「阿闍梨餅」の仕事術

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こちら、お隣さんからの
いただきものです。

京都で大人気の有名なお菓子。
「阿闍梨餅」というもの。

モチモチした独特な食感。
京都らしい、甘過ぎないあんこ。
なるほど人気があるのもうなづけます!

いまどきのニーズにあった
お菓子だな……と思いきや、
なんと幕末の1850年代まで遡るとか。

創業170年近くになる
「満月」という和菓子屋さんで
売られています!

でも、阿闍梨って何なのか?

読み方は「あじゃり」。
比叡山などで修行をしていた
位の高いお坊さんだそうですね。

お餅の形は、
彼らが被っていた笠を
モデルにしたとのこと。

それだけでなく阿闍梨は。
修行をしているときに、
本当に「お餅」を食していたそうです。

お菓子に入っていた説明書きには、
こうあります。

「山間跋渉し肢股の疲労を助ける為に
餅を食ひ渓川の水を飲み
ようやく飢渇を免る」

つまり、山で修行をしていて
お腹が空いたら、
川の水を飲みながら餅を食べて
飢えや渇きを抑えた……と。

なんだか高位の修行僧らしからぬ。
想像すると、
まるでハイキングのような姿を
彷彿させます(笑)

でも、これは基本なんでしょうね。

悟りを得るための
厳しい修行だからこそ、
お腹が空いた状態でなんて
やってられない。

人間、大きな困難に立ち向かうためには。
まずちゃんとお腹を満たし、
心も体も100パーセントにすることが
大切なんです。

壁にぶつかったら、
まずお腹を満たそう!

それを阿闍梨の教え
……と言っていいのかはわかりませんが、
確かに真理かもしれませんね。



[公私混同の時間]

皆が不安なとき、リーダーは何をすべきか?

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「高き屋にのぼりて見れば煙経つ
民のかまどはにぎはひにける」

こちらは8世紀、奈良時代に国を治めた
聖武天皇の歌。

高いところから見下ろすと、
民が住む家々で、
かまどの煙が上がっているのが見える。
ということは、食料が不足することもなく。
皆の生活がにぎわっているんだなあ〜。
よかった、よかった……と。

逆に、この煙が上がらなくなったとき、
聖武天皇は税金を免除して、
貧困対策を果敢に行なったそうです。

24日は天皇誕生日の振り替え休日でした。
そんななか世間は、
ウィルスのへの不安でいっぱい。

そこで思い出したのが、
この聖武天皇。

ちょうどその治世中には天然痘が流行し、
当時ですから多数の死者も出ました。
社会不安が蔓延していたんですね。

そこで天皇が建立したのは、
ご存じの通り、奈良の大仏でした。

いまのように医療が発達した
時代ではありません。
科学の力に頼れないから、
巨大な大仏の力で
病を打ち払おうとしたわけですね。

その効果にはむろん根拠がない。でも、
「大仏をつくったぞ! これでもう大丈夫!」
という強いメッセージは、
国民にも伝わったのでないか。

だとしたら、皆は安心し、
不藩や混乱を防ぐ力にはなったでしょう。

それだけでなく、
奥さんの光明皇后が中心になって、
施薬院などもつくって
医療の対策も行なっています。
祈るだけでなく、その行動でも、
不安解消に務めたんですね。

現状のウィルス、
二転三転する国の曖昧な説明は、
ちょっと私たちを不安にもしています。

むろん国に限った話しではありません。
こんなときこそリーダーは、
「ちゃんと皆を守ります」とか、
「休んでも大丈夫!
安心して健康を優先してください」と。

まずは不安を取り除くような言葉と態度で、
皆を安心させなければいけませんね。

いまこそリーダー力が、試されるとき。
今週辺りから
いろいろ大変になるかもしれませんが、
皆さん、頑張りましょう!



仕事ができる人の歴史入門
(夏川の「日本史」入門はこちら)

読者さんに支えられている喜び

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1月の「賢者サロン」で、
毎日のブログを編集した
「メルマガ」のことを、
もっと告知したほうがいい
……というアドバイスを受けました。

それからずっとブログでは、
先頭にメルマガの案内をすることを
続けています。

すると嬉しいことに、
ぽつぽつと読者の方からの
反応が少しずつ増えてくるようになりました。

「いつも楽しく拝見させていただいてます」
とか。
「その内容、確かにそう思います」
とか、
「はじめて知り、勉強になりました」
とか。

メルマガだけではありません。
日々、ブログを書いていると、
メールでも、
あるいはブログ上のコメントや
フェイスブック上で、
感想をいただくことがあります。

もちろん、ときには
誤植を指摘していただいたり、
たまに「それは違うと思います」という
批判のコメントをいただくことも
しばしばあります。

いずれにしろ、
「書いている文章を
ちゃんと読んでくれる人がいるんだな」
と、嬉しい気持ちには
なっているんですね。

ときどき、
「よく毎日ブログが書けますね」
と感心されることがありますが、
この仕事を何年もやっていれば
難しいことではありません。
日記と同じようなもの。

ただ、問題はモチベーションです。

仕事がら私は書くことがそのまま、
ネタ集めになり、
スキルアップにもつなげられる。

だからずっと10年以上の間、
書き続けているのですが、
やっぱり読者さんの反応が得られなければ、
だんだんと空しく、
落ち込んだ気持ちにはなっていきます。

そんなとき、些細でも反応があれば、
「ムダなことではないんだ!」と、
心をリセットすることができる。

ですから、
あらゆる反応を感謝で受け止め、
つねに書かせていただく気持ちを
忘れてはいけないなと思っています!

画像は関係ないのですが、
暖冬のせいか、最近は近所でよく
「シジュウカラ」が鳴いているのを
よく聞きます。
「スピースピースピースピー……」と
非常に印象的な声。

スズメくらいの大きさの
非常に美しい鳥。
でも、この木の
どこにいるのかわからない。

顔がわからなくても、
その声はちゃんと心に響いてくる。
同じことなんだな〜。



[公私混同の時間]

当たり前のように読まれていた「和歌」の世界

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夏川が読んだ本を紹介しますが、
今日はこちら。

『日本史を動かした歌』
(田中章義著、毎日新聞社)
という本ですね。

本の内容はいたって明解。
日本史の有名人物たちが読んだ
「歌」を紹介するもの。

なるほど、確かに平安までは、
文化人が和歌を詠むのは日常だった。

また戦国時代や江戸時代でも、
武士たちは教養として
和歌の創作力を身につけています。
だから皆、辞世の句を読んでいますね。

そして武士階級の出身者が多かった
明治時代の有名人たちも、
やはり歌を残しているんです。

だから近代以前の歴史上の人物を見ると、
たいてい残した和歌は残っているんですね。

本書は「歌から見る日本史」として、
まとめられています。

面白いのは、
やはり和歌……というイメージのない人々が、
読んだ歌でしょう。

「年経ても変はらぬものは友垣の
昔を偲ぶ情けなりけり」

こちらは『武士道』の
新渡戸稲造さんが詠んだ歌。

「とり年の玉の数増すごとに、
光りいや増す父の白髪」
……医学者の野口英世さんの歌

「素粒子の世界の謎を解きあぐみ
旅寝の夢も結びかねつつ」
……ノーベル賞物理学者、
湯川秀樹さんの歌です。

本当に、どんな分野の人も
かつては和歌を創作するのが
当然だったわけですね。
この習慣、なくなったままで
いいのだろうか……。

やはり歌はその人の
個性のようなものを表します。
人生の選択において、

どんな心の葛藤があったのか?
それを想像するヒントにもなりますから、
知っていて損はないかもです。

ちなみに
「ときは今あめが下しる五月かな」

こちらは大河ドラマの主人公、
明智光秀が、信長の歌会で
披露した歌とされますね。

「時」と本来の出身士族である
一族の誇りでもある「土岐」を
かけている。

本能寺につながる思いが、
すでにここには
秘められていたのかもしれません。



[常識転換の読書術]

そう決めたら、あとは実行するだけ

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「今回のことは誰にも相談しませんでした」
「すべて1人で決めました」

そんなふうにおっしゃっていたのは、
元SMAPの中居正広さん。
いよいよジャニーズを退所するということで、
今日は記者会見を開いていました。

別にわたしは
前からファンだったわけではありませんし、
今もお昼にやっている情報番組で
たまに見る程度。

ですが、ニュースで会見を見て、
なんとなく励まされた気持ちになりました。

辞めることは、自身でずっと考えてきたこと。

それを誰かに相談すると、
いろいろ言われてしまうし、
そこでまた悩んでしまう。

だから誰にも何も相談せず、
まずは1人の会社をつくり、
とにかく動き出してみた……。

だから司会進行から事前の説明まで、
会見は全部、
全部1人で仕切っていました。

言えないことは
「言わない」とハッキリ言うし、
はぐらかすことも、
思ってきたことを素直に言う、
どこぞの政治家やら経営者の会見とは、
まるで違いましたね(笑)

これだけ活躍しているトップスターでも、
自分の仕事について悩み、
試行錯誤している。

その結果、正解はわからないけど、
「こうしてみよう」と思うことに
踏み出していくしかない……と。

私たち、うまくいかないときには、
「誰か何とかしてくれよ!」なんて
頼りたくなるし、
それで満足いく答えが出なければ、
人を批判したくもなります。

でも、結局は甘えで、
自分にとって大切なことだからこそ、
自分だけで考えて、
自分自身で選ぶ道を決めなければいけないんです。

結局、「自分がやるべきこと」は、
「いま自分にできる最大限のこと」
でしかない。

だったら、それを実行しようよ……と。
どんなことでも同じですよね。

「自分も頑張らなきゃな」という
気持ちになりました!

写真は「Huffpost」よりです。



[公私混同の時間]