「最後まで演じ切る」力

今日は映画の紹介です。
TSUTAYAの新作で借りられます。
『LOGAN』という作品です。

ミュータントが超能力を駆使して戦う
「X-MEN」のシリーズ。
この作品を最後に、
強力な爪と再生能力で戦うヒーロー、
ウルヴァリン役の引退を表明しています。
ヒュー・ジャックマンさんの主演作ですね。

「レ・ミゼラブル」などでお馴染み、
いまや実力派俳優です。

じつは私は、この方の大ファンで、
応援している人。
というのも、年齢が同じなんですね。
つまり、来年は50歳。
時の流れを感じます。

ただ私などは反省しなければいけないくらい、
この方は強靭な肉体を保っています。
体だけ見たら、
50に近い人間とはとても思えない。
オーストラリア出身で苦労しながら
ハリウッドで成功した経緯もあり、
相当の努力家だそうなんですね。

ただ、じつは今回で6回目だそうですが、
皮膚がんを何度も再発しているんですね。
オーストラリア人に比較的多いらしく、
そのたびに手術をしているとのこと。

命を落とすことは少ないようですが、
体力には限界を感じ、
ヒーローは引退することにした。
「よく、ここまでやってくださった」
という感じですね。

そんな背景で出来上がったこの映画、
内容もかなりショックなものです。

なんせX-MENのボスだった
パトリック・スチュワートさんの
「プロフェッサーX」が、
もはや半分認知症になっているわけです。

それをウルヴァリンが運転手として
メキシコで働きながら、介護している。
こちらはこちらで
持ち味だった回復能力は落ち、
爪からは膿が出る始末。
アルコールに溺れ、自殺まで考えています。

このシチュエーションを酷評する声もありますが、
確かにこんなにせつない
ヒーローの末路はないですよね(苦笑)

けれどもそんな彼が、
自分の細胞を使って「兵器」として
つくられた“娘”と出会い。
認知症の上司を連れて、
メキシコからアメリカへ向けて
逃亡の旅をすることになる。

およそヒーローものとはかけ離れた
シリアスなストーリーですが、
残酷な戦いの中で
最後の最後に「家族」というものを知る。

これはこれで素敵な映画になったのではないかな
……と思います。
ちょっとウルッとくる映画でした。



[常識転換の読書術]
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