日光の天然氷・かき氷の仕事術!

東京は暑い夏が復活していますが、
再びこれが美味しい気候に。

かき氷!……ですが、
そんじょそこらのものではありません。
「日光の天然氷」とあります。

恵比寿ガーデンプレイスの
広場に屋台が出ていたのですが、
880円と値段もそこそこ。
つくるのにも時間がかかります。

でも、食べるとビックリですね。
とにかく「柔らかい!」という印象です。
まったく異なる食感。
値段だけの価値はあります。

シロップも本格的で、
こちらは茨木産のメロンを使ったもの。
爽やかでしたね。

こちらの屋台、
「四代目徳次郎」というお店で、
日光にあった老舗の氷室を継承し、
都心のデパートの提携で
季節の店を出しているところのようです。
ですから味は本格的です。

「日光の天然氷」というのは、
明治、大正のころから続く
伝統産業。

「天然の氷」といっても、
氷河のようなものを使うわけではありません。

日光の湧き水を
「氷室」という人口の池に引き込み、
それを2週間から20日という時間をかけ、
ゆっくりゆっくりと
凍らせていくんですね。

なんとも非効率なのですが、
そうやってジワジワ凍らせると
不純物が混じらず、
透き通った溶けにくい氷ができるそうです。

ところで、よく、かき氷を食べると、
頭がキーンとなりますね。
正式には
「アイスクリーム頭痛」というのですが、
私はこれが苦手で、
かき氷をよく躊躇してしまいます。

ところが、天然氷だと、
これは起こらない……。
というか天然氷に理由があるのでなく、
じつは温度がよく売っているかき氷ほど
低くないんですね。
(市販も-1〜-2度くらいに
少し温度を高くしてから食べれば
ある程度防止できるとか)

だから食べやすかったし、
頭もぜんぜん大丈夫でした。

その意味でもこれはオススメ。
よかったらぜひ、賞味してみてくださいね!



[効率無視の仕事術]

古き洋館と絵の思い出

暑い1日ですが、
朝、走っていて疲れて休憩すると、
目の前には古い建物。

こちら港区の白金にあります。
『今井記念館』という建物です。

今井家という名家の邸宅ですが、
正面の建物は、
画家でもある今井みどりさんの
アトリエを改造したもの。
予約制で、展示されている
作品も見ることができるとのことです。

じつは今井さんは、
確か私が通ったサンタセシリア幼稚園の、
園長先生でもあったんですね。

それで今井記念館の、
この木造の黒い二階の建物を見ながら
ふと思う。

「あれ、オレ、ここにずっと
通っていたよな……」

思い出しました!
母親にも確認して、間違いない。
小学生のころだったと思いますが、
ここで半年くらい
私は「絵画」を習っていたんです。

たぶんこの玄関を入り、
上の黒い部屋で、絵を描いていました。

その思い出、
本当に楽しいものだったんです!

今井先生自らが教えてくれたのかどうか
定かではありません。
ただ、当時、自分以外は5人くらい、
皆、女の子でした。

しかも学校が異なり、知らない子ばかり。
でも、なんかものすごく仲良くなり、
一生に絵を描いていた記憶があります。

残念ながら私には絵心もなく、
その後、ほとんど学校の授業以外で
絵を描くこともなくなってしまいました。

でも、根本的には好きなんでしょうね。

編集者となり、
また出版の仕事をするようになってから
ずっとイラストレーターさんの
仕事をリスペクトし、応援もしてきました。

いまは「賢者のビジネス研究所」で
Watanabeがずっと
イラストへの挑戦を続けていますが、
身になればいいなと切に願うとともに、
どこかで羨ましくも思っているのでしょう。

そんな自分の原風景、
いま思い出すのも不思議ですが、
こんなところにあったんですね。

機会があれば、
中を見学したいな……と思いました。



[公私混同の時間]

奇跡をもたらす「23夜」の月!

画像はデザイナーのWatanabeが描いた
三日月プリン」のイラストを
使用させていただきましたが、
毎月、23日の夜の月は、
奇跡をもたらす月だ
……というのを知っていましたでしょうか?

正式には旧暦なので、今日ではないのですが
「二十三夜」というものですね。

じつは日本全国のいたるところに
「二十三夜塔」という
道祖神のようなものが残っています。

ようは十五夜の満月から、
十六夜、十九夜……二十二夜と、
周囲の人間が「講」という集まりを持ち
お月様を拝んだ。
すると二十三夜(場所によっては二十六夜まで)に
月から神様が降りてきて、
何か奇跡をもたらしてくれる
……ということなんですね。

すでに戦後くらいには
すたれかけていたようですが、
有名な民俗学者、柳田国男さんは、
『年中行事覚書』という本で、
全国の伝承を集めています。

たとえば鹿児島県のお話。
3人兄弟の三男が兄の恨みを買い、
地の底に落とされてしまったそうです。

暗い地の底、でも夜になると、
頭上で月が輝きます。
だから二十三夜の月にずっと
「帰れますように」と
願いを唱え続けました。

そして3年後、3つの月が
地の底に降りてきて
2つは船と、船の漕ぎ手に変身します。
残りの1つは、
「オレが二十三夜の月だ」と名乗り、
この絵のプリンのように弟を乗っけて
空を駆け、
白浜というところまで連れて行くんですね。

まさに
「二十三夜の月」は天から降りてくる船。
また、
「お月様が薬袋を背負ってやってくる」
なんていう伝承もあり、
病を打ち払ってくれるとも考えられました。

日本昔話のデータベースには、
妖怪退治の刀をさずけた
「二十三夜の月」の神様の話が
収録されていますよ。
こちら

古き日本の、あってほしい
スピリチュアルな伝承。
でも信じる人は救われると言いますものね。
その痕跡はまだ残っているんです。

月を見上げたら、
「いつか奇跡は起こるように」と
唱えてみてはいかがでしょうか?



[夏川賀央の「古典学のススメ」]

成功者の「時間」の使い方11〜徳川家康の時間術

私の新刊、
時間を使う人、時間に使われる人
(きずな出版、1404円)。
何とかもっと売れるように……と、
ブログで連載を始めた
「成功者の時間の使い方」。
11回目ですね。

本日はお盆期間のフェアで売られている
浜松町の「文教堂書店」を
のぞいてきました。

安心!!
まだちゃんと、
いいところに置いてあります!
ぜひ近くに来たら、見てやってくださいね。

そこで浜松町といえば、
ちょっと歩くと、徳川家の菩提寺
「増上寺」があります。
そちらより私はよく隣にある
「芝東照宮」でお参りするのですが、
徳川家康を神様として祀る、
東照宮の1つです。

そこで今日は
「家康の時間術」について述べてみますが、
この人はさすが天下人。
戦国大名でも抜きん出て
時間管理を徹底していた人です。

・6時起床、洗面の後、仏前で礼拝
・髭そり、髪結いのあと、医師の健康診断
・8時、朝食
・古典の勉強と武術修練
・昼食のあと政務
・夕方は時間があれば謡曲・乗馬
・入浴ののち18時に夕食、
・残り分の仕事
・9時就寝

とにかく「きっちり、規則通り」を
徹底したそうですね。
(『江戸時代図誌〈4〉江戸』筑摩書房)

こんな習慣でもわかるとおり、
ムダを嫌い、効率を重視したのが家康さん。

他の大名がのめりこんだ
「茶の湯」や「能楽」にはあまり関心もなく、
武芸にも役立つからと、趣味は鷹狩りだけ。

服は着回し、
建物が壊れても必要なければ修理しない。
金ぴかの贈り物が届いたら鋳直し、
小さな家に住むことと、
すぐ食べられる粗食は、
自分だけでなく部下にも親族にも
踏襲させました。

天下統一してからは、
何より「ムダだから」と排除したのは
「戦争」です。

城を潰し、兵は帰農させ、
江戸の建築を皆、大名に負担させ、
その経済力をそぐ。
幕府の出費は極力、省いた上で、
金山に銀山、それに海外との貿易権を
すべて独占します。
そりゃあ圧倒的に経済的優位に立つ
……のですが、
これが江戸270年の平和体制をつくりました。

まあ、ケチ臭いし、つまらないし、
ワクワクしない……ということで
戦国武将としてはあまり人気のない
家康さん。
でも、成功を維持しようと思ったら、
この堅実さは絶対に必要なんです。

己に厳しく、
必要でない時間をできるだけ省き、
必要なことにたくさんの時間をかける人が、
やはり最後の勝者となる
……ということですね。

「人の一生は重荷を負て
遠き道をゆくがごとし、
いそぐべからず」

家康さんが遺訓として言った
……とされる言葉です!



[時間を使う人の秘密]

ラーメン屋のカレーはありなのか?

こちら、なかなか見た目
インパクトあります。
「マウンテンチキンカリー」
なるメニュー。

積み重なっているのはこれ、
チキンカツですね。
これを山のように積み重ねたカレーです。

カツはサクサクとして美味しいのですが、
カレーのほうもなかなか本格的。
見てわかるかもしれませんが、
キーマのカレーで、かなり香辛料も
効かせてあります。

「辛いの大丈夫ですか?」と
注文したと聞かれたのですが、
なるほど結構、大人の味でした。
でも美味しかったです!

これ、じつは、
ラーメン屋さんのメニュー。
先日、久々、
近くにあります
「麺屋 空海」というお店に入ったら、
いつのまにかイチオシメニューが
ラーメンでなく、カレーになっています。

悩んだ末、ものの試しに、
ラーメンを断念して、
注文してしまいました(笑)

調べると結構、
人気になっているとのこと。

それに。じつは少しずつ
「ラーメン屋さんのカレーメニュー」は、
増えているみたいですね。

これ、賛否両論あると思います。

そもそもカレーを食べたくて、
ラーメン屋さんに入る人は
あまりいないでしょう。
カレーが食べたいなら、
カレー屋さんに行けばいい。

けれども、それではだんだんと、
他所のお店と差がつかなくなる。
いまや新しいラーメン屋さんが
次々と登場しているわけです。

そんななかで「いつもの味」だけでは、
だんだんと忘れられてしまう。
ここらで思いきって
固定観念を捨てて勝負に出た!
……ということでしょうかね。

ラーメン屋さん「ラーメン」という
メニューに特化するからこそ、
材料や道具も効率的で
スピーディに味を提供できる。
そのほうが従業員も教育しやすいでしょう。

でも、常識にこだわっていては、
だんだんと尻すぼみになってしまう……。
どっちを選ぶかなんでしょうね。

どんな仕事もそうですが、
「何でもやってみること」が
飛躍へのヒントなのかもしれません。



[効率無視の仕事術]