ライターさんと著者さんの関係

明日は14時30分から
第14回・賢者の会」。
三田いきいきプラザにて
会費2000円の開催……ですが、
まだ受付、大丈夫です。
興味のある方は、ぜひどうぞですね。

それで告知している通り、
ライターの安藤智子さんを
お招きした
「裏ワザ文章術」ですね。
リライトのワークを用意した
実践的な内容になるようですよ!

そこで紹介した写真。
「YHMスクランブル」
と題された小説は、
今回、講師をしていただく
安藤さんが書いたもの。

横浜の繁華街を舞台にした、
ちょっとハードボイルドタッチな
文芸小説ですが、
なんと
「三田文学」という
「慶応大学出版会」が出している機関誌の
冒頭を飾っているんですね。

「2013年冬季号」とありますが、
それだけ「作家」としても
評価されているわけです!

先日はフェイスブックで
Yahoo!の記事を紹介しました。
そこにもありましたが、
必ずしもライターの仕事、
近年は、あまり景気がよくありません。
1冊当たりの部数が減る中で、
金銭的な条件が少し悪くなっている状況。

まあ私もそうですが、
ある意味、業界の中では私たち、
中小の下請け企業のような、
立場にあるわけですからね。

じつは安藤さんと私、
「ライター仲間」として、
とある先生のライティング仕事を通して
知り合っています。
たくさんの本を
「語り下ろし」で出版した先生ですが、
当時、安藤さんはその先生と組み、
ベストセラーを量産していました。

通常、ライターさんというのは、
出版社が決めます。
そして仕方ないのですが、やはり出版社は、
著者のほうを伺いがち。
中には、有名な先生に印税をドカンと出し、
差額は全部、ライターさんの条件を悪くして
辻褄を合わせる……なんてところも
ないわけじゃないんです。

ところが、その先生というのは、
こういう世界をよくわかっています。
そこで優秀なライターさんを見つけたら、
「ぼくの本に協力してくれない?
出版社にはぼくのほうから言って、
自分の分の印税を下げて、
好条件でできるようにするよ」……と。

まるで青田買いですが、
そうした嬉しい配慮で、
自ら「できるライターさん」を
集めていったんですね。
たくさんベストセラーを出せたのも、
当然といえば当然です!

今はなかなか、そういうことをやる人は
少ない……かもしれませんが、
技術者に対するリスペクトを忘れたから
本の質が低下したとすれば、
他のメーカー業と同じようなことが
出版にも起きてしまっているのかもしれません。

けれども蓄積した技術は、やはり本物。
機関誌でもいいし、セミナーでもいい、
電子出版や小冊子でもいい。
「賢者の会」では
皆さんにどんどん出て来ていただき、
チャンスを広げられる場になればいいな
……と思っています。

[夏川が出会った「できる人」たち]


2014,03,30, Sun 01:02
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