳川吉宗は、
隅田川沿いなどに
桜並木をつくりましたが、
やはり将軍や大名の趣向で
日本の城下町は
桜だらけになっていったわけです。

そういう意味ではやはり、
「武士たちが愛した花」
であったことは確かなのでしょう。

これからお花見をする方は、
ぜひそうした
「日本人の心の象徴」として、
桜を見ていただくといいのかな
と思います。



[武士道の読み方]

垣間見た「ファッション最先端」の世界!

写真は、昨日に訪れた場所。

賑わったブースと、
上には
「国際アパレルEXPO」の文字。

こちらは東京ビックサイト、
つまり国際展示場で行なわれていた
ファッションの見本市。

「第6回 ファッション・ワールド」
という、
アパレルの国際見本市を
見学する機会があありました!

なぜか
「デザイナー・スタイリスト」という
名札を付けての入場。

いつからそうなったのよ?
……という感じですが(笑)
とにかく楽しくは
見学させていただきました。

畑違いではありますが、
やはりいろんなビジネスの現在を
見てみたいのは仕事がら思うこと。

なるほどメーカーさんとバイヤーさんは、
こんなふうに出会っているんだな!
……という、
ビジネスの成否を決める芽が、
この場で多く展開されるわけです。

プロの方たちが、
いろんなところで自分たちをアピールし、
また交渉していました。
本当はじっくりその様子を
見ていられるとよかったですよね。

「国際見本市」ですから、
やはりいろんな国から、
商品アピールをする人々が来ています。

そのなかで目立つのは、
やはりアジアの国々の進出ですよね。

とくにタイやベトナム、
あるいはバングラディシュなどの
東南アジアの国々のブースが
結構目を引きました。

しかも民族衣裳や工芸品でなく、
普通にファッショナブルな服や
アクセサリーを紹介している。

ひょっとしたらこういう中から、
強力なブランドが育っていくことも
あるのかもしれませんね。

新しい時代の到来に合わせ、
いろんな業界の、
いろんなビジネスの未来を
紹介できたらと思っている現在。

「こんな面白いのがあるよ」
というものがあったら、
ぜひ紹介してほしいですね。
可能なら取材して文章にしたいです!



[効率無視の仕事術]

貴景勝さんの「武士道」

今日の午後は珍しく、
「武士道」という言葉が
いたるところで聞かれました。

新しく大関になる力士、
貴景勝さんの口上ですね。

「大関の名に恥じぬよう
武士道精神を重んじ、
感謝の気持ちと思いやりを忘れず
相撲道に精進して参ります」

日本で出版されている
武士道』の
翻訳者の1人(致知出版社)
……としては、
とても嬉しい気持ちになりました。
本と結びつけばいいですけどね(笑)

新渡戸稲造さんが論述している
「武士道」。
新大関の貴景勝さんと
確かに一致するところはあります。
何よりクールなところがありますよね。

知ってのとおり貴景勝さんといえば、
所属していた貴乃花親方の部屋で、
ここ1年、さまざまな問題に
直面してきました。

暴力事件に始まり、
最後は自分のところからも
問題が出てしまった……ということで、
部屋は消滅。

貴景勝さんは新しい部屋に
移って勝ち星を重ね、
優勝を経験し、
大関昇進をつかみとった。
でも、その間ほとんど、
表情1つ変えることもなかったですよね。

感情を抑え、行動でもって
意志を表明する。
まさに「武士道」の時代、
武士たちがもっていた
気質に近いものがあります。

もう1つ、
武士道の「忠義」というのは、
この方の考え方に一致するのかもしれません。

武士というのは、
よく「主君に絶対」と思われがちです。
忠臣蔵の話などは、
その典型的なものでしょう。

ただ、戦国時代から一貫して
「主君を変える武士」というのは、
多くいたわけです。
貴景勝さんの場合は仕方なくですが、
師を変えることにはなりました。

ただ、武士はどの君主に仕えても、
その君主が成功するよう、
命を尽くす。

『武士道』で述べられているのは、
「忠義」というのは、
「特定の誰かに忠実に仕える」
ということでなく、
「己の役割を、ときには命をかけでも
忠実に貫き通す」
ということなんです。

それは貴景勝さんの言う、
「相撲道」に通ずるものなのでしょうね。

部屋で何があっても、
ただ1つ
「力士としてやるべきこと」に徹してきた。
それがこの結果なのでしょう。

ぜひ不在になった日本人横綱を目指して、
頑張ってもらいたいですね!



[武士道の読み方]

企業パンフレットを制作させていただいてます!

こちら以前に制作させていただいた
アイティーデザイン株式会社さんの
パンフレットの改訂版の誌面と、
今回、修正させていただいた
クリアファイル。

毎年、この時期は、
リクルートイベントなどもあり、
改訂をさせていただいています。
「賢者の会」からの縁ですが、
本当にありがたいですね。

基本、私の仕事というより
賢者のビジネス研究所」の仕事。
イラストレーターであり、
デザイナーでもあるWatanabeが
担当します。

本人もブログで紹介していますよ!
http://jyoseiryoku.com/?p=2141

私も文章を書きますし、
編集ももちろんできる。
デザインから企画までできるから、
案外と出来上がりにも自信を持てる。

出版だけではしんどくなっている現在、
もっと伸ばしたい分野の仕事ですね。

かつてとオフセットと違って、
いまはオンデマンド印刷の時代。

値段が安くなった分、
制作料と合わせても、かなり割安で
仕事を受注できるようにはなりました。

ただ、昔のゲラ刷りや色校と違って、
DTPで作成したあと、
印刷がかなり一発勝負なところは
あったんです。

でも現在は、
最後に本紙校正のできるところを選び、
それをスケジュールに
組み込んだりもして、
余裕をもった制作ができるようにも
なっています。

仕上がりもキレイですよね!

クリアファイルは、
今回は改訂版ですが、はじめての仕事。

そういえば、
「のぼり」であったり、
「椅子カバー」であったりと、
最近はグッズ依頼の仕事も出ています。

そもそも編集や
ライティングのプロである私と、
デザイン・イラストのプロ。
それにコンサルタントが組んでいるのが、
私たちの会社です。

その力を合わせて、
皆さんのお役に立てることがあれば、
ぜひぜひお手伝いさぜていただきます。

私たちに気軽に相談くださいませ!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]