台風に気をつけて、知っておきたいそのグローバルさ

非常に大型の、台風24号が、
日本縦断ルートに入っています。

「記録的暴風雨になるかも」
ということなので、
本当に皆さん、注意しましょうね。

写真は近くの古川ですが、
たびたび水位警報が発令されます。
溢れないかどうか、
今回もちょっと心配です。

にしても、今年は困ったことに
大きい台風の被害が続いています。
しかも毎年、
規模が大きくなっているような気が!
この調子で年々、
台風が大きくなると怖いですよね。

そもそも台風、
英語だと「Typhoon(タイフーン)」です。
「津波(Tsunami)」のように、
日本語の「台風」が英語になったのだろうと、
ずっと思っていました。
違うんですね。

日本語の「台風」は、
じつは英語のタイフーンを
日本語表記にしたもの。
ジャパンオリジナルではなかったんです。

では「タイフーン」という言葉は、
どこからきたのか?
中国語の「大風」からきたとも言われるし。
アラビア語源説や、ギリシャ語源説もあります。
ハッキリしないんですね。
(語源由来辞典)

ただ、特定の言葉を当てたくなるくらい
欧米人は日本付近にやってくる
この季節的な暴風雨を恐れたんです。

まあ、世界中を大航海していた
国々ですからね。
日本は長く鎖国していましたが、
中国や東南アジアには大挙、
出没していました。
東シナ海などでは、
ずいぶん悩まされたんでしょう。

では、日本古来の台風の呼び方はといえば、
「野分(のわき)」です。

まさに大地を分けて、蹂躙する嵐。
やっぱり日本でも、
それだけ恐れられてきたんですね。

「吹き飛ばす石は浅間の野分かな」
とは、松尾芭蕉の句です。
平然と歌っていますが、
石を吹っ飛ばす破壊力です。

ここ2、3日は、あまり外出せず、
通り過ぎるのを待ちたいですね。



[仕事ができる人の歴史入門]
夏川の「日本史」入門はこちら

小さな書店にも飛び込んでみる

川崎市の登戸駅にある、
商業施設内にある小さな書店。

文教堂さん、と思いますが、
あまり利用する駅でもなく、
入ったこともありません。

そもそもビジネス書のコーナーは小さく、
半分以上を雑誌やマンガが占めている
地元の本屋さん。

でもビックリです。
棚ざしですが、ちゃんとありました。
私の本。
君はこの言葉を知っているか?

しかも近くを見ると、
「すぐやる!」で、人生はうまくいく
も置いてあります。

大きな書店さんでも、
見つけるのは難しいのに(苦笑)
ちょっと感動してしまいました!

編集者時代、
どこかの町に行って本屋さんを見たら、
「とりあえずは入る」
というのが習慣でした。

別に本を買うのが目的ではない。
ただ、並べてある本をざっと見るだけ。

まあ、多くの場合
ラインナップはさほど変わらないのですが、
自然に書棚の本の数々が頭に刷り込まれ、
「こんな本が売れるんじゃないか」という
企画の思いつきにつながっていたのかな
……と思います。

ところが独立して
本を企画する仕事から、
本を書く仕事になった。

そして日本全国から本屋さんが少なくなり、
さらには縮小して、
どこでも売れている本しか
扱わないところが増えてきた。

そんななかで
「本屋さんを見よう」
というモチベーションも低下し、
いつしか本屋さんに入る回数も
減ってしまっています。
よくないですよね〜。

せめて自分のつくった子どもたちが、
ちゃんと元気でいるのかは、
あらゆる本屋さんで確認したい。

気持ちをあらためて、
「本屋さんを見つけたら入ってみる」
という習慣を再開します!

これも原点回帰ですね。



[公私混同の時間]

「ぜんざい」の仕事術

こちらは京都でのランチ。

三十三間堂の近くになりますが、
時間がなかったので、たまたま見つけた
甘味屋さんのようなお店。

「お昼もやっているんだな」と、
案内されたのは、
この畳と座布団の、純和風スペースです。
窓の向こうには庭園もあり、
思わず「ザ・京都」という雰囲気を
味わうことができました。

お客さんも自分のほかは一組で、
ほとんど独占状態でしたね。

メニューも種類は少ないのですが、
釜揚げうどんと、白玉ぜんざい。
ぜんざいは必ずセットなのね……と。
これも京都らしさなんでしょうか。

「ぜんざい」というスウィーツ名。
じつは東京の人間には、違和感があります。

それは通常、あんこの汁のみ……で、
粒が入っているものは、
「お汁粉」ではないか。

でも、こっちではこれが正解。
関西と関東で、呼び方が違うんですね。

その「ぜんざい」が京都名物かはさておき、
京で育ち、京で活躍した
歴史的人物が名付け親になっている
……という説があります。

それが誰かといえば、
一休さん……です。

室町時代の禅僧。
とんちの達人……というのは漫画の話で、
実物はかなり破天荒だった、
自由きままに生きたなお坊さんです。
風流人として、詩や書画の世界に
功績を残しました。

その一休さんが、この小豆の汁を
「はじめて食べた」とされるのですが、
そのとき言ったのが、
この言葉だったんですね。

「よきかな」……。

つまりは「美味しかった」のでしょうが、
じつは仏教の褒め言葉でもあり、
漢字に直すとこうなります。

「善き哉」

音読みすると「善哉=ぜんざい」と。
これが命名になったというわけです。

あくまで一説であり、
本当のところはわかりません。
でも、「よきかな」と食べるのは、
なかなかこれも味わいがあります。

ぜひ記憶しておいてください!



[仕事ができる人の歴史入門]
夏川の「日本史」入門はこちら

そろそろ原点回帰で、自己啓発の時代!?

再び紹介する、井上裕之先生の
「変われない自分」を一瞬で変える本
(きずな出版)

発売2か月を前にして
もう5刷だそうですね。
最近の自己啓発書ではなかなかない、
ヒット作になっているようです。

にしても、この本が売れるのは、
私たちビジネス書を編集する側から見ると、
嬉しいことですよね。

確かに、累計で120万部を
超えている実績のある先生ですから、
ネームバリューで売れているぶんは
確かにあるのでしょう。

でも、最近はビッグネームの方でさえ、
著者名だけでは売れない時代です。

それよりテーマとなっている
「自分を変えたい人」が、
世の中にまた多くなってきた
……ということなのでしょう。

「自分を変える」
「潜在意識の力を生かす」
考えてみれば、
自分が編集者だった時代は、
「王道」とも言えるくらい
出る本出る本、売れていました。

ところがだんだんと、
そういう本を読む人も減り、
これもビジネス書が衰退する
一因となってきたわけです。

でも、また新鮮さをもって戻ってきた。
出版社の方、自己啓発やろうよ〜!と、
ここで呼びかけたいですね(笑)

ただ、さすが井上先生の本。
昔ながらのテーマでも、
内容は現代の先を行く
非常に新しいものになっています。

・ここ数年の売れ筋路線である
スピチュアル路線を完全に脱却した

・潜在意識の中の「知識の貯蔵庫」という、
科学的にも納得できる新しい理論を掲げている

・「クリアリング→治療→維持管理」という、
なるほど、
本職である歯医者さんが実行するような
わかりやすい手順で、
「自分を変える」プロセスを確立している

ちゃんと売れるだけの特徴は、
組み込まれているんですね。

だから、実際に
「自分を変えたい」という方に、
非常に役立つ本です!

気になる方は、本屋さんでぜひ
探してみるといいと思いますよ!



[常識転換の読書術]

「ストーリー」で人にうったえる

先日、地下鉄に乗ったとき、
扉のところに貼ってあったシールです。

最初は、カバンのようなものでしょうか?
「私は、引き込まれました」
という文句。

それから傘が、
「私たちも、引き込まれました……」

クマのキーホルダーの「ぼくも……」
という絵が次に入り、
4枚目は、文字だけで
「私も引き込まれました」

そして最後、
腕がドアに挟まった人の絵!

そう、「ドアに挟まれないように」という
注意勧告の広告なんですね。

にしても、
「一体何だろう?」と追わせるストーリー力、
なかなかですよね。

結論は「ドアに注意してください」
……なんですが、
それだけだと、
誰も気にとめないかもしれない。
だからあえてストーリーを追わせることで、
心に残る印象を強くしているわけです。

先日、「名刺」の打ち合せをしたときも、
「ストーリー化」についての議論をしました。
こちらはブログ。
http://jyoseiryoku.com/?p=1846

私の名刺ではありませんが、
一緒につくる酒井さんの名刺は、
2枚目のプライベート名刺です。
最初にインパクトを与えようと、
ちょっとスートーリー展開を取り入れる。
面白いものになりそうでした。

ビジネス書などの文章は、
どうしても「テーマありき」ですから、
最初に結論をわかりやすく
……ということはよく言われます。

ただ、それではあまり差がでないから、
飽きられてしまう。
だからいきなりインパクトのあるストーリーで
始まるものも増えています。

私も何度かチャレンジして、
たまに思いっきり
はずしてしまうこともあります(苦笑)

でも、動画などが普及し、
よりインパクトが求められる時代に
世はなってきています。

人の心をつかむような、
ちょとしたスートーリー展開を
うまく執筆には活用していきたいですね。

センスも必要だから、
勉強しないといけないな……。



[効率無視の仕事術]