「正しくあること」を求める時代へ

ロシアで行なわれている
サッカーのワールドカップ。
先ほどまで見ていたのですが、
韓国がドイツを破りました!

ある意味、
日本がコロンビアに勝ったよりも
すごいかもしれません。
前回優勝国であり、
世界ランキング1位のドイツは、
これで敗退することになったわけです。
韓国が道ずれにした感じになりました。

そのドイツの心を折ったのは、
韓国の強さというよりも、
今大会の目玉「VAR」。
つまり「ビデオ判定」でしょう。

ロスタイムに入った韓国のゴール。
いったんはオフサイドになりますが、
ビデオ判定でひっくり返り、
ゴールが認められたわけです。

今回の大会は、多いですよね。
VARのお陰で判定はかなり覆され、
PKになったり、あるいは取り消されたり。
それが試合を決めた要素になったのも、
少なくなかったと思います。

ならば、いままで審判は
正確でなかったのかといえば、
もちろん人間だから判定は狂う。
でも、おそらくは「空気を読むこと」も
多かったのではないかと思います。

まあ、反則かもしれないけど、
「ここでとったら試合が崩れるな」とか。
厳密に測ったらわからないけれど、
あのプレーは、オフサイドっぽいな
……とか。

そういう人間的裁量をできるだけ排除し、
今大会はルールどおり、
絶対正義を目指す
……ということなのでしょう。

これについては、
いろんな意見があるのだと思います。
でも、世の中は確かに、
「厳格な正義」を求める方向に
動き始めているのかもしれません。

というのも、
「ルールをかいくぐった悪」というのは、
いままで暗黙の了解で存在していたわけです。

だからサッカーも、
「うまい反則の仕方」とか
「審判の騙し方」は盛んに研究された。

スポーツだけではありません。
ビジネスでもずっと、
「勝てばOK」といった空気は、
いままでずっと存在していたのでしょう。
「炎上商法」とか……。

ところが現在のネット社会は、
法が許しても、
世間の声がゆるさない状況にはなっています。

そんななかで、
「何でもいいから勝つ」ではなく、
「ルールに則って正しく勝つこと」を強調する
今回のサッカーでの転換は、
長い目で見たら、いいことなのではないか。

やっぱり子どもたちのサッカーを見たら、
「わざと倒れて反則をアピーする子」より、
「自分の反則をちゃんと自己申告するような子」を
期待しますよね。
それが「大人ならいいだろう」というのは、
やはりおかしいでしょう。

ということで、写真はリティングする甥。
かなり昔のものです!



[効率無視の仕事術]
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