ミモザガーデンで出会った「能面」の世界!

「賢者の会」でお世話になっている方に
三田村宗治さん、美和さんの
夫妻がいらっしゃいます。

一般企業に勤めているかたわら、
田園調布の自宅をレンタルスペースに改造し、
ミモザガーデン」として
奥さん主催で、
さまざまなイベントを開催されているんですね。
昨年は食事会でお邪魔しています。

本日はそちらで開催された、
「能面展」を見学しに行ってきました。

なぜ「能面」か?
……といえば、
じつは美和さんの叔父さんが、
能面の職人さんだったんですね。

和知七五三(わち・しめ)さん、
という方で、
さまざまな賞も授賞しています。

作品の多くはフィレンツェやロンドンなど
海外にあるそうですが、
一部はお2人が保存しています。
そのうち新年にふさわしい作品を
今回はレンタルスペースを使って
展示されたんですね。

写真は一部ですが、左から
 ・喝食(かっしき)……禅寺の食堂で働く少年
 ・ショウジョウ……中国の妖怪
 ・近江女……20代の魔性の女性
 ・恵比寿さん……福の神
だそうです。
なるほど奥深いものです!

世阿弥さんの『風姿花伝』を
現代語訳してから、
私も能の世界には非常に興味を持っています。

『風姿花伝』には、
かつて聖徳太子がアマテラスの時代の
「神楽」や仏教の伝承から
能のもとをつくり、
自ら「面」をつくった伝承が書かれています。

これを「秦河勝」という創世者が実現し、
以後、その伝統の型を継承しつつ、
創作者ができる限りの
さまざまな工夫を施して伝えられてきたのが
「能面」です。

ですから、見ているだけで
何かを語りかけるような
迫力もあるし、温かみもあるし、
ある種の恐ろしさもあります。
七五三さんのそれぞれの能に
深い思いを込めて創っていたのでしょうね。

そして役者は時代を通じ、
この「能面」にどんな魂をこめるか、
試行錯誤しながら芸を極めてきました。
作り手と演じ手が呼応し合うようなこの世界、
なかなか深いものがあります。

ミモザガーデンでは四季を通じ、
これからもときおり能面の
展示をしていくとのこと。
興味ある方はぜひ、
次回を楽しみにしていてください!





[夏川が出会った「できる人」たち]
2017,01,10, Tue 02:07
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