もっともシンプルな「できること」をやっていますか?

私は定期的に目が悪い母親を
つれていっているのですが、
まあ、正直、
とても不便な病院ではあります。

施設が古くて狭いし、
交通の便もあまりよくない。
だから車で行くのですが、
近くの駐車場はすぐいっぱいになるため、
10分くらい歩くようなところに
車を停めるしかありません。

おまけに眼科が有名ということもあり、
大勢の人がかかっているのですが、
人手がどうも足りない。
だからいつも、ものすごく待たされる……。

そんな病院ですが、
たまにお医者さんと話すと、
ものすごく患者さん思いではあるんです。
だから何とか、
できることをやろうとはしている……。

写真はその1つですが、
床に赤、黄、青の線が
ドーッと引いてあります。

これ何かと思ったら、
検診の部屋の順番を示しているんですね。

青の線をたどって行くと、
「心電図」を測る場所へ。
黄色の線をたどって行くと、
レントゲンを撮る場所へ。
赤い線をたどって行くと、
採血をする場所へ。
……といった具合です。

なんせ眼科が有名なところですから、
目が良くない患者さんが多い。
さらにお年寄りも多いですから、
案内板が読めなかったりするわけです。

さらに狭い病院ですから、
一か所に必要な診察室を
集中させることはできないし、
人手が少ないから、
看護士さんも面倒を見ることができない。

なので不自由な患者さんでも
何とか自力で行けるように……と
不格好ですが、
目的地までずっと床に
ラインを引いてしまったわけです。

なるほど確かに見ると、
杖や車椅子でも線をたどりながら
移動している方が
何人かいらっしゃいました。
ずいぶん効率はよくなっているようですね。

自分が働いている環境、
いろいろ不満に対して、
文句を言いたい気持ちはわかる。

でもその前に、
「いまの自分たちでもできる工夫」を、
はたして怠ってはいないだろうか?
こうした例を見ると、
少し考えさせられますね。

ちなみにこの病院は、
やっとですが大幅なリニューアルが、
すでに決定しているようですよ。



[効率無視の仕事術]
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