西郷さんの決意、永遠に語り継ぎたい言葉

昨日は熊本城と、
西郷隆盛さんの関係をブログに書きました。

せっかくなので、今日はその関連でこちら。

東京都大田区の
「洗足池」の畔に立っています。
西郷さんの「留魂碑」というものですね。

魂がここに留まるように……と、
残されたもの。
まだ幕末のころ、彼が配流された
沖永良部島で詠んだ詩が彫られています。

拙訳で申し訳ありませんが、
意味はこういう感じ。

「朝に目覚めたことを感謝し、
夕方には1日が終わることを憂う。
人生の浮沈は、
まるで夜明けと日没のようなものだ。

しかし、たとえ陽が当たらなくても、
ひまわりの花は太陽に向かう。
そんなふうに、
もし運がまわって来なかったとしても、
私は誠を貫きたい。

都の友人たちは、皆、散ってしまった。
なのに南国のこの俘囚だけ、
生をのさばっている

生き死になんて、何になろう。
ただ、天が味方してくれることを願い、
私は魂をここに留め、
この国を守っていきたい」

すでに彼の主君だった島津斉彬も、
同士だった橋本左内も
世を去っている。
ただ一人、囚われ人だった身で、
こんな思いを残しているんですね。

この「留魂碑」、
隣には西郷さんを祀った祠もあるのですが、
すべて建造したのは、
その隣にお墓を建てている方。

じつは、勝海舟さんなんですね。

敵同士だった彼らは、
大政奉還を話し合いで決め、
やがて政府内で一緒に仕事をしたあと、
今度は西郷さんが反乱を起こします。

その西郷さんが散ったあと、
勝海舟が彼の名誉回復に奔走したのは
有名な話です。
上野の西郷さんも、
勝さんの尽力で建造されたものでした。

そんな勝さんは、
自宅の近くに自身の墓をつくり、
その隣で、
西郷さんの思いを永遠に残そうとした……。

それだけ西郷さんの思いに共感し、
この国にとって
忘れてはいけない人物だと
思っていたのでしょう。

2人とも、すごい人たちだったんだなと、
ここに来ると実感してしまいます。

ちなみに
大河ドラマにかこつけたわけではありませんが、
次に出る私の本も、
じつは西郷さんから始まっています。
なので報告のような気持ちで、
訪ねさせていただきました!



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