何があっても決して屈しない城

4月16日は、
あの熊本地震から2年ということです。

200人以上の震災関連による、
犠牲者を出した地震。
まだその傷はまったく癒えていないでしょう。
本当に犠牲になった方には、
お悔やみ申し上げます。

それでも復興は進んでいます。
そのシンボルといえば、
やはり「熊本城」でしょう。

写真は読売新聞のサイトに載っていた、
現在の様子。
まるで立ち上がる熊本の人々を
象徴しているようですね。
たくましいです!

戦国時代が終わったあと、
加藤清正が築きあげた名城。
その後、細川家に引き継がれますが、
基本、もう戦の時代ではありません。

でも、歴史上、
じつはこの城の前に
敗れ去った人物がいるんですね。

「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。
清正公に負けたとでごわす」

そんな言葉を残した人。
そう、「西郷どん」の
西郷隆盛なんです。
じつは明治になってあらためて、
この難攻不落の城の強さが証明されたんですね。

それは西郷さんが、
最終的に明治政府に叛旗をひるがえした
「西南戦争」のときです。

鹿児島で決起した14000の反乱軍に対し、
政府軍は軍事拠点を
熊本城に置いて対抗します。
それは同時に、
西郷さんの軍の攻略目標になるんですね。

そのとき城に篭城したのは、
4000人と言いますから、
西郷さんの計画では真っ先に奪いたかった地点。

でも、それが落とせなかったんです。
大きな被害は出ましたが、
その250年以上も前につくられた熊本城は、
耐え抜きました。

そして西郷さんは反乱を断念し、
自ら命を絶つことになるわけです。

そんな西郷さんお墨付きの
強さを持っているのが熊本の城。
地震などに負けるわけがありません。

それは同時に、
熊本に住む人々の強さでもあるのでしょうね。

ぜひぜひ再建が済んだら、
観に行きたいものです!



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