ちょっと嬉しい今年の成人の日

1月13日の今日は「成人の日」。
新成人になる皆さま、
どれほどこのブログを
見てくださっているかわかりませんが、
本当におめでとうございます!

今年の成人の日、
ちょっと嬉しいことが1つありました。

画像は、
『奮い立たせてくれる科学者の言葉90』
という、私が2011年に書いた本。

この本が発行されてすぐ、
私は浜松で
「作家登竜門」というイベントの
講師を務めています。
子どもたちに文章の書き方を
指導する……というものですね。
自分を主役にした
「未来小説」の出だしみたいなものを
皆に書いてもらいました。

そのときにサイエンスに
興味を持っていた男の子が1人いて、
私はこの本を贈呈しました。
当時は小学生だったでしょうか。

早いものでそれから9年、
彼も今年、成人式を迎えた……とのこと。
いまは理工系の大学で
勉強をしているそうです。

ほんの小さなものであったとしても、
自分の本が人生の選択に
影響を与えることができたなら、
それ以上に素晴らしいことはありません。
「この仕事をしていてよかったなあ」と、
心から思います。

この本の序文に、
私はこんなことを書いていました。

「図書館で図鑑を見て、
近所の公園で昆虫を探したり、
夜空の星を眺めて宇宙に思いを馳せたり、
あるいは小学校の理科の実験で、
ワクワクしながらフラスコを眺めたり……。
どうか、あのころのことを
思い出してみてください」
「誰にだってそんな『未知なる世界』に
夢中になった時代があったはずです」

「日々の業務や、あるいは毎日の単調な生活。
いつもの繰り返しに忙殺されるなかで、
私たちはいつのまにか
未知なるものに感じた疑問も、
ワクワク感も忘れていきます。
何かが足りないと思いながら、
欠けてしまった何かを
なかなか取り戻せません」

自分が20歳だったときを、
いま一度、思い出してみる。
そのとき未来のことを、どう感じていたか?
自分に何ができると思っていたか?
これからどんな大人になりたい
……と思っていたか?
そのとき感じていたワクワクを
いまの自分は感じることができるのか?

「科学者」というのは、ある種、
そうしたワクワクを人生を通じて
追いかけられる人……ですが、
本当は誰だって同じ。
忘れているもののなかに、
いま歳をとった自分が再び奮起するための
ヒントが眠っていることもあります。

せっかくの成人の日。
新成人に思いを馳せるだけでなく、
自分の20歳と現在の自分を
照らし合わせてみてはいかがでしょう?
ワクワクできる人生を
取り戻すチャンスになるかもしれませんよ!



[公私混同の時間]
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