「見えないもの」をどうやって見つけるか?

ノーベル賞の発表シーズンになりました。
今日は物理学賞が発表されましたね。

どうもメディアは、日本人でないと
あまり取り上げないところがあります。

授賞したのは、スイスの
ミシェル・マイヨール教授と
ディディエ・ケロー教授など。
この2人の功績は、
「太陽系外の惑星を発見した」
というものです。

つまりは、宇宙戦艦ヤマトの
「イスカンダル」のようなもの。
これはワクワクする話でしょう。

実際、夜空にはたくさんの星があります。
火星や金星などを除けば、
ほとんどは恒星、つまり
「太陽」と同じようなもの。

太陽の周りを地球が回っているように、
あのたくさん恒星の周りを、
たくさんの惑星が回っている……と、
普通には考えられますよね。

でも問題は、
「それをどうやって見つけるか?」
なんです。

たくさんの星は、
太陽のように自分で輝いているから、
遠くにあっても見ることができる。

でも、同じくらい遠くにあるうえ、
それよりずっと小さく、
自分で輝いていない星々なんです。
あることは想像できても、
見つける方法なんて考えられませんよね。

一体どうすれば、
見つけられると思いますか?

聞くと、なるほどで、実にシンプル。

夜空の星は「点」の過ぎないのですが、
それよりさらに小さな惑星が
前を通過すれば、
小さな点をさらに小さな点が、
ちょこんと隠すことになりますよね。

といって望遠鏡ではわからない。
光の波長の変化を丹念に追う
作業になるそうですが、
長い観測の結果、
確かに惑星が横切っていることが
わかったんですね。

現在はこの横切るときの変化から、
惑星の大きさや質量も推定し、
地球とよく似たタイプの惑星も、
いくつか発見されています。

当然、生物がいる可能性もあるし、
知的生命体だっているかもしれません。

ノーベル賞を機に、
さらにこの分野の研究は
進んでほしいですね。



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