なぜ鬼の日に正月が始まるの?

画像は最近、ドハマりしている漫画、
『鬼滅の刃』の、
ねずこさん……ですが、
12月13日は「鬼」の日だったそうです。

正確には「鬼宿日」と言われる日。

古代中国に発する
「二十八宿」という占星術から
来ているそうですね。
毎月やってくるようですが、
婚礼などの慶事は原則、
タブーなんだそうです。

では、縁起の悪い日か……といえば、
じつは吉日。

なんでも
「鬼が宿にこもっている」ということで、
道ばたを歩いていても
遭遇することがない。
これは災難に遭いにくい
安全な日……ということです。

お釈迦様だって、
この「鬼の日」に無事、
生まれてきたらしい……。

それで12月13日は、
1年で最後の鬼宿。
外も安全だ……ということで、
この日を「正月事始め」といって
お正月の準備をする日に
されていたんだそうですね。

山に門松をつくる松を取りに行ったり、
年明けのために備蓄しておく
薪を取りに行っていた。

山にも鬼はいないから、
これは大丈夫だ……と。
いよいよ来年の準備にちょうどいい!
ということですね。

ということは、
この日以外には、
「あちこちに鬼がいた」と
いうことになります。

日本人はつい最近まで、
何か不運があれば、それは鬼のせい……と。
理不尽にふりかける不幸に対し、
ちゃんとスケープゴートを
用意していたわけです。

それはそれで
ポジティブシンキングなんでしょう。

文明の発達とともにいなくなった鬼
……と思いきや、
古くはラムちゃんから最近まで、
なんか人気の漫画には
よく「鬼」が出てきますよね。

まだまだ日本人には
「鬼の文化」がちゃんとあるんです。
それはそれで
大切に守るべきなのでしょう。



[公私混同の時間]

気楽に生きるための簡単なコツ!

本日はこちらの本の紹介!

心の強化書
(塚本亮著、ソシム)
というもの。

ノートのような誌面に
水色のマーカーでポイントを指摘。
とても読みやすいですね。
著者はケンブリッジ大学で、
心理学を学んだ方です。

で、突然ですが、
あなたは心が強い人でしょうか?
弱い人でしょうか?

難しいですよね。
弱くなっちゃうときもあれば、
強いだろう……というときもある。
ちなみに本書の冒頭には
チェックシートがありますが、
それをやったところ自分は普通らしい……。

塚本先生が言うには、
世の中には「心が強い人」なんて
そうめったにいない。

ようは心を自分でコントロールできるか、
そうできないかの差なんです。
たったそれだけの違いで、
人生が総じて楽しいか辛いかが、
大きく決まってしまう。

でも、そのコントロールの仕方は、
ちょっとしたことで構わないんですね。

たとえば今日、
私はミスを指摘されたうえに、
スケジュールを勘違いしていたことを
指摘された。
とても「有り難かった」んです。

その指摘した相手は、
たったいま、仕事が1つ
やり直しになったばかり。
すげえな!……と思います。

まあ、こんなふうに
感謝したり、人を称賛することで、
自分の心の弱さを
カバーすることはできるわけです。

背筋をのばしたり、呼吸を整えたり、
文章を書いたり、早起きしたり、
赤ちゃんの自分を想像したり、
本書でできることは簡単なことばかり。

それで生きるのがラクになるのであれば、
こんなお得なことはないと思いますよ!

ちなみに心を強くする方法の1つに、
「本屋に行く」というのも
ありました。

日本人のメンタルが弱くなったのは、
じつは本屋が少なくなったことも
影響しているのではないか……。



[常識転換の読書術]

イチョウ並木に感謝をこめて

こちらは朝の白金台プラチナ通り。
今年は台風で心配しましたが、
見事にイチョウは、
美しい黄色に染まってくれました。

この時期のこの通りは、
本当に美しいですね。

東京のシンボルでもある
イチョウですが、
じつは絶命危惧種である
……ということは、
去年のブログに書きました。

世界的にはそれほど
多くある樹木ではありません。
日本は一生懸命、
その木を守り続けているんですね。

春は明治通りの桜、
秋から冬はこちらのイチョウと、
近所からあまり動かなくても
自然は素晴らしい変化を
演出してくれます。

こういう時期になると、
四季のある日本に生まれたことに、
本当に感謝しなければいけないな

……と思います。

ところが、そんな日本が
いまや自然破壊の筆頭国のような
レッテルを貼られてしまった。

化石燃料……については、
いろいろ異論もあるでしょうが、
せっかくの自然を意識した
再生可能エネルギー開発を
怠っていたのは事実。

プラスチックゴミを大量に出しているのも
また事実。
反省しなければならない点は多いかもです。

先日は日本の若者の読解力が、
先進国中15位にまで落ちた
……という話をしました。
出版人としては痛い話しですが、
あの読書率の高かった日本が、
いまは「本を読まない国」に
様変わりしているんですね。

そもそも江戸時代を見れば、
あえて文明の進化を受け入れず
エコエネルギーに徹してきた日本。

その傍ら、下層の武士や町人にも
読み書きの習得を徹底しました。

だから日本人は
宮本武蔵のような武闘派の人も
出版ができるし、
農民もその気になれば本を書ける。
明治時代の読書率は世界ナンバーワンです。

そんな日本が、
いま大きく変わってしまっている。
自然はこんなに変わらないのに。
私たちはいま、未来への危機感を
大きく持たなければいけない時期
かもしれません。

やっぱり「武士道」だな……。うん。
古典の普及は私も復活させよう!



[公私混同の時間]

100年を超えて続けられる「果たせなかった夢」

12月10日は、「ノーベル賞の授賞式」が
スウェーデンでありました。

日本人の吉野彰先生も、
化学賞のメダルを受け取ったそうですね。
「化石賞」と違って、
こちらは大変名誉なことです!

でも、ずいぶん前に発表された
ノーベル賞の授賞。
どうして今頃に授賞式なのか?

じつは12月10日というのは、
ノーベル賞を創設した
アルフレッド・ノーベルさんの
命日なんですね。

彼の遺言に従い、
遺産を与える形で始まった
ノーベル賞。
ですから命日に授賞式をする
……というのは、当然のことなんでしょう。

このノーベルさんの遺産、
ご承知のように「ダイナマイト」によって
稼いだものです。

ニトログリセリンの発明者である
ノーベルさん、
その発明によって生まれた爆薬は、
19世紀の戦争の時代に
各国がこぞって求める商品になりました。

お陰で大儲けでしたが、
ノーベルさんには「死の商人」という
悪名が常に囁かれるようになります。

そんな彼が愛した女性の1人、
ベルタ・フォン・ズットナーという作家さん。
彼女は平和運動をしていた方でした。

「死の商人」と「平和運動家」の恋……。
んなももの、
うまくいくわけもありません。
ズットナーさんは他の男性と結婚し、
ノーベルさんは生涯独身だった……。

もっとも愛人は何人もいたようですが、
そんな出会いが、
彼に「死の商人」と呼ばれることの
不名誉さを、
強く感じさせるようになったようです。

「私は無益な人間だが、他人の価値を見出し、
称えることはできるはずだ」

『奮い立たせてくれる科学者の言葉90』
で紹介してものですが、
どうせ子どももいない一人身の境遇。
だったら戦争で儲けた遺産は、
平和のために使ってやれ……と、
ノーベル賞の創設を思いついたわけです。

ちなみに先のズットナーさんは、
彼の死後に平和賞を受賞しています。

そういえば平和賞だけ
ノルウェーでの授賞式になりますが、
さすがノーベルさん、
あえてスウェーデンと長年、
仲の悪かった隣国を、
開催地にあえて入れたと言われますね。

自分が生前に引き起こした災難を
すべてシャッフルして、
平和な世界をつくりたかった。
その夢が死後、
100年以上もずっと続いているわけです。



Words of Wisdom〜君はこの言葉を知っているか?

やっぱり桃子さんは男性の味方!?

本日はこちらの「電子書籍」の紹介。

なぜ女はこんなことで怒るのか
(インプレス、594円)
というもの。

著者は「賢者の会」で
お話をしていただいたこともあります。
「草食男子仕置人」として活躍している
コラムニスト。
神崎桃子さんですね。
本書もパブリシティで送っていただきました!

ようするに男性に向けて、
女性との付き合い方を指南する本。
昔はけっこう売れていましたから、
私も編集者時代に制作したことがあります。

なんとなくそのころに
桃子さんに会いたかった気がするが(笑)、
このテーマ、いまは電子がメーンなんですね。
まあ、そのほうが買いやすいかも。

じつは男性は絶対に、
この本読んだほういいんです。

それは別に恋愛に限った話しではありません。
仕事でも当然ながら、
女性とチームを組むでしょう。
でも、女性の思考方式がわかっていないから、
最高の能力を引き出すことができない。
まあ、私も人のことを
言えた柄じゃありませんが……。

たとえば本書の冒頭には、
女性が買い物に
「迷う」という話が出てきます。

「女性脳は最終的な決断をすぐに下さない」
「情報を集め、たくさんの選択肢の中から
よいものを選ぼうとする」
それは種族生存のため、
よりよい男性の遺伝子を見分けてきた
本能から発したものなのでしょう。

だから女性には情報を与えないといけないし、
選択肢を与えないといけない。
「こうしてほしい」という意思があれば、
そこに納得してたどりつけるように
男性は導いてあげる必要があるんですね。

・「コレとコレどっちがいい?」と聞かれたら?
・「なんでもいいよ」と言われたら?
・「この子カワイイと思わない?」と問われたら
・愚痴や不満を言われたら……?
「仕事と私どっちが大事なの?」
……と言われたら?

さすが桃子さん、軽快なタッチで
明確に面白く、案外と男性の心に
グサッと刺さることを言ってくれる……(笑)

ぜひ気になる方は、
ダウンロードしてみてください。
電子ではかなり、評判もいいみたいですよ!



[常識転換の読書術]