読みどころ教えます! 夏川が現代語訳した古典

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Facebook、Twitterでは紹介しましたが、
いま八重洲ブックセンター 八重洲本店の
4階エスカレーター前で、
致知出版社「いつか読んでみたかった日本の名著」
全巻のフェアが行なわれているそうです!
(期限はいつまでか、わかりません!!)

夏川はいままで5冊の本を、
このシリーズで
翻訳・現代語訳させていただいています。
今日は興味をもっていただいた方に、
それぞれの本の「読みどころ」を
少し述べておきましょう。

●『武士道』(新渡戸稲造)
1900年にアメリカで発行された
もともと英語の本。
文明開化から逸早く列強国にのし上がり、
欧米諸国から不思議がられた日本人。
その強さの秘密を「武士道」ということで、
彼らに説明したものです。

ですから現代の私たちが読むのは、
「日本人が本来持っているはずの強さ」を
取り戻すことにもつながります。
だからアスリートにも人気なんですね。
自信が出てくる本です!

●『茶の本』(岡倉天心)
1906年にこちらもアメリカで出版された本。
「武士道」に対するアンチテーゼで、
日本人の芸術観や文化意識、
また「平和を愛する心」を欧米に向けて
表明した本です。

ですから「茶の解説書」と
思ってはいけません。
穏やかで優しい私たちの文化を
誇りに思うようになれる本ですね。

●『風姿花伝』(世阿弥)
1400年という古い時代に、
能を目指す人の秘伝書として
書かれたのが本書。
その根底にあるのは
「お客さんを喜ばせるにはどうするか」
という本質論にあります。

ということは、内容はほとんど
現代のビジネス書に通じるもの。
プレゼン、マーケティング、コーチングと、
いろんな面にヒントのある本です!

●『努力論』(幸田露伴)
明治の大文豪による400ページ近い
本格的な自己啓発書です。

本書は「努力」について書かれていますが、
露伴さんは「努力」を、
「いつのまにか自然に、
楽しくやってしまっているもの」と
定義しています。
ようは「楽しく成功者になる秘訣」なんです。

だからマーフィやナポレオンヒル
「7つの習慣」など、自己啓発書好きの人が、
本書を忘れているのは残念かもですね。
スピリチュアル好きも楽しめますよ!

●『啓発録』(橋本左内)
左内さんは、幕末期、
「安政の大獄」で25歳にして処刑された人物。
この日本を変えるために、
「いまこそ武士たちが立ち上がろうよ」と
うったえる強いメッセージは、
吉田松陰や西郷隆盛など、
多くの先輩武士をも動かしました。

本書は非常に短い本ですが、
未来を生きる勇気を与えてくれるものです!

……以上が5冊の本の紹介、
興味ある方は、ぜひ手に取ってみてください。



[夏川賀央の「古典学のススメ」]
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