6月に夏川訳の『君主論』が出版されます!

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6月に夏川の新しい翻訳書が
発行される予定です。
ウェッジさんから
スマイルズの「自助論」』に続く本。

16世紀イタリアのフィレンツェで発行され、
現代まで非常に多く読まれ、
また数々のリーダーを輩出した本
……としても知られています。

ニッコロ・マキャベリさんの
『君主論』ですね。

読んだ!……という人は
多くないと思いますが、
その「悪名」は皆さんご存じでしょう。

「マキャベリズム」という言葉を
生み出した書。
「目的を達成するためには、
どんな卑劣な手段も選ばねばならない」
という意図で使われます。
そう、かなりエグい本なんです。
ちょっと引用すると、こんな感じです。

「理想的な君主の姿はここでいったん置いておき、
現実的なことを議論しましょう。
絵に描いたような共和国も君主国も、
実際には決して聞くことがないし、
見た人もいません。
人間が生きる場は、
つねに『そう生きるべき場』とは
かけ離れているのです」

「なすべきことを怠っている者は、
生き抜く以前に、すぐ破滅してしまいます
よい行ないばかりを望む人間は、
すぐに悪意をもって破壊を企む人間に
遭遇することになるのです」

「ですから自分とその国を守るために、
どのように『悪』を実行できるかを知りましょう。
そして必要に応じて、それを使ったり、
使わなかったりすることを学びましょう」

じつは16世紀のイタリアは、
ルネッサンスの華やかさとは裏腹に、
日本の戦国時代にも似た、
小国が群雄割拠する熾烈な時代でした。

教皇のローマ、ヴェネチア、フィレンツェ、
ミラノ、ナポリに加えたくさんの小国で
戦争や策略が繰り返され、
それにフランス、スペイン、ドイツ(神聖ローマ)、
オスマン・トルコ帝国といった
大国が介入します。

じつはそんな時代に、
マキャベリはフィレンツェの一役人として
外交に当たりました。
その中で見てきた
「このままでは我々は生き残れない」
という現実が、
この“とんでもない書”を生み出したんですね。

ですから本書にあるのは、
決して「暴君の心得」ではありません。
生き抜くために
私たちが認識しておかなければならない
「最終手段としての知恵」
……だと思います。
だから画像のようにマキャベリさん、
けっこう優しい顔をしてますよ。

といってさすが16世紀イタリア、
本来はかなり難解な本……なのですが、
今回も夏川、
かなり頑張っています(笑)

なので、ぜひぜひ発売を楽しみにしてください!
本書の情報は、
ときおりブログで告知させていただきますね!!



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