「水沢うどん」の仕事術

こちら、金沢へ行く道すがら
群馬県のサービスエリアで食べた
「水沢うどん」と
ソースカツ丼のセットですね。

けっこうボリュームがあります。
でも、とても美味しかったなあ。

水沢うどん……。
あまり知らなかったのですが、
「日本3大うどん」の1つだとか。

日本以外にどこがあるんだ
……とツッコミたくなりますが、
日本人は「3大」が好きですよね。
他の2つは、秋田県の稲庭うどんと、
当然ながら、
香川県の讃岐うどんです。

そのネームバリュー2つに対し、
水沢うどんは、
だいたい伊香保温泉の近くで
名物になっているもの。

でも、どうしてこれが
有名になっているのか?

その歴史は古く、
一説には14世紀にまで
さかのぼるとか。

この地には「水沢寺」という
古い寺院があり、
水澤観音で知られています。

そのお寺のお坊さんが
うどんの製法を覚え、
参拝者にふるまったのが
きっかけだったそうです。

考えてみれば、かの讃岐うどんも、
もともとは金毘羅さんの参拝客へ
ふるまわれたもの。
似たような経緯で
「名物」になっているんですね。

今回、私は車での移動でしたが、
この赤城高原のSAにたどりつくまで、
集中豪雨で大変な思いをしていました。

そんなときに、うどんを出されると、
なんかホッとしますよね。
疲れた胃に優しいし、
精神的な疲労も
スッととれるような気になります。

その昔の参拝ルートというのも、
やはり困難な道のりだったでしょう。
そうやってヘトヘトになった参拝者に
うどんをふるまう。
食べた人はきっと
生き返るような思いだったはず。

そうすると、食べ物が名物になるのは、
単に味だけの問題ではない。
人の温かみや愛情が、
いちばんのカギになっているんです。

ものをつくって売っている人間は、
忘れちゃいけないですね。



[効率無視の仕事術]
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