CATEGORIES

NEWENTRYES

SEARCH

 

LINKS

RECENT COMMENTS

高校生と先生と楽しい食事
夏川賀央(04/28)
編集担当(04/28)
再開!酒井晃士さんの読書会
夏川賀央(03/23)
編集担当T(03/22)
目からウロコ!なぜユダヤ人がビジネスに強いのか?
編集担当(04/08)

ARCHIVES

やっぱり「のび太君だから」売れるんです!

4月1日は、酒井晃士さんを招いて
「賢者の会」を開催します。
https://m.facebook.com/events/164189594208759

なので今日は、久しぶりに
この本を紹介します。
のび太でも売れます。』(水王舎)
ですね。

3年前の発行。
それでもまだ、ときおり本屋さんでは
平積みで売られているのを見ます。
息の長い本になっています。

くしくも現在は、
ドラえもんの映画がヒット中。
その主人公である「のび太君」の
特徴はなんでしょうか?

ダメキャラのようで、最後は大活躍する。
愛され、助けられる、
勇気をもって結果を出す。
じつは人を動かす
達人でもあるわけですね。

酒井さんは営業の現場で、
そんな「のび太君キャラ」をずっと
つくってきました。

「一見、頼りなく見えるメガネ姿の
『のび太くん』のほうが、
お客さまとの距離を縮められるのです」

確かに、見るからに優秀そうな人、
話が上手そうな人、凄みのある人
……が営業にやってきたら、
私たちむしろ困りますよね。
言いくるめられ、
最後は断りにくくなりそうです。

だから「できる人」になんて
ならなくていい。

固くならず、ゆるい気持ちで、
お客さんにも
「売りたい」という情熱をぶつけない。
いろんな本をそのままでお客さまと接し、
自然にお客さまとつながっていくような
コミュニケーションが、
売上にはつながっていくわけです。

なのでこの本は、
人間関係にも恋愛にも使えるような、
大事な「ゆるさのハウツー」でもある。
それが反響を呼び、
3年前には絶賛されました。

こちら、ハフティングポストの記事は、
非常に的を得ています。
https://www.huffingtonpost.jp/2016/11/28/jp_nobita_n_13067604.html

あれから3年、東京に戻り、
活動再開した酒井さんです。

1日もどんな話が出てくるのか、
とても楽しみですね!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

二宮金次郎の思い

先日ブログに書いた
「開基1080年」を迎える成田山新勝寺。

その入り口のところに、
こんな碑があります。
「二宮尊徳翁開眼の地」

二宮尊徳とは、つまり二宮金次郎さん。
薪を背負って、
歩きながら本を読んで勉強した
……という、
全国のたくさんの銅像がある人物ですね。

江戸時代、小田原の
貧しい農家に生まれた子……でしたが、
なぜ彼が、
成田山で開眼しているのだろう?

そもそも二宮尊徳さんって、
何をした人か知っていたでしょうか?

苦学したことで有名になれるなら、
誰も苦労はしません。
彼が勉強した結果、なったものはといえば、
今でいう「コンサルタント」です。

農業経営の専門家となり、
各藩に招かれて、農業政策に携わりました。
つまりは江戸時代において、
士農工商の身分を超越した
成功者だったんですね。

そんな彼のキャリアの到達点は、
55歳のとき。
ついに幕府に、
召し抱えられることになりました。
そこで彼は、幕府直轄地だった
下総の農業政策を任されたんです。
今の千葉県になります。

けれども、これが簡単ではない。
なんせよく氾濫することで知られる
利根川の問題がありました。
彼は水路の建設工事なども提案したのですが、
採用はされません。

そこで「神頼み」もしたんですね。
近くにあった神仏といえば、
やはり成田山になります。

彼は21日間の断食修行を行ない、
不動明王に、農村の発展を祈願した。
困った人のために、
それだけのことをしたのですから、
やっぱり偉人だったわけですね。

結局、下総の農業政策は、
一定の成功をおさめたのでしょう。
彼はその後、日光などの農業政策にも
携わります。

彼が身分を超越した成功者になったのも、
やはり「人のため」という
思いが強かったのでしょう。

「苦学の人」でなく、
むしろその功績を
私たちは記憶するべきですね。



[仕事ができる人の歴史入門]
夏川の「日本史」入門はこちら

Words of wisdom その1〜1859年ロンドン

Words of wisdom、
賢者の言葉……。

そんなネーミングで、
これから不定期なブログ連載をしていこうと
考えています。

くしくも4月1日の「賢者の会」は、
「本から学んだこと」というテーマ。
https://m.facebook.com/events/164189594208759

長く「賢者の会」というコミュニティを
運営してきてきたこと。
これから「読書会」を
始めようとしていること。
ビジネス作家である私が、
古典や歴史の研究を続けてきたこと……。
そして春に発売される、私の渾身の新刊!

じつは、たくさんのことが、いま、
連動しつつあるんです。
それが何となく
「Words of wisdom(賢者の言葉)」
というキーワードになった。

かわきりに、こんな言葉を紹介しましょう。

「天は自ら助く者を助く」

1859年、ロンドン。
ご存じサミュエル・スマイルズさん。
私も翻訳している『自助論』です。
https://amzn.to/2uqX3R

その当時、イギリスは産業革命を経て、
世界の頂点に立っていました。
でも一体、
「どうして私たちの国が成功できたのか?」と、
スマイルズさんはその要因を
たくさんの成功者の人生を検証することで
考えてきました。

そして答えが、
「天は自ら助く者を助く」だったんです。

自分ら努力する人を、
神様は助けてくれる……。

一見、当たり前のことのようですが、
じつはそんな世の中はいままでなかった。
ヨーロッパはずっと
貴族階級が富と権力を握り、
庶民を搾取する時代が続いてたわけです。

でも、産業革命が世の中を変えた。
これからの世の中は、
努力した人間が必ず勝つ。
『自助論』という本は、
まさに新しい時代が来たことを
告げる本だったわけです。
もちろん、
これは現在もなお続いている
「ビジネスの時代」に他なりません。

そして10年後です。
そのとき日本でも大きな変化が起こりました。
明治維新ですね。

武士が支配する身分制堂が崩れ、
新しい時代が到来した。
そんなとき言葉が翻訳され、日本に届きました。
「天は自ら助く者を助く」

その意味を正しく理解した、
農家の家の子どもが1人。

教育もなかった彼はこの本を必死で理解し、
本書で書かれている成功者のように
自分も産業を立ち上げようとした……。

この子が、豊田佐吉さん。
日本最大の企業の創業者ですね。

そんなふうに言葉は単に「お題目」ではない。

時間を越え、空間を越え、
私たちが仕事をしている、この世界をずっと
つくりあげてきているわけです。

さあ、そこで私たち、何をしよう?

この壮大なテーマ。
また続きは書いていきます!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

戻ってきたアイツ

本日、午前中のランニング中に
ふと古川の下を見ると、
久しぶりに「彼」の姿を見つけました。

いや「彼女」かもしれないのですが、
小さい画像で申し訳ありません。
アオサギですね。
たぶん自分がここで見るのは、
1年以上ぶりか。

この、お世辞にもキレイとは言えない、
古川です。
ただ最近は整備もされ、
カルガモやシラサギは来るようになりました。

でも、その3倍は体格もある、
アオサギです。

隣は明治通り、上は首都高で、
さすがに環境はよくないだろうな
……と思うのですが、
毎年、必ず1匹。
同じ個体なのか、
あるいは親から子へ受け継いでいるのか、
よくわからないのですが、
必ずここに飛来してきていたんですね。

じつはこのすぐ向かいには、
北里大学病院があります。

その病院で1昨年前の末、
父親が他界しているのですが、
ちょうど看取ったあと、
私はタバコを吸いにこの辺まで降りてきた。

そこで川を見下ろすと、
やはり彼(彼女)がいたんですね。
何かこっちを見ているようにも見えた。

それでまあ、
「あの鳥は、魂を運んでくれるのかなあ」
なんてことも思ったわけです。
そういう意味では非常に、
思い出深い鳥でもあるんですね。
「古川のアオサギ」で名物にならないか。

それでも車がすぐそばを行き交い、
だいたい近くでは
何がしかの大がかりな工事が行なわれています。
ホームレスの方もときどきいる。

排気ガスは多いし、騒音も多い。
排水も流れてくる。臭いときもある。
大型の鳥が住むには、
かなり問題のある場所だと思います。

それでも大勢のライバルと争うよりは、
ここで平和に過ごしたい
……ということでしょうか。
そう考えると妙にシンパシーも感じるのですが、
たくましく生き続け、
ここにやってきてほしいとは思いますね。

ただ、たまには仲間と交流しようよ……と、
アドバイスはしてあげたいなあ。



[公私混同の時間]

成田山の1080年

画像は成田山・新勝寺。

お正月や節分のときには賑わう、
有名なお寺ですね。

大きな幕が出ています。
「開基1080年」ということ。

正確には来年で1080年とのことですが、
今年の4月28から5月28日まで、
「大開帳報修」
ということで
御開帳と記念式典なども
行なわれるそうです。

にしても、1080年という長い歴史。
ならばいったい
1080年前には何があったのか?

時代は平安時代になりますが、
関東では大変なことが起こっていたんですね。
日本史を思い出してください。
「平将門の乱」です。

仕事ができる人の「日本史」入門
にも書きました。
将門さんには、
将門さんの正義……があります。

そもそも平安時代というのは、
京にいた貴族たちが、
いかにも貴族的に国を治めていた時代。
関東のことなどは、
ほとんど放りっぱなしです。

ですから治安は最悪だったのですが、
そこに秩序をつくろうとしたのが、
貴族から武人に鞍替えした将門さん。
関東に独立政権を
つくろうとしたわけです。

当然、京都の朝廷は討伐軍を出すのですが、
じつはそっちはメーンでありません。
基本的に皇族や貴族の戦いというのは、
武力でなく、
「儀式やまじないで悪を滅ぼす」
……というものなんです。

そこで、ときの朱雀天皇は、
前線近くに
「不動明王」を奉じることによって
祈祷の力で平将門を打倒しようとしました。

そう、これが「成田山新勝寺」の
起源になったんですね。

考えてみれば反乱鎮圧のためにつくった寺院が、
1080年経った現在も
多くの参拝客を集めているのは、
すごいこと。

けれども、やはり東京で人気を集めている
神田明神だって、
平将門を神格化して祟りを鎮めた神社。

大手町の首塚などもあわせ、
この方が後の時代に残した文化的貢献度は、
大したものですよね。
まさに「偉大な反乱者」と
言えるのかもしれません。



[仕事ができる人の歴史入門]
夏川の「日本史」入門はこちら