Words of wisdom その1〜1859年ロンドン

Words of wisdom、
賢者の言葉……。

そんなネーミングで、
これから不定期なブログ連載をしていこうと
考えています。

くしくも4月1日の「賢者の会」は、
「本から学んだこと」というテーマ。
https://m.facebook.com/events/164189594208759

長く「賢者の会」というコミュニティを
運営してきてきたこと。
これから「読書会」を
始めようとしていること。
ビジネス作家である私が、
古典や歴史の研究を続けてきたこと……。
そして春に発売される、私の渾身の新刊!

じつは、たくさんのことが、いま、
連動しつつあるんです。
それが何となく
「Words of wisdom(賢者の言葉)」
というキーワードになった。

かわきりに、こんな言葉を紹介しましょう。

「天は自ら助く者を助く」

1859年、ロンドン。
ご存じサミュエル・スマイルズさん。
私も翻訳している『自助論』です。
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その当時、イギリスは産業革命を経て、
世界の頂点に立っていました。
でも一体、
「どうして私たちの国が成功できたのか?」と、
スマイルズさんはその要因を
たくさんの成功者の人生を検証することで
考えてきました。

そして答えが、
「天は自ら助く者を助く」だったんです。

自分ら努力する人を、
神様は助けてくれる……。

一見、当たり前のことのようですが、
じつはそんな世の中はいままでなかった。
ヨーロッパはずっと
貴族階級が富と権力を握り、
庶民を搾取する時代が続いてたわけです。

でも、産業革命が世の中を変えた。
これからの世の中は、
努力した人間が必ず勝つ。
『自助論』という本は、
まさに新しい時代が来たことを
告げる本だったわけです。
もちろん、
これは現在もなお続いている
「ビジネスの時代」に他なりません。

そして10年後です。
そのとき日本でも大きな変化が起こりました。
明治維新ですね。

武士が支配する身分制堂が崩れ、
新しい時代が到来した。
そんなとき言葉が翻訳され、日本に届きました。
「天は自ら助く者を助く」

その意味を正しく理解した、
農家の家の子どもが1人。

教育もなかった彼はこの本を必死で理解し、
本書で書かれている成功者のように
自分も産業を立ち上げようとした……。

この子が、豊田佐吉さん。
日本最大の企業の創業者ですね。

そんなふうに言葉は単に「お題目」ではない。

時間を越え、空間を越え、
私たちが仕事をしている、この世界をずっと
つくりあげてきているわけです。

さあ、そこで私たち、何をしよう?

この壮大なテーマ。
また続きは書いていきます!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]
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