「南高梅」の仕事術

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熱中症対策もあって、
いま大人気になっているそうです。
こちら、
和歌山県の名物、
「南高梅」ですね。

梅干しといえば、
酸っぱいもの……ですが、
こちらはハチミツを使って
食べやすく仕上げているもの。

ちょっと病みつきになるような
味ですよね。
運動をしたあとに1個、
食べたりしています。

なんでも全国の梅干しの、
6割をつくっている和歌山県で
トップブランドになっている「南高梅」。
地域団体商標制度で認定する
第一号の地域ブランドにもなったそうです。

この南高梅のブランド化、
なんと17世紀初期に
「紀伊国田辺藩」ができたときから
始まっています。

この地で初代藩主となったのは、
戦国武将として家康に仕えた安藤直次。
ただ、やせた土地でできる作物もなく、
民衆が貧窮していることに
すぐ気づきます。

そこで自生していた梅に目を付け、
「これを育てれば年貢を安くする」
ということで、
梅の栽培を普及させたそうです。
将軍が8代目になるころには、
「紀州の梅」として
絶賛されるようになっていました。

その後、明治になってから
高田貞楠さんという人が、
ひときわ豊かに実った1本の梅の木を
丹念に育て上げて
最高品種をつくりあげます。

これが「高田梅」として、
和歌山の梅の最高品種に
認知されていきます。

その後、昭和になってから、
「高田梅」を軸にして、7つの梅の品種を
「優良品種」として選別。

他の梅と区別して
「南高梅」を名乗るように
ブランド化したわけです。

つまりは長い歴史によって生まれた
日本が誇る知的財産の1つ。
健康にもいい食品ですから、
心していただきたいですね。



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