「日本昔ばなし」の仕事術

7月18日に、俳優の常田富士男さんが、
お亡くなりになりました。
享年81歳だそうです。

その常田さんといえば、
女優の市原悦子さんとともに
『まんが日本昔ばなし』の
声優をやっていた方……と
ずっと紹介されていましたね。

ナレーションと登場人物を使い分ける
独特な語り。
懐かしいな……と思ったのですが、
でも、この番組を知っている人って
どれくらいいるんだろうか?

東京ではTBSで放送されていた
伝説的なアニメ。
1975年から、じつは1994まで
ほぼ20年にわたって
放送していたそうです。

シンプルな絵柄に、たった2人の声優。
それでも平均視聴率は
20パーセントを越えていたとか。
現代ではありえない番組かもしれません。

その功績もさることながら、
思い出すのは「本」なんです。

覚えている方も多いのではないでしょうか?

写真は「まんが日本昔話データベース」から
探しましたが、
二見書房から出ていた「サラ文庫」
というもの。

私も大好きだった思い出があります。

文庫本のサイズで、1つのボックスに
5冊の小さなカラー絵本が
挿入されています。
全部で30巻あったそうですが、
ちょうど本を読む習慣ができ始めたころ。

5冊を楽しめるこの箱を
買ってもらうのを楽しみにしていた
思い出があります。

このセットで本の楽しみを知り、
やがて読書が好きになり、
大人になって出版の世界で
仕事をするようになった……。

この業界には、
案外と多いんじゃないだろうか?

考えてみれば、「昔話」という
あまりにオーソドックスなネタ。
当時から世の中には、
たくさん溢れていたものです。

でも、それを加工の仕方、
編集の仕方、
メディアミックスの仕方によって、
こんな魅力的な商品にすることができる。

実際、たくさんの子どもたちが
夢を与えられたと思います。

いまならば、
一体どんなことができるのだろうか?

私たち、過去の成功例から学ぶべきことは、
たくさんありそうですね。

2018,07,27, Fri 02:44
デキる人研究所ブログcomments (0)
コメントはありません。
| | url | | |