「第54回・賢者の会」を開催しました!

本日は東京の広尾にて
「第54回・賢者の会」。
を開催しました。
お集りいただいた皆さん、
ありがとうございました!

今回のゲスト講師は、
問題解決コンサルタントの
大谷更生さん。
http://otani-kosei.com/

空白記入型のレジュメと
パワーポイントを使っての講義でしたが、
やはりわかりやすさには定評があります。

今回のテーマは、
「現状を打開する『相談力』」というもの。

なぜ誰かに相談するかといったら、
結局のところ、
自分を前に進めるためです。
その結果、自分1人でできないことが
できるようになります。

だからこそ
「相談の相手を見極めること」は
大切ですし、
相手と問題を共有し、
「自分の問題→みんなの問題」
という形で、
人を巻き込む力が重要になってくる。

そのヒントが、
「好奇心」と「自己重要感」にある
……というのは、
何となく納得しました!!

ところで私もときどき、
編集者さんから
相談を受けることがあります。

その内容たるや、
「なんか面白いネタないですかね」
とか、
「いまどんな本が売れますかね」とか。
漠然として、
「こっちが聞きたいわ!」なんて
言ってやりたいようなものなんですが、
それでも相談に乗る。

するとブレーンストーミングが始まり、
いつしか企画が出来上がったりするのは
よくあるんですね。

そう考えると、
「相談してくる人」をどれだけ持っているかは、
フリーで働く人間にとって
死活問題ですら、あるのかもしれません。

まさに更生さんは、
誰かの相談を受けることで
仕事の幅をどんどん広げている方。
そこで私は、
「いままで断った相談ってありますか?」
と聞いてみました。

すると更生さん、
「えーっと……思い出せませんね!?」

なるほど……どんな相談でも、
とりあえずは受けて、
自分に何ができるかを真摯に考えてあげる。
この姿勢や意識が、
いちばん大切なのかもしれません。

なお今回の「賢者の会」の
後半は、読書懇談会。
その様子は、明日にでも書きますね!!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

「深める読書」と「広げる読書」

明日はいよいよ
「第54回・賢者の会」。
14時30分から広尾にて。
https://www.facebook.com/events/114045055937460/
大谷更生さんを迎えての「相談力」
……については、
昨日のブログでも紹介しました。

そして後半30分のミニセミナーでは、
「読書懇談会」なるものを予定しています。
皆さんに「いま人に薦めたい本」を
お聞きしてみよう……という
企画ですね。

ちょっと行き当たりばったり
……ではありますが、
「読書」というのは、
これから「賢者の会」でも
追求したいテーマ。

まだ具体化していませんが、
読書会についても研究しています。
読書文化を持続させることは、
私の仕事にとっては死活問題ですからね。

でも、読書不況と言いながら、
じつは子どもたちは案外と
本を読むようになっているのかも。
私の甥っ子も、じつは最近になって
読書に目覚めた小学生の1人!

やはり現代の子どもは、
本の選び方も違います。
端末で何をやっているかといえば、
好きな著者の作品が他にないか
検索で調べているわけです。
そこまでワザを磨いているんですね。

同じ著者の本を追う……というのは、
確かに読書を深めていく方法の1つ。
大人の読者も、
ぜひやってほしいことです。

でも本を買って上げる私があえて要求したのは、
もっと広げる読書。

「その著者の本がいまないなら、
とにかくタイトルだけでいいから、
興味あるものを1つ選び、
知らない著者の本を読んでみなよ!
つまらなかったら、
また買ってあげるから……」
というものです。

そんな提案をするのも、
いま現在、
「本屋に行って、
そこでたまたま出会った本を購入し、
読んでみる」……という、
当たり前のように思える習慣が
なくなりつつあるんですね。

これはアマゾンのランキングだったり、
ネットでの評判が先んじることの
影響なのでしょう。
本は紹介や評判で買うものになり、
特定の本や特定の著者しか
だんだんと読まれなくなる。
そうするとどうしても知識はが偏りがちになり、
「自分ならではの思考」が
育たなくなっていきます。

そもそも本は、
知的好奇心を満たすものであるはず。
書店に行って、
「これどういうことだろう?」とか、
「どんな内容なんだろう」と、
ワクワクして買うことが
1つの喜びだったはず。

そんな好奇心の低迷が、
日本における科学力や学力の低下にも
つながっているような気がしてしまいます。

まあ、今回の「読書の会」が
そんな状況の打開策になるかは
わかりません……が、
本の楽しさをもっと広げるような活動は、
これから続けたいですね。

甥っ子にもいろいろ読ませよう!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

なぜ更生さんは「賢者の会」で6回も講師ができるのか?

いよいよ日曜日になりました。
第54回目の賢者の会。
14時30分から広尾での開催になります!
https://www.facebook.com/events/114045055937460/

今回は問題解決コンサルタント、
大谷更生さんを迎えての
「相談力」ですね。
写真は今回のために用意くださった資料。
これを見るだけで非常に楽しみです。

その更生さんは、
今回で6回目の講義。
おそらく私たちの会では、
いちばん多くお話をいただいている方
……になるでしょう。

過去の講義内容を思い出してみても、
ブランドづくりに、動画プロモーション、
冊子づくりに、魅力をビジネスに変える方法、
それに交渉力……と、
じつに多彩です。

最初に登壇いただいたのは
4年前の第2回で、
1回目は私が務めていますから、
つまり最初のゲスト講師だったわけです。

それくらい本当に
長くお世話になっているんですねえ。

どうして更生さんが、
それだけ講師をすることになったのか?
やはりこれ、今回のテーマ、
「相談」です。

考えてみれば、
「次の会で講師が誰も見つからないんですよ〜」
なんてとき、
私はずっと更生さんに相談してきたかも(笑)

でも、それは「賢者の会」に限らず、
この長い間、
そういう機会は多々あったのでしょうね。

だから「作家なりきり合宿」や、
いくつもの小冊子や電子書籍などなど。
たくさんのプロジェクトを
一緒に組ませていただきました。
講師の方もそれこそ大勢、
紹介いただいたわけです

おそらくは、それをやっていたのは
私だけでないでしょう。
だから更生さんは、
必然的に多彩なテーマを
網羅することになっている。

これが
「さまざまな講義ができること」にも、
つながっているわけですね。

人の相談を聞くことで、
いちばん成長するのは自分自身。
また多く相談される方は、
相談の仕方やポイントもよく知っています。

だから問題解決のプロであり、
みんなの相談役になれるのでしょう。

まさにいま何か仕事の問題を抱えている方は、
今回ぜひ「相談役」を見つける意味でも、
参加いただきたいです!
きっと役に立つ会になると思いますよ!!




[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

「ふたりしずか」の発想術

先日は本を読むのが目的で、
近所にある港区の
「自然教育園」を久々に訪れました。

その入り口付近で、
「おや?」と思ったのが、
写真の植物。
山林に生える多年草だそうですが
「ふたりしずか」という名前。

何やら情緒的なネーミングですが、
一体どういう言われなんだろう?

右側にちょうど
「花序(花の連なり)」が
咲いているものもあります。
こんなふうに2本(あるいはそれ以上)の、
並んだ花序をつけるから、
「2人しずか」
……という名前がつけられたそうです。

でも、それだけじゃわからないですね。

「二人静」。
かつて中森明菜さんが、
そんな曲を歌ったことがありますが、
もともとはこれ「能」の作品なんです。

「しずか」というのは、静御前のこと。

源義経の恋人(愛妾)であり、
一緒に逃げようと思ったところを引き裂かれ、
頼朝の前で舞を舞わされた。
そのときに義経への思いを、
「吉野山 峰の白雪 ふみわけて
入りにし人の 跡ぞ恋し」と、歌った
悲劇の女性です。
その後、義経は殺されてしまいます。

その何年ものち、
神前に備える花を摘む女性が、
静御前の霊に出逢い、
やがて取り憑かれ、
神官の前で悲しみの舞を始める。

すると静御前の霊本人も登場し、
2人で悲しみの舞を踊りだす
……という、
そんな物語なんです。

この能の作者はわかりませんが、
観阿弥と世阿弥の親子が創始した
「観世流」でも取り入れられる楽曲。

世阿弥さんといえば、
私も現代語訳している
風姿花伝』で、
「愛する人を失って狂乱状態に陥った
登場人物(=物狂い)の演目を、
能における最高峰の題材であり、
かつ「最も難しい役どころ」としています。

「憑き物の本体を真剣に真似ようとして、
女性の姿で激しく怒るような演技をすると、
見た目にはちぐはぐになります。
また女性の演技のほうにばかり重きを置いてしまうと、
今度は憑き物の意味がなくなります」

ところがこの『二人静』では、
「憑き物の本体」と
「憑かれた女性」を一緒に登場させ、
よりによって能面で視界が遮られた状態で、
2人の舞を合わせさせるんです。
だから高難度であり、
完璧に演じると、悲哀のドラマが、
強烈に人の心に迫るものとなるわけですね。

それは現代で美しいバラードを聴くように、
昔の人の心に共感した。
だからこうして、
花の名前になって残っている。

まあその由来を知る人は、
いまの時代そうそういないと思いますが、
日本人が育んできた
美しい情緒的世界を表すものです。
記憶に留めておきたいですね。



[夏川賀央の「古典学のススメ」]

引き継がれる「伝えるべき成功理論」

お彼岸の入りの本日ですが、
東京の渋谷にて、
私の師匠である、
佐藤富雄先生を偲ぶ会が
ささやかに行なわれました。

亡くなってもう5年ですかね。

佐藤先生といえば、
「ドクター」の愛称で知られた、
自己啓発理論の大家。
「口ぐせ理論」で知られていますが、
博士号を3つ持っている方で、
脳科学の成果を生かした成功論の
草がけのような方です。

ただ、だんだんと名前を知らない方も
多くなりました。
その特徴をあげれば、次のようになります。

・人は遺伝子の中に、
自動的に夢を叶えるシステムを携えて
この世に誕生してくる
・言葉(口ぐせ)によって、
その「自動目的達成装置」に
スイッチを入れることができる
・この目的達成装置を働かせるには、
脳内に快楽系のホルモンを分泌させることが
非常に有効。
ウォーキングなどの運動は、その手段になる!

まあ、ほかにもいろいろあるのですが、
現在、出ている自己啓発書にも
多く影響を与えています。

本日、会を主催くださった
小田恵理さん。
開運おもてなしサロン
を主催されていますが、
政財界に作家にアーティストに……と、
超一流のすごい人脈を持っている方。

そんな大活躍している小田さんも、
ドクターに会うまでは、
地味な一主婦に過ぎなかったと、
おっしゃいます。
そう聞くと、
やはりスゴい人だったんだなあ……と、
いろんな思い出とともに
また会いたい気持ちがわきあがってきますね。

人はいつしか、その命をまっとうします。
どんなカリスマでも、
人々の記憶からどんどん薄れていくでしょう。

でも、じつは与えた影響は、
波紋のようにどんどん広がって
消えることがありません。
人は永遠に生きられないけれど、
じつは永遠に「仕事」は続けられるんですね。

ただ、私も含め、
今日集った皆さんの意思は、
決して「薄れた記憶」などにしたくない。

話すこと、書くこと、
引用でも参照でもなんでもいいんです。
先生が教えてくれたことは、
ことあるごとにずっと、
できるだけ多くの人に伝えていきたいですね!



[夏川が出会った「できる人」たち]