「コオロギ」の仕事術

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涼しかった今日ですが、
たまたま午前中に
休憩で神社の境内に寄ると、
すぐそばで何匹かの虫が鳴いている声。

「コオロギ」ですね。
すっかり秋になりました。

鳴いている範囲は非常に狭く、
砂利石のある小さな一画に限られています。

ならばその姿を見てみようと、
近づいて見ると……いない!?

いや、音は結構大きくまだ鳴いています。
でも、声はすれども姿は見えず。
石の下なのか?

そこでちょっと石を動かすと、
1匹が顔を出した。
画像のどこかにいるのですが、
わかるでしょうか?
気になる方は探してみてください。

にしても、その昔、虫取りをした方は
覚えているでしょうか?

コオロギという昆虫、
バッタやキリギリスはもちろん、
スズムシなどと比べても
ずっと小さいんです。
探すのは案外と難しい。

その小さな虫が、さらに石の下にいて、
鳴いているんです。
それにしては、
かなり声が通っていますよね。
他の秋の虫と比べても
声量がかなりあるんじゃないか?

じつはコオロギの鳴き声については、
まだまだ解明されていない部分が多いようです。

「鳴く」と言いましたが、
正確には2枚の羽をこすり合わせて
音をだす仕組み。
だからむしろ
「楽器を演奏する」のに近いのでしょう。

この小さな羽に
どうも「ミラー」とか「ハーブ」と呼ばれる
独特の共鳴装置がついていて、
音の大きさや高さを調整しているとのこと。
どんなに小さな個体であっても、
安定した音を出せるようになっているそうですね。

なかなかスゴい
コオロギの音響システムですが、
演奏の目的はオスの求愛行動です。

つまり、女性の心をうっとりさせるために、
美しい音を進化させてきた
……というのは、人間の男性歌手と
変わらないのかもしれません。

ちなみに、こちらのコオロギ、
「エンマコオロギ」と呼ばれるのは、
かなり、いかつい顔をしているから。
まあ、男は顔じゃないんだよ、
ということです。



[公私混同の時間]
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