バレンタインデー、すべてはこの人から始まった!?

2月14日、バレンタインデーですね。

まあ、私には
あまり縁のある日ではありませんが、
楽しみにしている方も多いでしょう。

St.Valentine=聖バレンタイン、
つまり、もともとは、
キリスト教の司教さんの
名前なんですね。

お陰で大勢の人を幸福にしたのか、
大勢の寂しい人を増やしたのか。
それは別にして、
一体どうしてこの司教さんの名が、
チョコを贈る習慣になっていったのか?
不思議ですよね。

じつは聖バレンタインさん、
候補が何人もいるんだそうです。
そのぶん伝説もたくさんあるようですが、
それだけこの日に、
多くの人が夢を描いたのかもしれません。

でも、いちばん有名なのは、
聖人ともなっている
3世紀のローマ司教、
「聖バレンタイン」さんです。

当時はローマ帝国が北方のゲルマン人と
戦っていたころ。
「軍人皇帝」という
将軍上がりの皇帝が乱立する時代が
続いていました。

そんな折り、
時の皇帝クラウディウスは、
「兵士に家族がいると、
いざ命を賭けるのをためらう」
ということで、
結婚を禁止する法令を定めたそうです。
無茶なルールではありますよね。

この法に逆らい、
司祭として堂々と、
婚礼の儀を行なっていたのが
バレンタイン司教でした、
若きカップルが、結ばれないのを
不憫に思ったのでしょうね。

けれどもキリスト教に対して
不信感ももっていた皇帝です。
バレンタインさんは捕らえられ、
牢獄に入れられます。

この牢の中で、
彼は給仕をしていた
盲目の少女奴隷と仲良くなったそうです。
話を聞き、相談役になり、
やがて少女はキリスト教に改宗をする。
すると、この少女、
目が見えるようになってしまったとか。

でも奇跡が評判になると、
困ったのは皇帝です。
そもままでは法をつくり、
彼を罰した自分が悪者になってしまう……。

ということで、悲しいことに
バレンタイン司教は拷問を受け、
撲殺によって処刑されます。

その最期に、
司教は少女に花を渡しました。
このプレゼントが、
のちにチョコレートに変わった
……とのことなんですね。
男女は逆になりましたが、
婚礼のエピソードと合わせて
カップルの日になったわけです。

もちろん1つの伝説ではありますが、
そんな悲しくも美しいエピソードが、
この日の起源にあることは
覚えておいてもいいかもしれませんね!



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