思い出の「千曲川」

画像は長野県の
「千曲川」を遠景で撮ったもの。

今回の台風で氾濫し、
大きな被害をもたらしました。
本当にお見舞い申し上げます。

じつは私の母親が、長野県の現在、
「千曲市」の生まれ。
かつては「更埴市」でしたが、
祖母が近くに住んでいました。

だから子供のころ、
よく千曲川の河原で遊んでもらったんです。
釣りなどもしたなあ……と。

いい思い出しかないのですが、
それがあんなふうになるとは、
自然は怖いものだとつくづく思います。

雄大な千曲川。
でもwikiで見ると、
何度も何度も
氾濫を繰り返しているんですね。
江戸時代の記録で、64回だそうです。

「千曲川」というのは、
そもそも長野県での呼び方。
いくつかの川が合流し、
新潟で「信濃川」となります。

ただ、信州で「千曲」と呼ばれたのは、
「千」も「曲がりくねっている」から
……とのこと。

そこまでか知りませんが、
ようするに蛇行の多い川なんです。
当然、カーブしているところは、
急流になると溢れてしまう。
だから洪水の常習生だったんですね。

洪水や氾濫というと、
水害のイメージしかありません。

でも、その昔の人々にとっては、
川上から肥沃な土を運んでくる
恵みでもあったわけです。
だから川自体が神様にもなっています。
怖いけれど、優しい……それが条件ですね。

千曲川だけではありません。
相模川も、多摩川も、荒川も、
「川」っていうのは結局、
「溢れるのが当然」と思わなければ
いけないのでしょう。

古代エジプトの文明なんて、
あれナイルの「洪水」があったから、
成り立ったんです。
そうでなきゃ砂漠のど真ん中に、
大豊作地帯なんてできません。

昔と違い、
とくに日本は治水の技術も進み、
「毎年のように洪水が起こる」
なんてことはなくなりました。

でも、安心なんてことはない。
いつでも川っていうのは、
水が溢れてくるものだ……と考え、
注意しながら付き合っていく
必要はありますね。



[効率無視の仕事術]
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