「愛と勇気と希望の日」の秘密

1月14日というのは、
「愛と勇気と希望の日」
……だったそうです。

一体それは何なのだろう?
アンパンマン……ではありません。
あの、タロとジロを記念した日
……なんですね。

そう言うと私世代の人間は、
高倉健さんが主演した
「南極物語」を思い出すでしょう。

その後、ハリウッドで映画化されたり、
木村拓哉さん主演のドラマにもなった。
そちらで覚えている人もいれば、
若い人は知らないかもしれませんねえ。

すべて実話が元になっています。

1956年に始まった最初の南極越冬隊。
このとき樺太犬のタロとジロは、
仲間と一緒にソリを引く犬として
連れてこられました。

しかし1958年、悪天候で隊は、
急な撤退を余儀なくされます。

そのとき基地に残っていたのは3人。
緊急な救助だったため、
犬たちは鎖につながれたまま、
放置せざるをえなかったわけです。

せめて安楽死させられなかったのか?
非難も浴び、
隊員たちも非常に悔やみました。
帰国後は絶望視された
犬たちの供養が行なわれ、
銅像なども建てられました。

ところが翌年、
再び越冬隊が南極にやってくると、
ヘリコプターに向かって
走ってくる犬が2匹。

それが鎖につながれたまま
置き去りにしたはずの
タロとジロだったわけです。
これが1月14日のことでした。

どうやって鎖を解き、
どうやって厳しい南極の冬を
2匹は乗り越えたのか?

これはもう想像の世界でしかありません。

おそらくは鎖を死に物狂いで外し、
アザラシやらペンギンやらを
自力で捕獲して生き延びた。
これが映画になっています。

確実なことは、共食いすることもなく、
他の犬の死骸も食べず、
まさに「愛と勇気」で2匹は
南極の1年を乗り切ったわけですね。

彼らにとっては、
ただ「生き延びた」というだけのこと。
でも、生き抜くからこそ、
大きな希望が生まれてくる。

なるほど、これを記念日して、
私たちがそのことを再確認するのは
ステキなことかもしれませんね。



[効率無視の仕事術]
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