「刀を抜かなかった武士」の最後の言葉

写真は大田区洗足池の近くにある
勝海舟さんの別邸跡。

近くには当人の墓と、
西郷隆盛さんの名誉を称えた碑もあります。
海舟さんは晩年、
西南戦争で逆賊になった
西郷さんの名誉回復に奔走したんですね。

それくらい
「彼を尊敬していた」と
いうことでもあります。

つい先日は大河ドラマで、
江戸城の無血開城をやっていました。
遠藤憲一さんが、
なかなか渋い味を出していましたが、
勝海舟、主君の徳川慶喜と、
日本の命運をひたすら守ることに徹する。

口は悪いけど、義に熱い。
あの口調も、
自伝の『氷川清話』にある言い回し、
そのものでした。

その海舟さん、
もともとはすごく強い武士なんです。

十代で「天下の剣人」と呼ばれた
島田虎之助のもとで免許皆伝した
……という話もあります。

ところが世界を学び、
「武力ではこの国を守れない」と察し、
以後、刀を抜くことを自分に禁じたんです。

抜けないようにわざわざ、
ヒモで縛っていたとか。
攘夷派の武士たちに襲われたら、
ただひたすら、逃げていたんですね。

そんな彼を襲った武士の1人でありながら、
懐柔して、
人生を大きく変えさせたのが
坂本龍馬でした。

やはりそれくらい
信念を貫いていた人だったわけです。
そんな人間になりたいものですね。

ちなみにここで眠る海舟さんの
最期の言葉は、
「コレデオシマイ」
というもの。

写真が残っていますが、
外見も合わせて格好よかったんですね。

義に熱く、優しく、強さを隠し持つ。
これが「格好よさ」条件かもです。





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