聖バレンタインと吉田松陰

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2月14日、今日は画像の左の方に
ちなんだ日。
聖バレンタインさん……。
正式にはヴァレンティヌスという
ローマ時代にキリスト教の神父だった人です。

で、右は吉田松陰。
幕末の人ですが、両者には共通点があります。

それは当時の国家に逆らい、
逮捕され、処刑された人物だった
……ということ。

けれども処刑されるまで、
監獄で看守さんや他の収監者に対し、
最後まで自分の教えを
説き続けた人なんですね。

生涯、「先生」であり、
啓蒙家であったわけです。

吉田松陰が説いていたのは、
尊王攘夷の思想。
では、バレンタインさんが説いていたのは
どんな教えだったのか?

そもそも彼が生きていた時代は、
まだ不信感をもたれていたキリスト教。

そんななかで当時の皇帝は
戦争の最中ということがあり、
士気向上のために、
兵士たちの恋愛や結婚を禁止します。

それに対し、愛を説き、
戦争を否定する聖バレンタインさん、
密かにキリスト教の結婚式を
兵士たちに執り行なっていたんですね。

それがもとで改宗を迫られ、
拒否した彼は処刑されることになった。
でも、監獄でも関わる人に皆、
愛と平和の教えを説きまくっていたわけです。

看守は目の見えない娘にも彼の話を聞かせ、
結果、奇跡が起こって
目が見えるようになった
……という話もあります。

もっとも伝説として
どんどん広がったこともあり、
このバレンタインさんが本当に
実在したのかはわかっていません。

でも、松陰さんのように、
囚われの身でも心が折れるとことなく、
自分のやるべきことを貫き続けた人もいた。
信念をもった人は
勇気をもって最悪の状況にも
最善を尽くすことができるんですね。

2月14日は、そんなバレンタインさんの、
命日とされていた日。
人々の恋愛を応援していた彼の努力は、
いつのまにかチョコレートを贈る習慣に
変換されてしまいました。

まあ、自分の功績として、
幸せな日をつくった成果を
きっと喜んではいらっしゃるでしょうね(笑)



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