日本人と山さんと

昨日は道志村の
里山の保護運動を紹介しました。
それで11日はといえば、
「山の日」だったんですね。

そんな休日あったっけ?

フリーで働いていると
休日感覚がなくなります。
3年前から施行していたんですね。

その理由はよくわからない。
「休日を増やそう」ということで、
海の日があるなら、山の日も。
8月11日になったのは、
御巣鷹山の事故の前日に合わせたとか。
夏休みシーズンですから、
恩恵を受けない人も多いでしょう。

賛否両論ある休日ですが、
やはり日本にとって「山」が
大切なのは事実です。

なんせ国土の70パーセントが、
山地というこの国。

しかも中央を背骨のように
高い山地が貫くことが、
日本の気候の特色をつくっています。

同時に集落が山で分断されている
地理条件は、
明治になるまでずっと地方分権だった
歴史の特徴もつくりました。

また、多くの山は日本人にとって
神さまでもありました。

よく言うのですが、山の名前、
「◯◯やま」と「◯◯さん」で
非常にややこしいことになっています。

これ、「さん」と呼ぶのは、
田中さんとか山田さんと同じ。
山=神さま=人格だったから、
信仰の対象になっていたところは
「〜さん」と読んだわけです。

浅間山を「あさまやま」と呼べば、
長野県の噴火した火山。
「せんけんさん」と呼べば、
その山でなく、
日本を代表する神さまの山、
「富士山」のことになります。

ただ、山の呼び名も
時ともに変わったりして、
例外はたくさんありますが。

いずれにしろ、そんなふうに
私たちにとって大事な存在だった山。
知ってのとおり、汚されたり、
崩されたりと、
いまは存亡の危機にもあります。

まあせっかく「山の日」があるのですから、
そんなときくらいは、
「山を守らなきゃ」と思い返したい。

写真は鎌倉の山から、
湘南のほうを見下ろしたものです。



[公私混同の時間]
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