ミッフィーちゃん「優しさの哲学」

「わたしの絵本の登場人物たちは、
いつでも視線を読者のほうにおくっています。
たとえ、体が横を向いていても顔は正面向きです。
正面向きの絵というのは、
嬉しいときにも、悲しいときにも目をそらすことなく、
読者の子どもたちと正直に対峙していたい
という気持ちのあらわれなのです」

なるほど、そういう理由で、
必ず正面を向いていたんですね。
「ミッフィーちゃん」。

そんなやさしい哲学で
描かれていたわけですが、
16日に作者の
ディック・ブルーナさんが
亡くなりました。
89歳だそうです。

ずっと日本生まれと思っていた、
ミッフィーちゃん。
それくらいお馴染みですものね。
じつはオランダ生まれで、
「ナインチェ・ブラウス」
というのが本名。
世界中に愛されるキャラです。

戦前のオランダで、
出版社を経営する父の元に生まれた
ブルーナさん。
「イラストレーターになりたい」と、
父親と対立し、学校も退学。
独自の道を歩みだします。

そしてデザイナーとなったあと、
父の会社に戻り、
「社長候補」でなく、
専属デザイナーとして
活躍するようになるんですね。
日本ではあまりいない2代目ですね。

ミッフィーちゃんを生み出したあとは、
絵本作家となり、
このキャラを利用して
世界中の子どもたちへの
福祉活動を続けています。

そういえばこうして泣いているのは、
東日本大震災のとき以来ですね。
そのときは被災し、
家族や友人を失った子どもたちへの
メッセージ。
「愛する人との別れは悲しいことです。
でも『あなたの人生はこれからも続いていくんだよ』
と伝えたかったのです」
とのことです。

そして画像のこちらは、
いま公式ページに出ているもの。
http://www.dickbruna.jp/

最後までよそ見をせず、
まっすぐ子どもたちを見つめ続けた
うさぎさん。

作者は天国に行きましたが、
その役目はまだ終わってしいなさそうですね。

ご冥福をお祈りします。



[奮い立たせてくれる言葉]
過去の名言集、電子出版になっています!
うさこちゃん、ですよね?

あれ、子どもの頃はうさこちゃんでしたよね?

まぁ、どうでもいいことカキコしちゃいましたが……。
| 編集担当 | url | | 2017,02,Mon 09:50 |

妹がずっと縫いぐるみを持っていたけど。なんて呼んでたかな? ミッフィーは英語圏での名前で、80年代に絵本が邦訳出版されたときから使用されるようになったそうですよ!
| 夏川賀央 | url | | 2017,02,Mon 12:32 |