金儲けの意味……ロックフェラーの言葉

「利益をあげる能力は、
社会の発展に不可欠な要素だ。
利益という魅力によって、
ほかのどんな社会経済体制にも
なしえない方法で、
雇用が創出され、富がもたらされ、
人々に力が与えられる。
だからこそ、金儲けに
罪悪感を覚える必要などないのだ」

こちら
ロックフェラー回顧録』(新潮社)より。
大富豪家ロックフェラー一族の三代目。
ディヴィッド・ロックフェラーさんの
言葉ですね。

3月20日、
101歳にてお亡くなりました。
人生において
6回の心臓移植をしたそうですね。
それだけ最後まで生に執着し、
健康投資し、
やりたい仕事を続けた
……ということでしょうか。

それだけ聞くと、大富豪一族で、
金にものを言わせ……と思われそうですが、
相当に苦労してきた方でもあります。

お爺さんは超カリスマ石油王。
でも、二代目のお父さんは心を病み。
兄弟には無茶苦茶な人もいました。
だから家を離れ、
一兵卒から志願し、
戦争にも行ってたんですね。
対ナチスの諜報活動もしていたとか。

結局「いちばんまとも」だったからか、
チェース・マンハッタン銀行の頭取も務め。
一家の富を回復させます。

でも、持ちビルは、
同時多発テロの犠牲になったり……と、
決して順風ではありませんでした。

しかし、富を築き、
外交の世界でも暗躍し、
慈善事業も多く行なった。
さすが「大富豪家であること」の意味を
よくわかったいたのでしょうね。

お金に感謝し、
お金に対して責任が持てる人に、
お金というのは入ってくる
……ということなのでしょう。

この方から、学びたいことは
たくさんあるなあ〜。



[奮い立たせてくれる言葉]
※過去の名言集、電子出版になっています!

できる人は「語ら」ない!?

昨日は加藤恵美さんの
一流のプロ講師が実践している話し方
という本を紹介しました!

今週の土曜日、「賢者の会」で、
ゲスト講師として講義もしてくださいます。
まだ参加、受付中ですよ!
https://www.facebook.com/events/263622730743490/

そしてミニセミナーになりますが、
本書を編集した「あさ出版」さんの
編集者、星野美紀さんにも
お話を聞こうと思っています。

株式会社あさ出版さん、
『日本でいちばん大切にしたい会社』
など、小さい規模の会社ながら
ビジネス書の名作を数々、
世の中に送り出している出版社さんですね。
たくさんの本を、
私も読ませていただきました。

で、じつは私も1冊、
この出版社さんから本を出させて
頂いているんですね。

2010年発行の
「やらない」仕事術
という本です。
もう7年も経ちました。

本書のコンセプトは単純明瞭で、
ようするに、できる人が
「やっていそうでやっていない」こと。

構成を見ると、
1章 できる人は「急が」ない
2章 できる人は「集め」ない
3章 できる人は「しょいこま」ない
4章 できる人は「怒ら」ない
5章 できる人は「話を聞か」ない
6章 できる人は「語ら」ない

えっ「語らない」?
『一流のプロ講師が実践している話し方』
に反するのではないか……?

ところが中身を見ると、案外とそうではない。
私が述べたことは、
「語っていること」が問題なのでなく、
重要なのは「思い」である
……ということです。

それは当然で、
世の中の名言を残した人というのは皆そうで、
「思い」によって実現したことに
合致した「いい言葉」が
あとから皆に記憶されているわけです。
言葉だけなら誰でも言えますからね。

加藤恵美さんも、
プロ講師として成功する条件に、
「思い」をまずあげています。
だから「何を言ったか?」より、
その思いに基づいた行動が
ファンになる人たちを惹き付けています。

たとえば、あなたが講師となり
人前で話すことになったとしましょう。
そのとき、
こんなことがあったらどうしますか?

・突然、講義と関係ないことを延々と
クレームでまくしたる質問者が現われた
・パワポ資料を用意していたのに、
突如、パソコンが壊れて、
まったく使えなくなってしまった
・講義中にクーラーがダウンして、
会場が急激に寒くなってしまった

そんなときの「神対応」が
加藤さんの本には紹介されていますが、
結局は「自分の思い」に基づいて、
聴いている人が皆、
「さすがこういうことを普段からやっている人だな」
と納得して、ファンになっていく。

単純に話が上手いか? 下手か?
……という問題じゃないんですね。

出版社さんつながりで紹介した本。
でも、いろいろつながる部分は多いんです。
25日も楽しみにしてくださいね!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

話が上手くなりたいなら、素直に「勉強の仕方」を学ぶべき!

いよいよ21日、発売になります。
今日はこの本の紹介!

ルネッサンス・アイズの取締役副社長、
加藤恵美さんの
一流のプロ講師が
 実践している話し方

ですね。

あさ出版さんから、
本体1400円で発売になります!

すでに今週の土曜日、
「賢者の会」では、ゲスト講師として
本書をテーマにした講義もしてくださる
予定になっています!
https://www.facebook.com/events/263622730743490/

本書は数ある「話し方入門」の本とは、
一線を画しています。
それは著者自身が
コミュニケーションの講師ではないし、
人前で話している人ではないこと。

そういう人たちをプロデュースするのを
仕事をしているということですね。
つまり
「話すことで稼ぐ人を作り出している人」
であるわけなんです。

その数、16年間で800名と言いますから、
すごいものです。
おそらく日本でいちばん、
プロの講演を聞いている方かもしれません。
会社のホームページを見れば、
いかにすごい人たちが
この会社の登録講師に名を連ねているかは、
わかると思います。

それだけで、
たとえばセミナー講師など、
話すことでビジネスをしようという方は、
必見の書……と言えるかもしれませんね。

加藤さんによれば、
いま講演でものすごくたくさんの人を
集めている方も、
最初から話が上手かったわけではない
……そうなんです。

ただ、
人一倍「伝えたい」という思いは強かった。
あとはひたすら、勉強したんですね。
ですから誰でも、
上手に話せるようになることは
可能だ……ということです。

一番の勉強法は
「一流の人の話し方」を真似てみることです。
その点、本書では加藤さんが、
たくさんの講師から学んだことを
豊富に紹介し、
本人たちもあまり明かしていない
コツの数々を紹介くださっています。

話す前の準備から、組み立て方、
つかみや、現場での臨機応変た対応、
また資料づくりまで……。
これらノウハウは、
コミュニケーションが必要なあらゆる仕事にも
応用できるものだと思います!

ぜひぜひ書店などで手に取ってみてくださいね!

さらに加藤さんの話が聞きたい方は、
ぜひ25日。
今回、会場にじつはたくさん
本当の「話のプロ」がいらっしゃるかも。
いい出会いになるかもしれませんよ。



[お仕事のページ]

素直に実行する人が、結果を出す!

先日、小学校が卒業式とのことで、
学校が数時間で終わったあと
遊びに来た甥。
もうすぐ5年生になります。
早いものですねえ〜。

近所のスーパーで母親が買い物をしている間、
ドーナツ屋さんでご馳走していたのですが、
食べ終わるや否や
「隣の公園へ行きたい!」とのこと。

そして目黒通りにある
この広い公園に来るや否や
ウォーミングアップをはじめ、
上着を私に預けると、
唐突に周囲を走り出す……。

一体どうしたの……?

なんでも数日後にある
子どもの「駅伝大会」に、
選手として選ばれたとのこと。
1キロを走らなければならないそうです。

でも、
そんなに長い距離を走ったことがない。
「どうすれば走れますか?」
と先生に聞いたところ、
「とにかく慣れるために、
時間があったら走るようにしなさい」
と言われたらしい。

で、とにかく時間があったから、
じゃあ走ろう……と。

どこの場所だろうが、
時間がいつだろうが、関係ない。
とにかく空き時間を見つけては、
ひたすら「走る」を
繰り返しているんだそうです。

まあ素直というか、愚直というか。
アドバイスされたことを、
ただひたすら実行しているんですね。

で、その駅伝大会は今日あったそうですが、
見事にいいタイムで完走して
次につないだそうです。
やるもんだなあ〜。

考えてみたら、私たち大人は、
「こうしたらいいよ」と
アドバイスされても、
「時間がなくて」とか、
「そこまではムリだな」とか
勝手に自分で制限を加え、
それを言い訳にして実行しないですよね。

かつて私の師匠は、
「どんな人がいちばん成功するか?」
と聞いたとき、
「それは素直に人の言うことを聞く人だよ」
と言っていました。
言い訳で逃げちゃいけないんですね。

この世の中に仕事のノウハウはたくさんある。
でも、できる人が少ないのは、
じつは実行する人が少ないから。
本当は疑わずに、
学んだことを「やればいい」んです。
この愚直さは、
大人が子どもに学ばなければいけないこと
……ですね。



[夏川が出会った「できる人」たち]

古典学のススメ20〜眼のある人は必ず見てくれる

夏川オススメの「古典」を
紹介する連載。

今回は戦後期を代表する落語家、
5代目・古今亭志ん生さん
の半生記
なめくじ艦隊』(ちくま文庫)
という本ですね。

落語協会の会長を務め、
今なおファンの多い方……ですが、
戦前、戦後と売れない時代を過ごす、
相当な苦労をされてきた方です。

本の題名にもなっている
「なめくじ艦隊」は、
住んでいた長屋がたびたび
「なめくじ」の大軍に襲われた
……ということから。
家賃もタダ同然だったようですが、
ジメジメしたところにあり、
あっちこっちに隙間がある。

住んだ人もすぐ逃げていってしまう
……ということでしたが、
稼げない時代、修行をしながら
そんな「なめくじ」のように
たくましく生きようとしてきた。

人に媚びず、出会った人を大切にして、
新しい芸をひたすら磨き、
師匠を変えたり、名前を変えたり、
満州に行ったり、
いろんな試行錯誤をしながら、
もがき続けます。

もがけばやがて
応援してくれる人も表れる。
昔の日本のいいところ……かもしれませんが、
出会いを通して
何とか芸人として
やっていけるようになった過程が
本書の中では語られているわけです。

「ほんとうに芸に一身をぶちこんでやれば、
眼のある人はきっと見てくれます」

「だから、人間てえものは、
無駄なときばかり骨を折ったってダメですナ。
何かそういうチャンスがきたときに、
それをガッチリつかまえて奮闘することですよ。
けれども、ただ奮闘するといっても、
はなに自分がそれだけのものを
仕入れておかなえことにゃダメなんで、
ネタのない手品は使えないわけですからね」

その分野を極めた人の言葉は、
やはり含蓄がありますね。



[夏川賀央の「古典学のススメ」]