「疲労」をなめてはいけません!!

先日は写真、
強い血管をつくれば健康になる!
(KKベストセラーズ)
という著書を出されているお医者さん、
杉岡充爾先生と
お話をする機会がありました!

この本、キャッチには
「なぜ、元気な人ほど突然死するのか」
……なんていう、
ちょっと恐ろしい文句がうたわれています。

まさに杉岡先生は
循環器系の救急医師として、
「昨日まで元気だった人が、
突然、倒れてしまった」
なんていうケースに対応してきました。

現在は船橋にある、
すぎおかクリニック」という病院で、
さまざまな内科の症状とともに
「副腎疲労」からの症状にも
対応されています。

「副腎疲労」とは聞き慣れない言葉
……かもしれませんが、
現代人にはいちばん深刻な
病気の原因かもしれません。

これが何かといえば、
慢性的な疲れがずっと蓄積されることにより、
「副腎」という
坑ストレスホルモンを出す臓器が
疲弊してしまうこと。

結果、疲れやストレスが解消されず、
体のさまざまな部位に異常が起こる。
最悪の場合、血管が詰まって
「心筋梗塞」を起こすわけです。

もちろんストレスが溜まれば、
脳にだって異常が起りますよね。
やる気がなくなり、
うつになっていく……と。
いま一番問題になる病ですよね。

原因は「疲れ」ですが、
「みなさん疲れていませんか?」といえば、
大勢の方が手を挙げると思います。
働いていれば、誰でもやっぱり疲れるんです。
それを克服して頑張る……のですが、
結果的に体や心に蓄積される。

昨日まで元気だった人は突然
……ということは他人事じゃないわけです。
いや何より、
この時間にブログを書いている私は
いちばん恐ろしいかも(苦笑)

どうするかといえば、
疲れを解消するような習慣づくりを
するしかありませんよね。

それが「強い血管をつくる」
ということにつながるのですが、
「疲れない体を手に入れた人」は
ターミネーターではありませんが
現代においていちばんの
「仕事ができる人」かもしれません!



[夏川が出会った「できる人」たち]

不満があるところにニーズがある

写真は渋谷区にあります
「都立広尾病院」の入り口。
「東京ER・広尾」という
救急医療センターにもなっています。
一時は移転問題でも、もめましたね。

それはいいのですが、
ふと前を通っていて「おや?」と思う。
この緑のお姉さん(人魚ですが)のロゴ……。
スタバがあるの?

さすがにそれ目当てで病院に入るのも
気が引けましたが、
調べると昨年に10人席くらいで、
お洒落な「スタバ広尾病院店」が
オープンしています。
テイクアウトして、
待合室などでも飲食できるそうです。

にしても、キャラメルマキアートとか、
なんたらフラペチーノとか、
体に悪そうな誘惑メニュー一杯のお店を
病院に併設していいのだろうか?

けれどもすでに10年くらい前から、
大手コーヒーショップの病院への進出は
続いているんですね。

2008年の
「日経レストランONLINE」(現在は更新停止)
に記事がありました。

スタバのほか、ドトール、タリーズなども
病院への出店を拡大。
スタバは慈恵医大病院や慶應病院、
順天堂大学病院などに
お店を出しているそうです。

当然、病院ならではの工夫もあります。
レジやドリンクカウンターを低くしたり、
車椅子で入れるようにしたり、
レジに点字メニューを置いたりと、
バリアフリーの見本のようなお店を
つくっているんだそうですね。
まあ、メニューはあまり、
変わらないようですが……。

でも、なぜ病院か?
私も母親に付き添っていくことが
よくあるのですが、
まあ、待たせますよね……。
3時間、4時間なんていうのもザラ。
待合室はお客さんでいっぱいで、
イライラしたりもします。

とくにこちらの広尾病院は、
ときたま急患の患者さんが入ります。
前に行ったときは、
それで自分の番が待たされたことも
確かにありました。
仕方ないとは納得しますが。

そんなときにスタバでもあれば、
やはりこれは嬉しいですよね。
それだけで人数もかなりなものだから、
十分に利益になるのではないか……。

つまり、不満のあるところには、
必ずそれを解消するニーズがある。
スタバなどのコーヒーショップは、
それに目を付けたということなのでしょう。

機会があればぜひ、
中のお店を利用したいですね!



[効率無視の仕事術]

4000年の夢を叶えようとする人々

「アッラーは殺し合いを好まぬ。

キリストとて、同じであろうに」

以前にもブログで紹介した言葉です。
12世紀に生きた、
エジプト・アイユーブ朝の王様であり、
アラブ世界の英雄。
サラディン(サラーフ・アッ・ディーン)さんですね。

ヨーロッパからの十字軍を破り、
エジプト、シリア、イエメンに及ぶ
広大な領域を支配した軍事的天才。
けれども民間人は敵だろうと保護し、
無益な殺生はせず、約束は必ず守る
……ということで、
敵対したキリスト教徒からも尊敬されました。

そのサラディンさんは、
エジプトの王様に出世したけれど、
もともとはイラク北部で、
「国亡き民」として生まれら出自。
そう、現在、
イラクの自治区で住民投票を行ない
「独立への動き」で世界をゆるがしている
クルド人の出身なんです。

「世界最大の少数民族」と呼ばれ、
トルコ、イラク、イラン、シリアなど
合わせれば3000万人の人口を持つ
……と言われるクルド人。

歴史上では唯一、国をもったのは、
紀元前2000年の
古代メソポタミヤ文明のころにまで
さかのぼると言われます。

つまり、それ以来、
ずっと大国に分断され続け、
翻弄されてきた民族なんですね。
まあ、ほとんどは遊牧民の方
……ですから、
サラディンさんのような方をのぞけば、
世界の動きなど、
どこ吹く風だったのかもしれません。

ただ、近年、この地域は
ISのテロリストたちが占領し、
住民たちを奴隷のように従わせた。
世界が放置してきた頃から、
クルドの人たちはずっと
不屈の抵抗を続けてきました。
勇敢な女性兵士たちは、
たびたびメディアでも取り上げられましたね。

そしてイラクからISを追い出した現在、
彼らが
「今度こそ自分たちの国を持ちたい」と
考えるのは、
至極当然のことなのでしょう。

他国への影響を恐れ、
周辺諸国はこの独立を、
なんとしても止めようとしています。

でも、そもそも宗教を越えて、
世界と対等に渡り合った
偉大な英雄を生んだ民族です。
平和的な解決は必ずできるはず
……と考えるのは、
私だけではないでしょう。

この地域が安定すれば、
世界遺産になるような
遺跡がたくさんある地域。
いつか楽しく訪ねられるような未来に
期待したいですね!



[仕事ができる人の歴史入門]
夏川の「アジア史」入門はこちら

成功者の「時間」の使い方13〜ミケランジェロの一点集中術

私の新刊、
時間を使う人、時間に使われる人
(きずな出版、1404円)を、
さらに皆さんに役立ててもらうため
ブログで連載を始めた
「成功者の時間の使い方」。
13回目ですね。

本日紹介したい方は、写真の彫刻作品の作者。
つい最近まで、
「レオナルド×ミケランジェロ展」で
三菱一号館美術館に展示されていました
「十字架を持つキリスト」。
ミケランジェロさんによるものですね。

同じフィレンツェ出身の先輩芸術家、
レオナルド・ダ・ヴィンチさんとは
考え方も正反対で、
しばしば対立をしました。

そのダ・ヴィンチさんの時間術は、
『時間を使う人、時間に使われる人』で
紹介しています。
さまざまな知識を幅広く集めて
ノートをつくり、
こららを絵画作品に集約された人。
「多眼思考」を実践した方です。

では、ミケランジェロさんはといえば、
作品写真のバックに、
彼の言葉が紹介されています。
「余分なもの取り除くことによって
荒々しく硬い石から生命ある像が得られ、
石が減るに従って像が大きくなる」
……と。

そんなふうに、
「一点に意識や神経、
また仕事を集中させる」ことで、
大きな仕事を実現させてきた人なんですね。

最近のビジネス書、
シングルタスク
(デボラ・ザック著、ダイヤモンド社)
は、まさにそれが人の脳には
最も生産性の高いやり方だ、と説いています。

スマイルズの「自助論」』には、
そんなミケランジェロのエピソードが
紹介されています。

制作場をあるお客さんが訪れると、
ミケランジェロが昨日のと同じ彫刻の
同じ部分を制作している。
「あれ、どうしたの?」と聞けば、
彼は「この筋肉はもっとこうで……」
「この輪郭はもっとこうで……」と
細かい説明をいろいろするわけです。

「でも、本当に些細なことですよね?」
「その些細なことが、
完璧さをつくるんです。
完璧なものには欠点が存在しません」

そんな彼の細かく、
面倒くさいところが
ダ・ヴィンチとかみ合わなかったのでしょうが、
逆にいえば、
こだわりさと集中力こそが
ミケランジェロを彼に並ぶ
偉大な芸術家に育て上げたわけですね。

私たち一般人が、
大きな仕事を成し遂げたいなら、
「これをやる」と決めて、
とことん、それにのめり込むべきだ。
ミケランジェロさんのやり方は、
そんな根本を教えてくれます。

ミケランジェロはそもそも
「豪華王」と呼ばれた
ロレンツォ・デ・メディチが、
ひたすら一途に作品をつくる姿に打たれ
パトロンとして育てた芸術家。
(ちなみに彼亡きあと混乱したフィレンツェで、
外交を担ったのがマキャベリでした)

一生懸命やる人には、
やっぱりチャンスは到来するのかも
……ですね。



[時間を使う人の秘密]

「第54回・賢者の会」〜ミニセミナーの読書懇談会

昨日の賢者の会、
大谷更生さんのミニセミナーが
終わったあと……は、
初の試みになります
私がファシリテーター役になり
「読書懇談会」というものを
開催してみました。

参加者それぞれに、
「いま皆に薦めたい本」を
語ってもらう……ということですね。

1人目
『マキャベリ「君主論」(夏川賀央訳、ウェッジ)
『第三のチンパンジー』(ジャレド・ダイヤモンド)
2人目
『他眼思考』(ちきりん)
『インクルージョン思考』(石田章洋)
3人目
『なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?』(夏川賀央)
4人目
『丹野智文 笑顔で生きる』
『認知症を乗り越えて生きる』(ケイト・スワファー)
5人目
『愛されお金持ちなる魔法のカラダ』(佐藤富雄)
『人生を変える魔法の口ぐせ』(佐藤富雄)
6人目
『ダウントン・アビー』(DVD)
7人目
『小説 ゆいごん式』(三田村宗治)
8人目
『そうだったのか、都バス』(加藤佳一)
9人目
『オン・ザ・ロード』(ジャック・ケルアック)

わかりやすいものもありますが、
あえて名前は伏せ、
リンクも貼りませんでした。
気になるタイトルがあれば、
調べてみてくださいませ!

自己紹介も兼ねての本の紹介
……で、
今回は時間もなかったのですが、
本当はそれぞれの本に
質疑するようなことをしたかたったですね。

それでも深いのは、
皆さんの人生に、
ちゃんと1冊の本がかかわっていること。
本を語ってもらうことで、
その人の人となりや
考え方が理解できます。

更生さんが紹介した本は私の本ですが、
最初の本を書くとき、
1冊をまるごと書き取って
文体の参考にしていただいたもの。

実藤さんは、
私の『「仕事ができる人」のアジア史入門』も含めて、
たくさんの本をカバンに詰めて
持ってきてくださいました。
それぞれに思い出があるのでしょうね。

認知症を乗り越えて生きる』は、
寺田真理子さんが翻訳された本。
今回は「ミニ・マリコ」とともに
参加くださいました。

また三田村さんの『ゆいごん式』は、
ご自身の相続の経験を
小説にしたもの。
まだ発行はされていませんが、
写真のようにちゃんと
製本化されています。
いつか実際に発売されるといいですね。

やってみて本当に盛り上がった
今回の企画。
また機会があれば、やってみたいです!





[賢者の会・賢者のビジネス研究所]