世界が1つになるために

本日は911。
米国で同時多発テロが起きた日
……でしたね。

私の脳裏にはまだ、
テレビニュースのちょうどリアル映像で
貿易センタービルに2機目の旅客機が
突っ込んでいった光景が残っています。

あれから16年……なんですね。
ニューヨークでは追悼も行なわれ、
画像はその光景ですね。

そもそもはイスラム過激派が起こしたテロ
……ですが、
16年の歳月にはいろんなことが起こりました。
テロは撲滅すべき。
でも、その前提として、
私たちは宗教的な差異を
乗り越えてグローバルマインドで
理解し合う必要がある。

でも世界は、
なかなかそれを実現できていません。

ちょうど現在、
じつは大きな宗教的問題も起こっています。
日本ではあまり報道されませんが、
私たちには信じ難い。
「仏教徒がイスラム教徒を迫害している」
という問題です。
場所はミャンマーですね。

ミャンマーというのは、かつてのビルマ。
ノーベル平和賞を授賞した
アウン・サン・スーチーさんが
事実上のトップとなり、
民主化路線をとるようになってきました。

でも、そのアウン・サン・スーチーさんは、
この問題を放置し、
また軍の弾圧を容認している疑惑で、
「ノーベル賞を取り上げるべきでないか」
という議論まで起こっています。

じつは仏教国であるミャンマーには、
「ロヒンギャ」という
イスラム教の少数民族が西部に住んでいて、
ずっと迫害を受けてきたんですね。

難しいのは彼らの中からも武装勢力が起こり、
テロを目論むようになったこと。
それを軍が武力的に鎮圧しようとし、
民間人を巻き込んで、
対立がエスカレートしている
……というのはもう、
世界中の様々な場所で起こっていることと
変わりありませんね。

いずれにしろすでに30万人以上の難民が
隣国のバングラデシュに流れているとのこと。

私たちに何ができる
……というわけではありませんが、
やはり「世界の問題を知る」というのが
出発点だと思います。

しかもかなり流派は違うのですが、
ミャンマーは同じ仏教徒。
それが世界で起こっていることを知らずして、
「イスラムとキリスト教はダメだな」
「その点、仏教は平和だから」なんて
思っているのは、
あまりに能天気かもしれません。



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