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「成人の日」だから大人も読んでおきたい古典『啓発録』

1月8日は、成人の日。

ですから成人になる人も、
あるいはすでに成人になって長い人も、
読んでいなければぜひ読んでほしい古典。

それはやはり
啓発録』と『武士道』になります。

いずれも武士に関連しているわけですが、
日本で「大人になる」ということは、
特別な意味を持っていたわけです。

年齢はもっと若くでしたが、
男性にしろ、女性にしろ、
人生に覚悟を持たねばならない。
名前を換え、役割に責任を持ち、
ときには死をもって目的を果たすことも
余儀なくされました。

それに比べれば現代は、
かなりゆるくなっている……わけですが、
今年1年高みを目指すなら、
やはり知ってほしい。

ということで、今日明日で
私が現代語訳したこの2冊を
紹介しようと思います!

そこで何といってもタイムリーなのは
『啓発録』!

大河ドラマで『西郷どん』が始まりました。
橋本左内は、
まだ役者も発表されていませんが、
西郷さんが死んだとき、
その手紙を大事に持っていた……という人物。

25歳で処刑された彼に、
西郷さんは強く影響されました。

その左内さんが書いた『啓発録』は、
なんといっても真っ先に
「子ども心を捨てなさい」
……というメッセージで始まるんです。

・遊びほうけて自制することができない
・親や先生など強い相手に逃げ隠れする
・仕事をすること、勉強をすることに
 意識を集中できない

これらを「稚心」と呼び、
大成したい人物は、
物事を始めるために真っ先に
代償として「捨てなければならない」と
うったえたわけです。

それができて、
はじめて成長への道が開かれます。

・気をふるわせる
・志を立てる
・勉学に励む
・仲間をつくる

これができるのも、
「子ども心」を捨てているからこそ。

精神的に「大人」にならないと、
大切なことは何も始まらないんですね。

厳しいけれども、
これが武士の哲学なんです。

「子どもの心」のまま、
いいかげんな気持ちで「大人」として
人生に安易に挑んではいないか?
自戒を込めて、
今一度、確認をしたいものですね。

明日は『武士道』をあらためて
紹介しようと思います!



[夏川賀央の「古典学のススメ」]
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