忘れてはいけない「昭和」という時代

「自分自身の運命について
貴下の判断が如何様のものであろうとも、
それは自分には問題ではない。
構わずに総ての事を進めていただきたい。
私は全責任を負います」

こちらの言葉、
昭和天皇のものですね。

戦争が終わったあと、
マッカーサー総司令官に誠意をこめて
自身の処遇について述べた言葉。

結果、天皇制は維持され、
日本は平和への道を歩み始めた。
それが現在まで続いているわけです。

4月29日は、
もともと昭和天皇の誕生日。

数年前までは「みどりの日」でしたが、
昭和を忘れないように……と、
「昭和の日」と改名されたんですね。

元号が変わろうとするなか、
この日がこれからどうなるかは
……よくわかりません。

まあ、日にちがら、
ゴールデンウィークを飛び飛びにしない
ということで残りそうではあるのですが、
名前はどうなるのか?

でも、すでに世の中は
もう昭和生まれが主人公でない時代には
なっていきますよね。
これから生まれる人たちには、
明治・大正時代に生まれたような人のような感覚で、
見られてしまうのだろうか……(苦笑)

ただ、昭和というのは、
当然ながら戦争を挟んでいる
日本にとって激動の時代。
いわばこの68年の間に、
世界に撮ってみれば「怖い国」から
「楽しい国」へと、
180度転換したわけです。

でも、結局、
朝鮮半島を見ればわかるように、
歴史というのは
決して断絶してはいません。

50年単位、100年単位で
継続され続けている問題は
いまだ世界には未解決のまま
先送りされているわけです。

とくに歴史をリアルで体験していない人間は、
そのことを忘れがち。
でも、グローバルな世の中では、
意識してないと、
人間関係にさえ亀裂を生みます。

国際的になった現代だからこそ、
逆に「昭和に何があったか」は、
たえず思い出す必要があるでしょうね。

写真は数年前に参拝しました。
武蔵御陵、つまり、
昭和天皇の墓所になります!



[仕事ができる人の歴史入門]
夏川の「日本史」入門はこちら)
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