「ねずみの神社」と「うさぎの神社」

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昨日は「哲学の道」の話をしましたが、
銀閣寺から南禅寺へ続く、この道。
当然、通り沿いにお寺は多いのですが、
案外と神社も近くにたくさんあります。

神社などどこでも同じ……と思いきや、
寄り道してみれば、さすが京都の町。
どこにも個性があります。

上は「狛犬」ならぬ、
「狛ねずみ」がある神社。
下はさらに異色、
「狛うさぎ」が大量にいる神社。
冗談かと思ってしまいますよね。

ただ、ちゃんと歴史的な経緯があるようです。

「狛ねずみ」がいるのは、
「大豊神社」という場所。
9世紀に宇多天皇の病気治癒を願って
建設されたそうですが、
オオクニヌシを祀っています。

そのオオクニヌシを助けたのが
「ねずみ」とされているので、
「狛ねずみ」をあつらえているんですね。

一方で、「狛うさぎ」は
岡崎神社という場所。
そもそもは平安京ができたときに
都を呪術的に守護する
「東天王」として配置された古い神社です。

ただ、いつしか「安産に効果あり」
ということで人気を集め、
その「安産」の象徴が、
子だくさんの「うさぎ」だったわけです。

うさぎを神の使いしたことで、
現在のこの神社は、どこもかしこも
うさぎの象徴だらけ。
全国のうさぎ好きが
集まるところになっているとか。
面白いですよね。

ほかにも「ヤタガラス」を象徴にした、
「熊野若王子神社」も
近くにありました。

こうしてどこも個性的だと、
神社めぐりだけでも結構、
楽しくなりますよね。

当たり前でなく、それぞれが少し
固定観念をはみだして、
個性を発揮しているから、
全体として面白い場所になっていく。

人間の組織と同じなのかもしれません。





[効率無視の仕事術]
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