お釈迦さまの最期の言葉

「もろもろの事象は滅びゆく。
それでも怠ることなく、
努力を続けなさい」

こちら、釈迦が最期に
弟子たちに言ったとされる言葉。
(早島鏡正
『ゴータマ・ブッタ』講談社学術文庫より)

3月15日は、
お釈迦さまの入滅日でした。

本来は旧暦の2月だったそうですが、
3月にお寺などでは
法会が行なわれてますね。
そもそも年代なども
ハッキリしていない話です。
紀元前7世紀から4世紀くらいと、
説はさまざまのようです。

ただ仏典から、
亡くなったときの様子は、
ハッキリしています。

80歳になっていたそうですが、
死因は「食中毒」だったんですね。
インドの田舎の村で説教に回ったあと、
腹痛をうったえて倒れました。

質素な暮らしではありましたが、
最期は大勢の弟子たちに囲まれ、
その生涯を閉じました。

にしても、
「世の中のものは
すべて滅びるのだから、
私の死を哀しんではいけないよ」
と、真理を説いたあとで、
「毎日、努力しなさい」
と命じるわけです。

矛盾しますよね。
どうせ滅びるのに、
なんで努力しなければならないんだよ
……と。

釈迦の弟子には、
「哀しむのをやめて、
師匠から解放され
自由になったことを喜ぼう」と、
皆を慰めた者もいたそうですが、
本当は厳しい師匠や
厳格な規律があるから、
私たちは努力を続けるのではない。

誰にでも死は訪れ、
人生には限りがあるからこそ、
やるべきことを果たすために
最大限の努力を続けなければ
いけないわけです。

釈迦の遺言は
短い人生を肯定するため、
誰にとっても当てはまる
普遍的なメッセージと言える
……でしょうね。

案外と至極もっともな
シンプルな言葉を最期に述べた
歴史上の最高賢者の1人。
その言葉はしっかり
胸に刻んでおきましょう。



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