「賢者のサロン」が始まります!

長らくお休みしている
「賢者の会」ですが、
来年から本格的に開始する予定です。

それに先だって、
今月から「賢者のサロン」を
開始させていただきます!

また正式に告知しますが、
場所は大崎プライムタワーの
スターバックス。
12月19日の予定で、
夕方にそこに行けば、私がいますよ
……というアバウトな交流会です(笑)

これから始まる賢者の会、
じつはもっと皆に参加して
「いろいろなプロジェクトが起こる場」に
したいと考えています。

私たちが講師を連れてきて、
話してもらう。
それもいいし、
やはり再開はするつもりですが、
世の中にはそんなセミナーが山ほどある。

私たちはもっと能動的に、
まさに皆が「賢者」となり、
自分がやりたいことを
ちゃんとしたビジネスとして
広げられる可能性をもった場を
つくりたい……。

といって、
「じゃあ何をするのか?」といえば、
選択肢の幅も広がり過ぎます。
ならば、
「皆で意見を交わし合える場を
別に設けよう」と、
サロン型の会をオープンしよう
……というわけですね。

誰も来なくても、
私はそこで仕事をしていればいい。
毎月そんなふうに
部室のような形で開催するつもりです。

長くお付き合いのある方はご存じの通り、
すでに同じ場所で、
2016年にはWatanabeが主催する
自由に過ごすカフェ会
がありました。

そこでも実際にセミナー講師が決まったり、
書籍の企画が動き出したり、
デザイン関連の仕事が生まれたり
……ということがありました。
今回はその延長になります。

かつて大学の部室に、
「学年ノート」というのがありました。
何のことはない、
思っていることや意見のようなものを
部室に来た人が
そこに書き残していくものですが、
すれ違いで顔を合わせていなくて
「アイツこういうことを考えているんだ」と、
読むのが楽しみになったものです。

なんかそんな形で、
アウトプットのノートを残し、
それを私のブログや他のメディアで
反映できたならとも考えています。

とにかくやってみなければ始まらない。
興味のある方はぜひ、
いまから時間を開けておいてくださいね。

別に5分顔を出すだけでもいい。
そこから何かが始まったら、
素晴らしいと思います!



[賢者の会・賢者のビジネス研究所]

気持ちをリセットする自分なりの方法

写真の五重塔は、
大田区の池上本門寺ですね。

家の周辺はイチョウ並木が色づいてますが、
こちらはすっかり冬景色になっていました。

ここに来たのは気分転換。
車を飛ばし、お参りをして、
幸田露伴さんのお墓参りをしたあと、
散策して……という
結構、最近はよくあるパターンです。

じつは1つの原稿が終わり、
次の原稿に取りかかる際に、
私は必ず1人で車に乗って、
どこかに出かけます。

というのも性格なのか、
新しい仕事から次の仕事への
リセットがあまり上手くありません。
何年もこの仕事をしてきて、
私の場合は「車を運転する」というのが、
いちばん効果的な
気持ちのリセット法になっているんですね。

これ面白いことに、習慣づいているせいか、
他の用事で車を運転しても
気持ちが切り替わりません。
仕事でもレジャーでも同じ。

なので困ったことに
「ただ車の運転をするために出かける」
という
ちょっと儀式めいたことが
どうしても必要になってしまうんですね。

ただ、スケジュールが立て込むと、
あまり1日がかりで出かけることは
難しくなってしまいます。

ただ、やらないとなかなか
次の仕事にモチベーションが出てこない。
なので家から20〜30分で行ける
この辺の場所は、
いちばん都合のいい場所になるわけです。

駐車場もだいたい空いているし、
「出かけた」という
気分になれる。
そういう場所はいくつか
すでにストックしていたりします(笑)

もちろん方法は人によってさまざまでしょう。

けれども、
そうした自分なりのリセット術を持っていれば、
案外と仕事のスピードは早くなる気がします。

詰め込んでやろうとしても、
だんだんと気力は落ちていく。
どこかでうまく、
気を抜くことが大切なのでしょう。



[効率無視の仕事術]

赤いAppleとフレディ・マーキュリー

マックのパソコンを使っている方は、
インターネットにつなげると出てくる
写真の赤い画面を、
すでに見ていると思います。

「REDを選ぶ、いのちを守る」
Appleのロゴも一時、赤く染まりましたが、
こちらは12月1日の
「世界エイズデー」に合わせたもの。
会社として、エイズ患者の救済に
力を注いでいるということですね。

ユニセフは最新の報告書で、
「2018年から2030年までの間に、
およそ36万人の若者が
エイズに関連する病気で亡くなる」と
予測しているそうです。

世界エイズデーが
WHOで定まった1988年から、
相変わらず脅威は変わっていませんね。

ただユニセフが発表しているように、
危険の多くは、発展途上国における
母子感染のリスクが、
まだ十分に対処できていないから。

じつはこの30年で、
エイズの検査と治療の技術は
ずいぶんと進歩してきたようです。

いまや「早期把握、
治療の早期開始・継続」により、
発症も感染も防ぎ、
感染者も健常者と同等の生活を送ることが
期待できるようになった
……ということなんですね。

でも、そのことはあまり理解されていない。

ですからエイズデーの意味も、
だんだんと撲滅と治療から、
患者に対する差別を解消することに
軸を移し始めているようです。

かつてのハンセン病のような悲劇を、
繰り返してはいけませんからね。

「僕は何も変えたくないし、
知られたくもない。
それについて話したくもない。
僕はただ倒れるまで仕事を続けたいんだ。
だから僕をサポートしてほしい」

いまは映画も大ヒットしていますが、
かつてこの病気で亡くなった
クイーンの
フレディ・マーキュリーの言葉。

そうしてバンドは伝説となったのですが、
くしくも11月24日は、その命日でした。

世の中には病気だけでなく、
周囲の目や差別と戦っている人は
まだ世界に大勢いる。
そのことを私たち健常者は、
よく理解しないといけませんね。



[公私混同の時間]

アートの力〜思いは時を超える

夏川が読んだ本の紹介ですが、
今日は話題になっている
アートサスペンス。

暗幕のゲルニカ
(原田マハ著、新潮文庫)
というものです。

「ゲルニカ」といえば、
ピカソの有名な絵。

第二次世界大戦に先だって勃発した
スペイン内戦時。
干渉したナチスドイツによる
「ゲルニカ空爆」の悲劇を描いた作品。
3・5メートル×8メートルという
巨大な絵ですね。

本書は、それを描いたピカソの物語と、
911後、
この作品をニューヨークのMOMAに
展示しようとする
アートディレクターの女性の物語の
2つの時間軸で展開していきます。

フィクションではありますが、
名画をめぐる国際政治の裏側が
シリアスに描かれている物語です。

それでも心を打つのは、
人の思いは時を超えて
継承されていくのだ……ということですね。

拙著、
君はこの言葉を知っているか?
では、
過去の偉人たちの言葉が、
いかに現代の成功者たちに継承され、
その推進力となってきたかを紹介しました。

アートもやはり
その起点にあるのは
強力な「思い」です。

二度とあってはならない悲劇を
うったえたピカソの思いは、
同じように悲劇に遭遇した
現代人の心にうったえ
「思い」を強く増幅させる。

だからこそ偉大な作品には力があり、
言葉と同様に
永遠の価値をもったものであり、
また、そうあらねばならないのだと
強く感じさせますね。

冒頭にはピカソの
こんな言葉が紹介されていました。

「芸術は、飾りではない、
敵に立ち向かうための武器なのだ」

美術に詳しくなくても、
読む価値のある本だと思いますよ!



[常識転換の読書術]

笑わない武士道

少し前の話になりますが、
大相撲の九州場所、
見事に貴景勝関が優勝しました。

横綱不在の場所だったとはいえ、
部屋であった諸々を乗り越え、
見事な成果ですよね。

その「貴景勝」の名、
かつての師匠の貴乃花親方が、
尊敬する戦国武将、
上杉景勝にあやかってつけた
名前だとのこと。

武士道』の訳者であり、
ナビゲーターとしては気になるところ。

上杉景勝とは
上杉謙信の養子であり、
ライバルを破って、
その後継者となった人物です。

主役として描かれることは
ほとんどありませんが、
直江兼続が生涯にわたって補佐を務め、
風来坊だった前田慶次も人望を認め、
最後は仕えた武将でした。

一体どんな人物だったんでしょう?

じつは景勝は、
「笑わない戦国大名」として
知られた人物だったんですね。
部下には徹底的に規律を求めました。

その一方で、関ヶ原の後、
領地を減らされ経済難に陥っても、
部下たちを決して
リストラしなかったと言います。
自分の利益をよりも「義」を重んじ、
武士としての生き方を生涯にわたって
貫き通そうとした人物。

「武士道では、一方では、
どんなことにも不平をいわない
『不屈の精神』を養いました。
そしてもう一方では、
自分の哀しみや苦痛を表すことで、
他人の楽しみや安らぎを邪魔しないようにする
「礼」も学んでいます。
この二つが結合することで、
武士のなかにはストイックな気質が生まれ、
最終的には、あたかもストイシズムに見える
日本人の国民的な気質が
出来上がったのでしょう」

こちらは『武士道』の
克己心に関する記述。
「リーダーは感情を積極的に出すべきだ」
という話もありますが、
部下は決して感情についていくのではない。
生きる姿勢であったり、
一貫した信念こそが、
やはり大切だということなんですね。



[武士道の読み方]