「新1万円札の偉人」が愛した言葉

ニュースでご存じの通り、
2024年の予定で発行される
新しい紙幣のデザインが発表されました。

そのうち1万円に選ばれたのが、
明治の実業家、渋沢栄一さんですね。

嬉しいことに、夏川の本、
君はこの言葉を知っているか?
……Words of wisdom
』(主婦の友社)
では、
この渋沢栄一さんを取り上げています。

本書は「成功者に影響を与えた
過去の偉人の言葉」を紹介した本ですが。
渋沢さんに影響を与えたのは、
次の言葉。

「君子は義に喩り、小人は利に喩る」

孔子の言葉ですね。

意味は、
「できる人は、
信義に基づいて仕事をしている。
できない人は、
目先の利益のために仕事をしているから、
うまくいかないのだ」というもの。

渋沢さんは明治の日本にあって、
銀行業、鉄道、エネルギー事業、保険業、製糸業、
ホテル業、ビール会社、証券取引所、
病院、研究機関、学校……と、
次から次に
近代国に必要な事業や施設を創設した方。

一方で孔子の『論語』の研究者としても
知られていました。
『論語と算盤』など、
数々の著作も残しているんですね。

彼の「信義」というのは、
ようするに日本を、
欧米に並ぶ文明国にすること。

そのために
「日本にない事業」を1つ興して、
成功したら、儲けたお金を投資して、
次の「日本にないもの」をつくる……と。
それを繰り返していったんですね。

結果、自身も巨万の富を
築くことになりました。
ただ、そのお金で病院や学校など、
社会的な投資も行なっているわけです。

慈恵医大、日本赤十字社、聖路加病院、
一橋大学、二松学舎大学、同志社大学、
東京経済大、日本女子大、東京女学館
……と、あげていけば
キリがありませんね。

けれども、その動機を与えたのは、
まさに孔子の言葉。
同じようにヒントをもらいたい人は、
ぜひ書店で本書を探し、
2章の冒頭を立ち読みくださいませ(笑)

でも、本で取り上げている方が、
脚光を浴びるのは嬉しいことです。
先見の明はあったのですが、
売上につながらないと、
しょうがないなあ……。



Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?
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