長く愛されるには理由がある

昨年いただいたお菓子。
ご存じの方は多いでしょう。

上野凮月堂の「ゴーフル」ですね。

子供のころはよくもらった気がします。
丸い缶もお馴染み。
でも、今となると、
食べたのは久しぶりかも。

あらためて手に取るとデカイですよねえ。
直径15センチだそうです。
3種類入っていますが、
サクッとした定番の安定した味ですな。

そもそもこのゴーフルって、
洋菓子なのか? 和菓子なのか?
上野凮月堂のホームページを見ると、
会社もお菓子も
とんでもなく長い歴史をもっていることが
わかります。

まず上野凮月堂が創業したのは
1747年のこと。
いまからおよそ270年前の江戸時代です。

大坂で人気のあったお菓子を
江戸の町にも普及させたい……と、
「大坂屋」というお店をつくったんですね。

やがてこのお菓子が評判となり、
その仕事に感銘を受けた
「寛政の改革」の実行者・松平定信が
「凮月堂」の名を贈ったそうです。

そんな凮月堂が
「ゴーフル」をつくったのは、
いまから90年前の1929年のこと。

「洋風の煎餅をつくりたい」と、
研究に研究を重ね、
アメリカ製のクリームを取り寄せ、
現在とほとんど変わらない味を完成させたとか。

欧米の似たお菓子から、
「ゴーフル」と名付けられました。

それから大きく洋菓子に転じていきますが、
残念ながら日本はその後すぐ戦争になり、
お菓子の製造は中止されます。

ただ、戦後、凮月堂は逸早く店を再開し、
ゴーフルを復活させ、
現在はその味を「上野凮月堂」が
継いでいるとのことです。

そんなふうに
江戸からの伝統を継承しながらも、
時代の好みに合う味をつくってきた会社。

日本のお菓子の店というのは、
本当に根気づよいところが多いですよね。
間違いなく私たちが誇れる
文化の1つだと思います!



[効率無視の仕事術]
コメントはありません。
| | url | | |